漫画「子育てビフォーアフター」1巻―わかりすぎる子育てあるあるが満載

発売を楽しみにしていた漫画、吉川景都さんの「子育てビフォーアフター」1巻を読みました。

作者の吉川景都さんは今も現役バリバリで活躍されている漫画家さん。私は「葬式探偵モズ」シリーズ(完結)、そしてヤングキングアワーズで現在連載中の「鬼を飼う」で楽しませていただいております。

カバーをチェック。スウェット姿で汗をかきかき、娘さんを抱っこする吉川さん。しかしそんなことは意にも介さず微笑む娘さん。まさに親の心子知らず、ってやつですねw。

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概要

「産む前と後ではマジで世界観が180度変わった!」がキャッチコピーの漫画「子育てビフォーアフター」。もともとは作者の吉川景都さんがツイッターで公開していた趣味の漫画が共感を呼び、新潮社から単行本が発売されるに至った作品。

登場人物は吉川さん・夫・猫4匹、そして2歳半の愛娘「えっちゃん」。「ビフォーアフター」という名の通り、「子育て(出産)前に思っていたこと」と「出産後・子育て中に感じたこと」、両者のギャップを楽しく描いた4コマ形式の漫画です。

新潮社「コミック@バンチ」編集部がお届けするWEBマンガサイトです。毎週金曜日更新!登録不要!完全無料!シビれるマンガをお届けします。

作品の一部は吉川景都さんのツイッター、および新潮社「くらげバンチ」サイトで読むことができます。

「子育てビフォーアフター」1巻レビュー

Before:自分の子どもの写真を待ち受けにしている人が信じられない
After!:自分の子どもならどんな写真でも待受にできる

→あるある!

Before:なんで駄々をこねる子を親は叱らないんだろう?
After!:無駄無駄無駄無駄!落ち着くのを待つしか無い!

→あ・る・よ・ね~!

Before:赤ちゃんを見るとどうして菩薩のような顔になる人がいるの?
After!:あ、赤ちゃん!(よその子でも微笑ましく見つめる)

→ありすぎて震える。

なんて感じで、子どもを持つ前に感じていたことと、子どもを持った後に実感することのギャップがコミカル+やや自虐的に描かれます。

私は男親なんで出産や授乳についてはわからないところもありますが、子どもを持ってから感じた「あるある」、実に共感できます。「子どもを授かってから理解したこと」だけではなく、「子どもを持ってから変化した感情」なども描かれ、我が身を振り返ると「あー、確かにそうかも!」と思うことしきり。

また吉川家には一般家庭と違う特徴も。それは猫ちゃん(※猫にちゃん付けするヤツ)が4匹いること!猫たちとえっちゃんの絡みがかわいくておもしろいんですよね。遊び盛りのハルちゃんとの触れ合いは実にほっこり。読んでいると思わず口角が上がってしまいます。

そして本作で描かれるのは「子どもカワユス」だけにあらず。子どもの生態への理解から自身の変化への驚き、そこから「自分の親の子育て」に思い至る過程が興味深いところ。子育てって連綿と続いてるんですよね。自分の親もさぞかし苦労したに違いない…。

そんなことを感じさせてくれる漫画「子育てビフォーアフター」1巻、実に共感できる子育てあるあるが満載のエッセイコミックでした。絶賛子育て中の方も子育てを終えた方も、もちろんこれからお父さんお母さんになる方にも手にとっていただきたい漫画です。

うちの息子はえっちゃんの年齢をとうに超えてしまっていますが、本作を読んで辛かったけど楽しかった幼少時の思い出が蘇りました。うん、その時の気持ちを思い出せば、ヤツが多少アホなことをしても許せそうな気がする(笑)。

まあとにもかくにも全編から伝わってくるのは、「吉川さん、ホンマにえっちゃんがかわいくて仕方ないんやなぁ」ってことですけどね!

オマケ:本屋で買ったら何気にペーパーが入ってて嬉しかった!「あるある」を一つ多く楽しめました。

漫画データ
タイトル:子育てビフォーアフター 1巻 (バンチコミックス)著者:吉川景都出版社:新潮社発行日:2017-09-08