おおのじゅんじさんの漫画「機動戦士ガンダムF91プリクエル」3巻のショート・レビュー。
映画「機動戦士ガンダムF91」の前日譚(プリクエル)描くガンダム漫画も、はや3巻に突入。今巻では
- 文化祭のミスコンに繋がるシーブックと仲間たちの策謀
- サナリィとアナハイムの次期主力機争い
などを中心に、あいも変わらず本編に繋がる興味深いエピソードが綴られていく。
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映画本編ではミスコンが水着ではなくドレスだったり、セシリーやシーブックのセリフが(ある意味)不思議なものだったが、そこに帰結するまでの過程がサムやアーサーなど友人たちとの交流を交えて描かれる。
シーブック周辺の人間模様、そしてセシリーとの微妙な距離感などが、やや青春風味で展開。はて、俺は今なんの漫画を読んでいるんだ?(笑)と思ったりもするが、2時間の映画では表現できない部分を読んでいると考えると、なかなかおもしろい。
後半ではモニカ・アノーを中心としたF91の開発風景へ。おおのじゅんじさんの洗練された作画によるF91は、この漫画でしか読めないカッコよさ。さらにサナリィの競合となるアナハイムは、”新たなMS”を投入し…?
内容的にいよいよ本編に近づいてきた、という印象の「機動戦士ガンダムF91プリクエル」。「映画の前日譚」としての面白みを十分に味あわせてくれる。
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