電子書籍の使い方・メリット・デメリットなど疑問をQ&A形式で回答!

「電子書籍で漫画を読んでみたいけど、初めてだから良くわからない」
「電子書籍を使い始めたけど、いろいろ疑問がある」

そんな電子書籍初心者の方向け「電子書籍の疑問を解消するQ&A」です。

電子書籍に関するいろいろな疑問を、実際に長年利用している経験をもとに、Q&A形式でお答えします。漫画ブログなので、電子書籍漫画に関する内容が中心です。

電子書籍漫画のメリットは?

実際に利用して感じる「電子書籍で漫画を読む」ことの主なメリットです。

  • 発売日、日付が変わった瞬間にすぐ読める
  • セール・クーポンの利用で、値引き価格で購入できる
  • 大量に購入しても保管場所の心配をしなくて良い
  • 絶版漫画の電子化や電子書籍オンリーの漫画など、紙書籍では手に入らない漫画が読める

値引き価格で買えるのは、電子書籍の大きなメリット。漫画の多読につながっています。また過去の絶版本を安価な価格で読めるのも、電子書籍ならでは。

電子書籍漫画のデメリットは?

メリットに対して、「電子書籍で漫画を読む」ことの主なデメリットです。

  • 電子書籍が読める環境(端末など)が必要
  • 電子書籍では読めない漫画がある(著者が電子化を許可していない漫画など)
  • 貸し借りがしにくい
  • 売れない

「読むための環境が必要」というのは、紙書籍には無い大きなデメリット。貸し借りがしにくいというのは、地味にマイナスです。不要な本を中古として売れないのは残念ですが、セールなど値引きを考えるとトントン、でしょうか。

電子書籍を読むために必要なものは?

電子書籍を読むためには、今このページをご覧になっている端末、つまりスマホ・タブレット・パソコン(Windows・Mac・Chromebookなど)があれば充分です。

それらの端末で、

  • 各電子書籍ストアで用意されているリーダーアプリ
  • ブラウザ(ChromeやSafari・Firefoxなど)で電子書籍が読めるブラウザビューア

を利用することで、電子書籍の読書ができます。

なおストアや電子書籍の種類によって、読書環境が異なる場合があります。ストアのヘルプや電子書籍の詳細ページで利用環境を確認しておくと安心です。

電子書籍用の専用端末は必要?

スマホ・タブレットPC・パソコン以外でも、Amazonの「Kindle Paperwhite」のような電子書籍【専用】端末で読書ができます。

ですが個人的には、専用端末よりも【スマホ+アプリ】や【パソコン+ブラウザビューワー】での読書がオススメ

電子書籍はストアによって販売ラインナップが異なります。そのため専用端末ではなく、複数ストアをそれぞれのアプリ・ビューワーで利用する方が、より多くの電子書籍漫画をカバーできるでしょう。

電子書籍はパソコンで読む方法は?

電子書籍でパソコンを読む方法は、下記の2種類です。

  • ブラウザビューア
  • デスクトップアプリ

ブラウザビューアは特別なアプリは必要ありませんが、オンライン環境が前提。

一方デスクトップアプリはパソコン(Windows・Mac)へのインストールが必要ですが、事前に電子書籍のデータをダウンロードしておけば、オフライン環境でも読書ができます。

なおどちらの方法も、各電子書籍ストアで提供方法・利用環境が異なります。詳しくは各サービスのヘルプをご参照ください。

電子書籍はパソコンとスマホで共用できる?

一つのサービスに登録、電子書籍を購入した場合。リーダーアプリなどに登録したアカウントでログインすれば、複数環境で同じ電子書籍を読むことができます。

例えばブックライブに登録したアカウントで、パソコン・スマホ・タブレットにインストールしたアプリにそれぞれログインすると、それぞれの環境で問題なく読書ができます。

なお同時に利用できる端末を、5台程度に設定している電子書籍ストアが多いようです。上限を超えて新しい端末を利用する場合は、使わない端末の登録解除などが必要になります。

参考:ブックライブQ&A「何台の端末を利用できますか?」

電子書籍の決済方法は?クレジットカードは必要?

