怖おもしろい!オカルト・ホラー漫画おすすめ10選

怖いけどおもしろい!おもしろいけど怖い!

そんなオカルト・ホラー漫画の中からオススメ10作をご紹介します。

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口裂け女あらわる!~昭和怪奇伝説~

呪みちるさんの「口裂け女あらわる!~昭和怪奇伝説~」全1巻。

表題作のほか、「スケスケメガネ伝説」「黒い清涼飲料水」など収録のホラー短編集。ちょっと懐かしさのある怪奇漫画が満載です。

呪みちるさんの漫画に共通なのは、ただ単に怖いというだけではなく、読者が想定するストーリーの「もう一歩先」が描かれていること。それが短編らしからぬ読み応えが・読後感を生み出しています。


[呪みちる 著 ぶんか社「口裂け女あらわる!~昭和怪奇伝説~」より引用]

またどの作品にも独特の妖艶な色香が漂い、怖さの中に不思議な美しさを感じるのも、魅力的

ホラー漫画ファンはもちろん、苦手な方にも読んでいただきたい作品です。

口裂け女あらわる!~昭和怪奇伝説~ (ホラーM)著者:呪みちる出版社:ぶんか社発行日:

報いは報い、罰は罰

森泉岳土さんのゴシック・ホラー「報いは報い、罰は罰」上下巻。

少し風変わりな一族に嫁いだ妹を探しに、山奥の洋館に足を踏み入れた女性を襲う惨劇が描かれます。


[森泉岳土 著 KADOKAWA「報いは報い、罰は罰」上巻より引用]

グロテスクな描写に頼らず、森泉さんの独特な描画技法と、丹念に積み重ねられた雰囲気によって作り上げられる恐怖空間。

何度読んでも恐ろしく、また流麗な美しさがある。唯一無二のホラー漫画です。

報いは報い、罰は罰 上 (ビームコミックス)著者:森泉 岳土出版社:KADOKAWA / エンターブレイン発行日:2017-10-12

死人の声をきくがよい

ひよどり祥子さんのホラー漫画「死人の声をきくがよい」。既刊10巻、以下続刊。

ひたすら受け身な主人公・岸田くんと、彼の周りを物言わぬ幽霊となって漂う早川さんが出会う、怪異の数々。

とにかく描かれる内容が多彩。都市伝説・宇宙人・謎の生物・伝説のモンスター・妖怪・パラレルワールド・犯罪・病原菌・カルト宗教など、オカルト・ホラー分野に属しているものならほぼ網羅

各話の完成度も高く、恐怖要素も秀逸。それでいてちょっと笑える、コメディ・ホラーです。

死人の声をきくがよい 1 (チャンピオンREDコミックス)著者:ひよどり祥子出版社:秋田書店発行日:2012-08-01

ことなかれ

ホラー漫画「りんたとさじ」のオガツカヅオさんと、「解体屋ゲン」の星野茂樹さんが手を組んだ「ことなかれ」。既刊1巻、以下続刊。

市役所の一部署が都市で起こる怪事件・難事件を解決する、という変わり種のホラー作品です。


[オガツカヅオ・星野茂樹 著 朝日新聞出版「ことなかれ」1巻より引用]

過剰な表現に頼らず、きっちりと読者を怖がらせてくれる、正統派の怪奇漫画、という印象。市役所「ことなかれ課」の面々もユニークでおもしろい。

オガツカヅオさんの過去作「りんたとさじ」の主役二人も登場します。

ことなかれ(1) (Nemuki+コミックス)著者:オガツ カヅオ出版社:朝日新聞出版発行日:2017-08-07

モンキーピーク

原作・志名坂高次さん、作画・粂田晃宏さんの「モンキーピーク」。既刊5巻、以下続刊。

陸の孤島と化した山で、山岳レクリエーションに来た製薬会社社員たち。彼らが謎の「猿」に襲われる恐怖を描く、パニック・ホラー。


[志名坂高次・粂田晃宏 著 日本文芸社「モンキーピーク」1巻より引用]

