漫画「ドントクライ、ガール」全1巻―泣き顔が見つめる先には○○○

ピン芸人のアキラ100%さん、大人気ですね。笑えて、それでいてドキドキがとまらない。そして終わった瞬間にはなぜかホッとする究極の裸芸(笑)。大好きです。

しかし股間をお盆で隠すその芸風、なんか既視感あるなぁ…とひっかかってたら思い当たりました。

ヤマシタトモコさんの「ドントクライ、ガール」です。タイトルに比して涙をぬぐう少女。そのわけは―。

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概要

「ドントクライ、ガール」は全1巻の漫画。表題作「ドントクライ、ガール」は全6話で本巻の約2/3、残り1/3は「3322」という中編を収録しています。

両親の不手際によってその知人宅に居候することになった高校生・たえ子。しかしドアを開けて出てきたのは一糸まとわぬ裸族の男・枡田だった―というのが「ドントクライ、ガール」の出だし。本編は下ネタ満載のコメディ漫画です。

「ドントクライ、ガール」感想

二人の出会い。たえ子に丸出しであることをとがめられた枡田。「ちょっと待って」と引っ込んだ枡田。少しのち部屋に入ったたえ子はある変化に気づく。家に入った瞬間から枡田の◯◯が目に入らない―!

「◯◯の動線上に障害を設定したのさ!」

ああ、それなら大丈夫…なわけない(笑)。その後もいろいろなもので前やら後ろやら隠すのですが、ああ、これはまさにアキラ100%。漫画界にもご同業がいたとは…(違う)。

そんな「ドントクライ、ガール」。普通の高校生がある意味、否応もなしに異世界に放り込まれたそのギャップに笑いがこみ上げる漫画。結構イケメンな枡田、そしてさらにイケメンだが変態な友人・陣内も交えてたえ子のツッコミが止まらない。

…と思いきや、中盤以降あれれ?二人の関係も変化してきてまた別のおもしろさがジワジワと。うん、やっぱり女性って強いですよね(笑)。

同時収録の「3322」は「ドントクライ、ガール」と一転、少女とちょっと訳ありな女性二人の出会いと別れを描いたシリアスな中編。子どもから大人へと変化する微妙な年頃の心情が伝わる、ヤマシタトモコさんらしい一編です。

というわけで漫画「ドントクライ、ガール」の感想でした。やっぱり裸族でいるにはそれなりに節制が必要なんですね(そこじゃない)。

漫画データ
タイトル:ドントクライ、ガール (クロフネコミックス)著者:ヤマシタトモコ出版社:リブレ発行日:2010-07-09