漫画『魔法のつかいかた』5巻ショート・レビュー

草間さかえさんの漫画『魔法のつかいかた』5巻のショート・レビュー。

「魔法使い」(※呪術師的な)である泉太郎と、その弟子となった少年・春生を中心に、社会の影で蠢く魔法使いたちの活動を描くホラー・ドラマ。

各巻の刊行スパンが長めの作品だが、この5巻は前巻より約9ヶ月で刊行!嬉しい驚き。

「組合」の集会で、一部の有力者から反感を買った泉太郎。その報復は懇意の魔法使い、絹子の近くへ…。そしていよいよ春生を本格的に「弟子」とするべく泉太郎はある行動を…という5巻。

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相も変わらず「魔法使い」や物語の全体像がぼやかされつつも、人物の関係や物語の構造が少しずつ変化。特に今巻で起こった「春生の変化」は、これまでに無い大きな動き。またその合間合間で描かれる恐怖要素が、何とも言えず恐ろしい。

…この漫画、ホントに説明しにくいんですよね(笑)。くっきりはっきり「こんなストーリーなんだ!」と言いづらい。

でもこのボヤかされ具合と、徐々に顕になっていく「物語の輪郭」、そこから生み出される雰囲気、そう、雰囲気!が絶妙に面白い。こういう空気を生み出せる草間さかえさんってスゴイわぁ(小並感)。

さて今巻の最終話は掲載誌Wingsの2021年10月号掲載。Wingsは隔月刊だから、6巻分の原稿が貯まるのはもうちょっと先?1~5巻を読み返して気長に待つ。

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