漫画「グレイト トレイラーズ」1巻ショート・レビュー

宮川輝さんの漫画「グレイト トレイラーズ」1巻のショート・レビュー。光文社のWEB漫画メディア「COMIC熱帯」連載で、同レーベルからの単行本第一弾。

9年前の大震災で壊滅した2045年の旧日本の大阪で、「技術遺産」をサルベージして生きる人々。

変態能力を持つ主人公・ナオキは、無法サルベージ集団に追われる少女・ヒナコを助けるが、さらに高度な科学力を持つ謎の集団が現れて…というSFストーリー。

まず目を引くのは、ハイレベルな作画とスケールの大きい廃墟描写。そしてそれらをバックに序盤から展開される逃走劇&アクションシーン、疾走感があって非常に小気味良い。豊かな表情を見せるキャラクターたちもとても魅力的。

反面、荒廃した世界・特殊能力を持つ主人公・物語の秘密を鍵を握る少女・愉快な仲間たち・超科学力を持つ敵など、劇中に登場する要素にはやや既視感があり、新鮮味が少ないように感じる。

ビジュアルやキャラクターはこれ以上無いレベルの高さなので、さらに「この漫画じゃないと読めない!」というドキドキ・ワクワクを感じさせるストーリー展開を期待したいところ。SF漫画界に旋風を巻き起こして欲しい。

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