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電子書籍で雑誌は読みにくい?紙書籍には無いメリットは?

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現在、様々なジャンルの書籍が「電子書籍」で読めるようになりました。「雑誌」ジャンルもその一つで、多くの出版社の雑誌が電子書籍として楽しめます。

ですが他の書籍と較べて、雑誌は比較的サイズ(判型)が大きく、電子書籍での読みやすさが気になるところ

そこで本記事では「電子書籍における雑誌の読みやすさ/読みにくさ」を、実際の読書経験からご紹介。併せて紙書籍にない「電子書籍雑誌のメリット」などにも触れます。

雑誌は電子書籍で読みにくい

まずは電子書籍雑誌の読みやすさについて。結論から書くと「電子書籍で雑誌は読みにくい」。もう少し正確に表現するならば「スマホなど画面が小さい端末では読書に難がある」というところ。

紙の雑誌を想像してもらえるとわかりますが、雑誌って大体サイズ(判型)が大きいですよね。

会計士・税理士・社労士(週刊ダイヤモンド 2022年12/3号 [雑誌])
婦人画報 2023年1月号 (2022-12-01) [雑誌]
Number(ナンバー)1064号[雑誌]

これらをスマホやタブレットで読もうとすると、どうしてもオリジナルより小さいサイズで読むことになるので、可読性が落ちます。

また電子書籍は「文字サイズを変更できるリフロー型」と「文字サイズを変更できない固定レイアウト型」(ページが一枚のイメージになっている)の2種類がありますが、電子書籍雑誌の多くは固定レイアウト型

なのでページの部分拡大はできますが、文字を任意のサイズに変更できないので、書籍によっては細かい文字が読みにくい場合があります。

読むなら画面サイズの大きい端末で

というわけで、基本的には「電子書籍の雑誌は読みにくい」。ですがそれは「端末の画面が雑誌より小さいため」なので、端末が大きければ必然的に読みやすさがアップします。

私は電子書籍を読むのに、基本的に8インチサイズのタブレットを利用しています。ですが、それでも雑誌はギリギリ読めるかな、ぐらいの印象。快適に読むにはiPadのような9~10インチ以上のタブレットが良いでしょう。

2022 Apple 10.9インチiPad (Wi-Fi, 64GB) – ブルー (第10世代):Apple Computer

これぐらいのサイズになると、雑誌を見開きで見ても部分拡大で見ても、満足のいく読書ができるでしょう。電子書籍はパソコンでも読めるので、液晶モニターでの雑誌読書もオススメです。

電子書籍はのメリットを活かした雑誌読書

また電子書籍の雑誌にはデメリットだけでなく、「紙の雑誌とは異なるメリット」があります。実際に使って感じるのは、主に以下の3点。

  • 保存・保管に場所を取らない
  • バックナンバーが手に入りやすい
  • 「定額読み放題」で安価に大量の雑誌を読める

以下、各メリットの詳細についても触れておきます。

保存・保管に場所を取らない

雑誌は長い間保管しようとすると、ものすごいスペースが必要になってきます。また処分しようと思っても、積もり積もると結構な重さになるので大変。

その点、電子書籍の雑誌ならば、端末や外部メモリーに保存するだけ。保管するのに物理的な場所を取りません

容量が足りなくなって削除しても、ストアからいつでもダウンロードできます。この取扱の容易さは、紙書籍には無いメリットです。

バックナンバーが手に入りやすい

また「雑誌のバックナンバーが手に入りやすい」のも、電子書籍ならではのメリット。

紙書籍の場合、店舗に在庫が無い時は注文や取り寄せがやや面倒。ですが電子書籍の場合は簡単に購入できて、しかもすぐ読める!

もちろん、全ての雑誌のバックナンバーが揃っているわけではありませんが、中には数年~十数年分を電子化している雑誌も。

「定額読み放題サービス」が便利

最後、電子書籍雑誌ならではのメリットが「定額読み放題サービス」、いわゆるサブスクリプションを利用できること。

月額定額料金で複数の雑誌が読み放題となるのは、個別購入と比べてかなりお得です。以下「雑誌が読める読み放題サービス」の一例です。

Kindle Unlimited(Amazon)

Amazon・Kindle電子書籍の読み放題サービス「Kindle Unlimited」。漫画単行本・一般書籍のほか、2万冊以上の雑誌が定額読み放題の対象。

また雑誌のほか、Kindle限定配信の書籍も読めます。月額料金は980円(税込)で、30日間の無料体験あり。

BOOK☆WALKER 読み放題

KADOKAWA系列の電子書籍ストア「BOOK☆WALkER」の読み放題サービス「BOOK☆WALKER 読み放題」。「マンガコース」と「MAXコース」の2種類があり、どちらも漫画単行本の他、漫画・アニメ系の雑誌90誌以上が読み放題です。

特にKADOKAWA出版のアニメ系雑誌に強いのが特徴。月額料金は「マンガコース:836円 / MAXコース:1,100円(いずれも税込)」で、初回利用は14日間の無料期間あり。

コミックシーモア読み放題

電子書籍ストア「コミックシーモア」の読み放題サービス「コミックシーモア読み放題」。プランは「フル:月額1,480円 / ライト:月額780円(いずれも税込)」で、どちらも雑誌約600タイトルが読み放題対象。

ジャンルは「サブカル・大人向け」多めで、他の読み放題サービスとは少し趣が異なります。特に合計6万冊以上が読み放題の「フル」は大人向けコンテンツ多め。雑誌以外にも大量の写真集が読み放題となっています。初回利用は7日間の無料期間あり。

まとめ

以上、「電子書籍で雑誌は読みにくい?紙書籍には無いメリットは?」でした。

紙・電子ともメリット・デメリットありますが、それぞれの長所を活かすと利便性がアップ。効率の良い雑誌読書に繋がります。

なお雑誌のバックナンバーを購入するならば、「電子書籍ストアの初回限定特典」利用がオススメ。

クーポンなどで高額な雑誌もお得に読めるので、気になったストアで雑誌をチェックしてみてください。

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