電子書籍ストアでは、主に下記のような決済方法が用意されています(利用できる決済方法はストアによって異なります)。

  • クレジットカード
  • 電子書籍ストアの専用プリペイドカード(Amazon・DMM・ブックライブなど)
  • 各種ポイント(Amazonポイント・Tポイントなど)
  • キャッシュレス決済(PayPay・楽天Pay・LINE Payなど)
  • 電子マネー(WebMoney・BitCash・楽天Edyなど)
  • 後払いサービス(Paidy・atoneなど)
  • コンビニ支払い・銀行振り込みなど

電子書籍の購入にはクレジットカードの利用が一般的ですが、クレカ以外の決済方法も用意されていることがお分かりいただけると思います。

ただし一部ストアでは、特定ジャンルの書籍購入にクレジットカードが必要なことも。ストアのヘルプ等で確認しておくと良いでしょう。

クレジットカードを使わない電子書籍の購入方法については、下記関連記事もご覧ください。

電子書籍は紙書籍より安い?値引きはあるの?

電子書籍は紙書籍と較べて若干お得な価格に設定されていることが多く、またセール・ポイント還元もあるので、総じて紙書籍よりお得に買える、と言って良いでしょう。


【Kindleより、セール価格になっている電子書籍の例】

さらに、電子書籍ストアのセール・値引き傾向を知っておくと、よりお得に

例えばKindle電子書籍は、電子書籍ストアで共通で行われるセールのほかに、独自の値引き・ポイント還元セールを行います。

一方、ブックライブやebookjapanなど国産の電子書籍ストアは、共通セール・独自セールの他に「クーポンによる値引き」を行う場合があります。


【参考:ブックライブのクーポンガチャ

クーポンによる値引きを利用すると、新刊やセール対象の書籍をさらにお得な価格で購入できます。

複数のストアをチェックして使い分けると、よりお得に電子書籍が買えるでしょう。

各電子書籍ストアでは同じ漫画を配信しているの?

集英社・講談社・小学館のような大手出版社から刊行されるものは、ほぼ同じ電子書籍・漫画が各ストアに配信されていると考えて良いでしょう。

ですがそれ以外に特定の電子書籍ストアにのみ配信される漫画や、電子書籍ストア独自のオリジナル・レーベルから配信される漫画があります。

限定配信の例としては、ebookjapanの永井豪作品横山光輝作品などが挙げられます。

オリジナル・レーベルの例としては、下記のようなものがあります。

限定配信以外にも連載漫画の先行配信など、電子書籍ストアによって微妙な違いがあったりします。複数のストアをチェックすると、面白い漫画に出会える確率が高まるでしょう。

Kindleで買った電子書籍は他のストアで読めるの?

Kindleで購入した電子書籍は、Kindle専用端末やKindleが読めるリーダーアプリでのみ、読書ができます。他の電子書籍サービスでは読むことができません。

同様に、他の電子書籍サービスで購入した書籍も、そのストア用のアプリ等でのみ、読書ができます。

電子書籍の読み放題サービス(サブスク)はあるの?

一部の電子書籍ストアでは、月額定額料金で電子書籍が読み放題となるサブスクリプション・サービスを提供しています。またサブスクリプション専用のサービスもあります。

代表的な例としては、

などがあります。詳しくは下記記事もご覧ください。

電子書籍ストア選びのポイント

電子書籍ストアは様々なサービスが展開されていますが、

  1. 電子書籍漫画のラインナップ
  2. 値引き・ポイント還元などのお得さ
  3. サイトの使いやすさ・電子書籍の読みやすさ

をチェックすると、より充実した漫画読書に繋がります

電子書籍漫画のラインナップ充実度

講談社・集英社・小学館のような大手出版社の漫画ラインナップは、どの電子書籍ストアでも大体おなじ。

ですがマニアックな漫画や特定ジャンルの作品は、ストアによって品揃えに微妙な差異があります


【参考:Kindleのインディーズ漫画

例えばKindleなら有名漫画家のインディーズ作品ebookjapanなら懐かしの名作漫画が配信されている、といった特徴があります。

「自分が読みたい漫画が配信されているか?」を、利用候補の電子書籍ストアでチェックしておくと、スムーズに読書ができるでしょう。

なお「全ての電子書籍漫画を配信しているストアは”無い”」ので、より多くの漫画コンテンツを読むためには、複数ストアの併用がオススメです。

値引き・ポイント還元などのお得さ

電子書籍では「大幅な値引きセール・ポイント還元」があります。

そこで特にチェックしておきたいのは、各電子書籍ストア「独自」で行われるセール・値引き傾向

【参考:ブックライブの小学館漫画セール】

例えばKindleなら白泉社・一迅社、ebookjapanなら集英社、ブックライブなら小学館…のように、ストア独自で特定出版社のセールを行うことがあります

これらの傾向については後述しますが、理解しておくとよりお得に漫画が読めるでしょう。

電子書籍ストアの使いやすさ・読みやすさ

特に重要視したいのが、「ストアの使いやすさ・電子書籍の読みやすさ」

  • ストア(サイト)の表示速度
  • 電子書籍の探しやすさ
  • セール・キャンペーンなど各種情報のわかりやすさ
  • 自分の利用したい支払い方法への対応
  • 自分の読書環境(スマホやパソコンなど)での読みやすさ

