漫画「将棋めし」2巻―対局もグルメもレベルアップ!充実の2巻

ドラマ化もされてますます絶好調の漫画「将棋めし」。8月23日発売の第2巻を早速読みました。

「勝」と書かれた扇子を片手に微笑む棋士・なゆた。その後ろには金色に輝くカツ丼が…。

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概要

漫画「将棋めし」は月刊コミックフラッパー連載。作者は松本渚さん、将棋の監修は広瀬章人八段です。

基本一話完結形式で、プロ棋士として盤に向かう主人公・峠なゆた(なゆたろう)や仲間たちの戦い、そして対局の内外で棋士たちが取る食事の様子を描く異色のグルメ漫画。第2巻は第7食から第11食までの全5話を収録しています。

「将棋めし」2巻感想

腹が減っては戦はできぬ、を地で行く「将棋めし」。今巻もなゆたたち棋士の熱きグルメバトル、もとい、対局が展開されます。

おもしろかったのは第8話。なゆた VS B級1組・大河庵(たいがいおり)九段の一戦。関西の実力派棋士・大河(ちょっと狐っぽい)の独特なペースにやや押され気味のなゆた。食事でカツ丼を頼むが、なんと大河が勝手にカツ丼を食っている!(笑)

思わぬ大河の(天然の)盤外戦術に苦しめられるなゆたは、果たして残った玉子丼にどうするのか!…うん、まあ食べるんですけどねw。しかしこの玉子丼の描写が実にうまそうで…。私はもちろんカツ丼食いたい派ですが、玉子丼もいいなぁ、なんてつい思ってしまいます。

で、勝敗の結果もこの食事内容に絡んだもので実にデリシャス、じゃなかった、ウマイ結果。うん、これが「将棋めし」ならではの醍醐味。グルメと勝負の醍醐味を同時に味わえる。2巻にしてなおおもしろさに磨きがかかった感じ。

さらに第9食で登場するなゆたの食事がこれまたウマそうで…まあこれは読んでのお楽しみということで自重。でも読んでてヨダレが出そうになるご飯描写。そして全巻より各段に緊迫感のある対局の数々。なゆた・黒瀬・宝山の同期組のレベルアップに伴って上位者との対局が増え、ピリピリ痺れるような勝負も。グルメ漫画としても、将棋漫画としても手抜きなし、です。

しかし2巻を読んで、以前よりも世界観にすごい没入できていることに気づきました。手前味噌な話で恐縮なんですが、これは将棋対局の中継に触れるようになったのが大きいのかな、と自己分析。

そう、やはり藤井聡太四段の活躍は避けて通れません。彼の対局を追ってニコニコ動画やAbemaTVなどネットの中継を見ましたが、将棋中継ってすごくおもしろいんですよね。棋士同士の緊迫した対局もさながら、現役棋士さんの実況・解説が本当に魅力的なんです。

対局中継に慣れたおかげか、「将棋めし」で描かれる対局や解説のシーンがすんなり頭に入ってくるようになってきました。藤井聡太四段の話題の中でも本作が取り上げられていましたが、将棋界の盛り上がりと「将棋めし」が相乗効果を産み出していることをひしひしと感じます。

「将棋めし」、将棋初心者でも楽しめること請け合いの漫画ですが、対局中継を見て雰囲気、そして棋士たちの人柄に触れると、よりその世界が身近に感じられます。お時間のある時にぜひどうぞ。

漫画データ
タイトル:将棋めし 2 (コミックフラッパー)著者:松本 渚出版社:KADOKAWA / メディアファクトリー発行日:2017-08-23
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