勝手に選ぶ!「魔法使いの娘」「魔法使いの娘二非ズ」ベストエピソード

遅ればせながら最終第7巻を読ませていただいた那州雪絵さんの「魔法使いの娘二非ズ」。

前作「魔法使いの娘」と併せて約15年、全15巻の立派な歴史を持つオカルト・ホラー漫画です。

もう初音や兵吾・小八汰に会えないかと思うと胸にぽっかり穴が空いたようですが、無事完結したということは良いことでもあります。

というわけで完結を記念して、「魔法使いの娘」及び「魔法使いの娘二非ズ」からそれぞれ個人的に大好きなエピソードをそれぞれ5つずつ選んでみました。

選出基準は個人の主観なので広い心でご覧ください。また「魔法使いの娘」第8巻、「魔法使いの娘二非ズ」第7巻に収録の、各シリーズ最終回は選外とさせていただきます。

なお基本的にネタバレなしがモットーの当ブログですが、本記事はその性質上、各エピソードの核心部分に触れることがありますのでご了承ください。

両作品をまだ見たことがない、という方は拙ブログの「魔法使いの娘」ご紹介記事などご覧いただいた上で、単行本を手にとっていただければ。

「魔法使いの娘」全8巻―オカルティック・ホラーの隠れた名作

↑こちらでご紹介しております。

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魔法使いの娘

第5位「魔法使いの娘・6」(2巻)

「魔法使いの娘」って、各話にサブタイトルがないのでこんな感じの紹介になります。。

まだ女子高生だった初音(今となっては懐かしい)が、無山の代理で田舎の葬式に出席する話。

オカルト漫画と言えば外せないのがお葬式。それが田舎とくれば…。オーソドックスな怖さが楽しめる回です。

第4位「魔法使いの娘・14」(4巻)

初音がマンションに越してきてからのお話。

家事手伝いということで体よく子守を押し付けられる初音(笑)。その中のママが遭遇する「おかあさん」が最高に怖い…。

「魔法使い」シリーズって基本カラッとしてるんですけど、時折シャレにならないぐらいビビる話をぶっこんでくるから油断がなりません。

第3位「魔法使いの娘・22」(6巻)

初音が免許を取るために自動車学校へ通う&オタク青年中原くん再登場の回。

悪霊に取り憑かれた教習車が異界に引きずり込まれそうになるのですが、これもまたベーシックな怪奇話風でコワイ。

そして小八汰が初音の式神として初めて活躍します。

第2位「魔法使いの娘・21」(6巻)

Jr.初登場の回(正確には第20話の最後から)。

見た目・能力とともに「魔法使い」シリーズでは超異色のキャラクターなのですが、見事に物語に欠かせない存在になりました。

小八汰が初音の式神になる記念すべき回でもあります。携帯で呼び出される式神って新しい。

第1位「魔法使いの娘・16」(4巻)

人形作家・蒼井雨月登場の回。操名の秘密が明らかになる話でもあります。

この蒼井雨月が強烈なインパクトを持つキャラクターで(笑)。

その情熱と狂気が迫力を醸し出していたストーリー。ラストもブラックでいいですね。

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魔法使いの娘二非ズ

第5位「第3話:箱の中身はなんでしょね?」(1巻)

「~二非ズ」になってサブタイトルが付くように。中原くん再々登場の回。

オフィスビルというのもまたオカルトと相性のいいもので、その舞台性が充分に発揮されたストーリー。

箱の中にいた「それ」、初見でめっちゃビビりました。「目が合う」のも定番ですね。

素直に怖がれるお話。

第4位「第22話:流れゆくもの」(6巻)

すっかり社会人となった準レギュラー・朋絵ちゃんメインのお話。

どこの会社にもひとクセある人物はいるものですが、ひょっとしたらそれは何かが取り憑いているせい…かも?

腐れ縁とも言える初音とトモトモの意外な友情も楽しめます。

第3位「第9話:雨夜の乗客」(2巻)

初音の元同級生で、タクシードライバーをしている女性が出会う怪異。

振り返ると後部座席が濡れていて…なんてのは怪談話の定番ですが、それを妖怪事情と絡めて仕上げた秀作。兵吾のインチキ神主ぶりがステキ(笑)。

そして最後に女性の成長と決意が心に残る、良い話でもあります。

第2位「第11話:死の家(前・後編)」(3巻)

おそらく初音が一番陰陽師らしい活躍を見せる回。

強大な魔に「キレて」しまった彼女、魔除けの文字?を顔に書きつけた姿が印象的です。

全編に漂う不気味な雰囲気に酔いつつ、初音・兵吾・小八汰・無山らそれぞれが「らしい」役割をこなす、贅沢な前・後編。

第1位「第23話:春のしじま」(6巻)

栄えある1位が主人公の登場しない回ってどうなんだ(笑)。兵吾の過去、そして現在が描かれる回。

15年以上前、少年だった頃の兵吾のモノローグ『だけど俺たちには他に行く所が無かったんだ…』。

そして過去にケリをつけた兵吾もまた『あの頃俺たちには本当に帰るところがなかったんだ…』とひとりごちます。

ですが「終わった。これから帰るよ」、と電話をする相手は当然初音なのでしょう。

決して明るくない過去を持つ男が、時を経て帰る場所と待つ人を見つけた。

そんな兵吾の背中がいつまでも目に焼き付く、余韻の残るエピソード。個人的に全15巻のナンバーワンです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか、『勝手に選ぶ!漫画「魔法使いの娘(+二非ズ)」ベストエピソード』でした。

「魔法使い」シリーズの巧みなところは、初音たちが主体のパターン、サブ的な立場のパターン、どちらでも楽しめるところ。

また読み返してみるとオーソドックスな、ホラー・オカルト漫画らしい「怖さ」を持った話が多いことに気づきます。

そして声を大にして言いたいのは「魔法使いの娘」「魔法使いの娘二非ズ」は、『全話』おもしろい!何度読んでも飽きない魅力があります。

本記事をご覧の方で未見の方は、ぜひ「魔法使いの娘」第1巻からお楽しみください。オススメです。

漫画データ
タイトル:魔法使いの娘(1) (ウィングス・コミックス)著者:那州 雪絵出版社:新書館発行日:2003-09-25
漫画データ
タイトル:魔法使いの娘ニ非ズ(1) (ウィングス・コミックス)著者:那州雪絵出版社:新書館発行日:2011-02-25