女子二人。腹が減ってはバンドもできぬ―漫画「ハミングバード・ベイビーズ」1巻

集英社のWEBマンガメディア「ふんわりジャンプ」で気になっていた漫画「ハミングバード・ベイビーズ」の1巻が5月19日に刊行!

カバーで寄り添う女子二人。しかしなんだか食べものが目立つ…?

本作は作画:朔田浩美さん、原作:久住昌之さん。久住さんと言えば、そう。「孤独のグルメ」ほか、グルメ漫画を多数手がけておられる作家さん。なるほど。

しかし音楽と食べ物という組み合わせ。どんなストーリーなのかなかなか想像がつかないですよね。私も「ふんわりジャンプ」で目を通したのは数話。果たしてどんな漫画なのか…。

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あらすじ

美人だが婚約者にフラれ、人生に自信の持てないOL・平雫(たいら・しずく)、25歳。

ボーカルが結婚してバンドが解散。バイトをしながら音楽での成功を夢見るドラマー・ヨネ、28歳。

どん底にいる二人は有名アーティストのライブで知り合い意気投合。酒を酌み交わす仲に。

ふとしたきっかけで雫のギターを聞いたヨネはその音に魅せられ、雫に未来を見る。

カホンで雫のギターとセッションしたヨネは可能性を確信。「あたし もっとあんたとやりたい!」

かくして「ハミングバード・ベイビーズ」は走り出す―。

「ハミングバード・ベイビーズ」1巻感想

えー、予想以上にグルメ漫画でした(笑)。各話の半分はだいたい食べたり飲んだりしてます。

でもおもしろい!雫とヨネのキャラクターがいいですね。二十代後半、人生にいろいろ悩む時期に差し掛かった等身大の女性たち。二人が恋に、音楽に、いろいろ悩みつつもちょっとずつ前に進んでいる感じ、見ていて心地良い。

各話の構成は前半・音楽パート、後半・食事パート、という展開が多いのですが、食事パートで実にうまそうに二人が飯を食うw。

作中に登場するお店はおそらく東京に実在する飲食店、をちょっともじっているようですが、二人が食べるご飯が本当においしそう。ミュージック・シーンでスカッとした後は口内に唾液があふれる。脳みそが忙しい!

もちろん音楽シーンも手抜きなし。雫のギターの師「地獄師匠」を加えた三人のセッション・シーン。漫画という音の無い世界ながらグルーブ感が伝わってくる描写。迫力を感じました。

そして雫とヨネの絆の深まりとともに、漫画も盛り上がってきて…でもやっぱり飯食ってる(笑)。特に印象的だったのはヨネが自宅で作る朝食。これがもう、ウマそうでウマそうで…。今度カリカリ目玉焼き作ろう♪

というわけで「ハミングバード・ベイビーズ」。飯・音楽・そしてドラマと三拍子そろった漫画。満足の第1巻でした。雫とヨネがこれからどんな飯を食べるかセッションを奏でるか、楽しみです。

漫画データ
タイトル:ハミングバード・ベイビーズ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)著者:久住昌之出版社:集英社発行日:2017-05-19