開けた自然の中という舞台設定ながら、「逃げ場の無い限定空間」を作り出しているのがユニーク。

猿の脅威、そして人間同士の諍いもリアリティがあり、読んでいると自分自身が逃げ場の無い恐怖に追い詰められている気持ちに。

モンキーピーク 1著者:志名坂高次出版社:日本文芸社発行日:2017-02-09

七夕の国

「寄生獣」の岩明均さん描く「七夕の国」全4巻。

冴えない超能力を持つ大学生が、そのルーツにある里で起こった事件に巻き込まれていく、伝奇ホラー

岩明均「七夕の国」
[岩明均 著 小学館「七夕の国」3巻より引用]

「寄生獣」に負けず劣らずの怖さ、しかしその根底に流れるのは宇宙への憧憬。超能力を交えたサスペンス要素も見もの。

ホラー作品でありながら、天の川の向こうに思いを馳せずにはいられない、不思議な魅力のある漫画です。

七夕の国(1) (ビッグコミックス)著者:岩明均出版社:小学館発行日:1997-06-30

隣町のカタストロフ

ある日、突然天地が逆転したら…?

「地変天異」という謎の現象に襲われた街で、生存を図る人々を描くパニック・ホラー漫画「隣町のカタストロフ」。作者は菅原敬太さんで、全3巻完結です。

とにかく、一歩足を踏み外したら「空に落ちていく」という感覚が、意外な恐怖感を演出。そしてその中で本性を剥き出しにしていく人々に、「人間の怖さ」を感じます。

生き残った人々が「地変天異」の謎に迫るとといった、サイコ・サスペンス風味もある一作。

隣町のカタストロフ : 1 (アクションコミックス)著者:菅原敬太出版社:双葉社発行日:2017-04-28

ラヴクラフト傑作集

ラブクラフト怪奇幻想の世界を意欲的にコミカライズした、田辺剛さんの「ラブクラフト傑作集」。

「狂気の山脈にて」シリーズもありますが、ここでは「魔犬」「異世界の色彩」「闇に這う者」の三作をご紹介。

読者を異世界へと誘う短編3作を収録した「魔犬」、隕石がもたらした災厄に見舞われる村を描いた「異世界の色彩」、遠洋の悪夢を描いた「ダゴン」他を収録した「闇に這う者」。

終始暗めの陰鬱な描写が、どんよりとした怖さを演出。迫力の筆致が産み出す恐怖を堪能できる3巻です。

魔犬 ラヴクラフト傑作集 (ビームコミックス)著者:田辺 剛出版社:KADOKAWA / エンターブレイン発行日:2014-08-25
異世界の色彩 ラヴクラフト傑作集 (ビームコミックス)著者:田辺 剛出版社:KADOKAWA / エンターブレイン発行日:2015-09-26
闇に這う者 ラヴクラフト傑作集 (ビームコミックス)著者:田辺 剛出版社:KADOKAWA / エンターブレイン発行日:2016-03-25

アーサー・ピューティーは夜の魔女

木々津克久さんの「アーサー・ピューティーは夜の魔女」。

人間に追われる身となった高位の存在たち。その中の一人である魔女・アーサーと、従者アタルの逃避行を描く作品。

木々津克久「アーサー・ピューティーは夜の魔女」
[木々津克久 著 KADOKAWA/メディアファクトリー「アーサー・ピューティーは夜の魔女」より引用]

ホラー、と言うほど怖くはありませんが、木々津克久さんらしいシニカルさが味わえる漫画。

なおこの作品を読む前に「ヘレンesp」全2巻を読んでおくと、ラストのおもしろさが5倍以上アップします(当ブログ比)。

アーサー・ピューティーは夜の魔女 (コミックフラッパー)著者:木々津克久出版社:KADOKAWA / メディアファクトリー発行日:2012-06-16

I.C.U.

元科学者・霊の見えない除霊師・霊の見える少女。そんな三人がチームを組んで除霊稼業を行う様を描いた、タイム涼介さんのホラー漫画「I.C.U.」全3巻。


[タイム涼介 著 KADOKAWA「I.C.U. 」1巻より引用]

独特な絵柄と軽妙なセリフ回しがクセになる、タイム涼介さんならではの魅力が詰まった作品。

そして心霊描写は迫力があり、きっちり怖い。隠れたオカルト漫画の名作です。

I.C.U. 1巻 (ビームコミックス)著者:タイム 涼介出版社:KADOKAWA / エンターブレイン発行日:2014-04-17

まとめ

以上、怖くておもしろい、オカルト・ホラー漫画おすすめの10選でした。

下記記事でもオカルト・ホラー漫画を多数紹介しておりますので、ご覧ください。

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