ホラー漫画「ある設計士の忌録 疫神」ショート・レビュー

鯛夢さんの漫画「ある設計士の忌録 疫神」ショート・レビュー。

工務店経営の「私」が、不思議な力を持つ設計士の「先生」とともに、不動産絡みのオカルト案件に関わっていく「ある設計士の忌録」。その2巻的位置づけの本作、5話+ショート2話の怪奇話を収録。

前巻終盤で登場した女性設計士・瑠子(カバーの女性)が、今巻では準レギュラーに。先生の助手として各案件に関わるのだが、超絶なホーリーパワーを持つ彼女が及ぼす影響が新鮮。愛想の無さ(笑)も雰囲気とマッチしていて良い。

また実話系のオカルト・ホラーである本シリーズ、今巻でもその絶妙な「実話感」は健在。ヤクザ絡みの浄化清掃、中古物件に出る首吊りの霊など、「いかにも」な恐怖案件の数々が面白い。これらをグロ描写控え目で実話感をアップさせ、かつ、しっかり怖く仕上げているのは流石。

というわけで待望の続巻刊行となった「ある設計士の忌録」シリーズ。雑誌「HONKOWA」誌での連載は続いており、次巻発売予定もあるよう。ホラー漫画は好きだけど気持ち悪いのはちょっと…という方にもオススメの一作。

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