などを確認しておくと、ストレスの無い電子書籍読書に繋がります。

気になったストアのデザインやレスポンスをチェックしたり、無料作品を試し読みしてみると、使い勝手の感覚がつかめるでしょう。

おすすめの電子書籍ストアは?

多くの電子書籍ストアがありますが、管理人が実際に漫画を読んでいて、「読みやすさ・使いやすさ・お得さ」を感じる電子書籍ストアをご紹介します。

電子書籍で漫画を読むのにやはり外せないのが、AmazonのKindle電子書籍

大幅な値引きセールでお得に漫画が読める以外にも、有名マンガ家によるインディーズの電子書籍があるのが、Kindleならではの特徴です。

個人的にKindle以上に漫画を読んでいるのが、電子書籍ストアブックライブ(BookLive!)

ストアの使いやすさ・電子書籍の読みやすさがとても優秀。日替わりクーポン「クーポンガチャ」や各種ポイント還元で、電子書籍が安定してお得に買えるのも魅力です。無料漫画も多数用意されています。

Kindle以外でもうひとつ、電子書籍漫画を読むのに重要なストアがebookjapan(イーブックジャパン)

名作漫画や独自・限定コンテンツなど、他の電子書籍ストアで読めない漫画コンテンツを配信。PayPay(ペイペイ)と連動したキャンペーン集英社コミックの独自値引きセールなどもかなりお得です。

電子書籍と成人向けコンテンツほど相性の良いものはない(笑)のですが、そのジャンルが質・量とも圧倒的に充実しているのが【DMMブックス】です。

独占配信・先行配信されている漫画のほか、50%を超える割引セールも常時開催されていて、とてもお得。もちろん一般漫画を読むのに利用してもOKです(※DMMブックスの成人向けブランド名称は「FANZA」で、DMMブックスと相互利用ができます)。

漫画読書が充実する電子書籍ストアの使い方

最後に、効率良く&お得に漫画を読むための「オススメの電子書籍ストア利用方法」です。

私はメインの電子書籍ストアとして、

  • サイト・アプリのレスポンスの良さ
  • 電子書籍漫画の買いやすさ&読みやすさ
  • 日替わり「クーポンガチャ」による安定した値引き

などの理由から、【ブックライブ(BookLive!)】を利用しています。

また【Kindle(Amazon)】【ebookjapan(イーブックジャパン)】【DMMブックス】の各電子書籍ストアを、

  • 独自セールで大幅な値引きのある漫画をKindle
  • 「ebookjapanでしか読めない漫画」をebookjapan
  • ちょっとエッチな漫画を(笑)DMMブックス(FANZA)

それぞれ購入する、という感じで併用しています。

これが慣れると便利。各ストアの独自セールもチェックでき、お得な漫画読書につながっています。

これから電子書籍を利用するという方も、まずは複数のストアを利用してみると、それぞれの長所がわかって便利に使えるでしょう。

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電子書籍は漫画の多読にオススメ

上記のメリット・デメリットを踏まえて、個人的には電子書籍での漫画読書は「オススメ」です。

やはり紙書籍よりお得に買えることが、漫画の多読にはとても大きい要素。また保管場所を取らないのも、ある意味多読につながっています。

そして何より「電子書籍でしか読めない漫画がある」というのが重要。漫画を幅広く読むためには、電子書籍が欠かせません。紙書籍と併用すると、より多くの漫画コンテンツが楽しめるでしょう。

「電子書籍のQ&A」まとめ

以上、「電子書籍のQ&A!漫画を楽しく読むために疑問を解消」でした。

電子書籍ストアは同じように見えて、それぞれ特徴・特色があります。また快適な電子書籍読書のためには「使いやすさ・読みやすさ」も大事

理解して使うと、より電子書籍での漫画読書が充実するでしょう。

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