漫画「ぴりふわつーん」1巻―スパイスが味覚を、人生を刺激する

青木幸子さんの新作漫画「ぴりふわつーん」を読みました。「ぴりふわつーん」って何のこと、って思いますよね。これはスパイスを食べた時の感覚をあらわしているかと思われます。

そう、漫画「ぴりふわつーん」のテーマはスパイス。表紙左に「柚子・黒胡椒・生姜のごちそう」とありますが、これは1巻の収録内容に関係しているスパイス。2巻では変わるのかな?

スポンサーリンク

概要

大邸宅・橘邸に住む柚子原香(ゆずはら・かおり)は、猫の世話係兼下宿人。香辛料ガイシャに勤めながら将来はスパイスに関わる仕事をしたい、と望む彼女は自称「香辛料(スパイス)の魔術師」。スパイスの豊富な知識と並々ならぬ知識を持っています。

そんな彼女が橘邸の一角にある洋食屋・芳賀亭のシェフやその娘・夏美の協力を得て、スパイスの効能を活かして悩み事を解決したり、スパイスにまつわる料理の秘密に迫る、ハートフルなグルメ漫画が「ぴりふわつーん」です。

「ぴりふわつーん」感想

青木幸子さんの漫画は過去に「王狩」や「茶柱倶楽部」を読みましたが、後者に近いタイプの漫画。食べ物に関するうんちくと人情ドラマがメインです。

主人公・香のキャラクターがいいですね!明るくて元気いっぱい。食べ物、とりわけスパイスに関することなら目をキラキラ輝かせる。「茶柱倶楽部」の鈴もそうですが、青木幸子ヒロインの笑顔を見ていると、読んでいる方も自然と頬がゆるみます。

そしてグルメの題材が「香辛料」、スパイスというのがポイント高い。読めばおわかりになるかと思いますが、口内に唾液がジュワッと広がるんですよ(笑)。柚子や黒胡椒や生姜(ジンシャー)、きっと誰もが食べたことのあるスパイス。その味を思い出さないわけがない。

ドラマと香辛料の組み合わせも自然で安定感があって読みやすい。ネームにスパイスうんちくがあふれているんですが、楽しく読んでいるうちにストーリーに引き込まれていいく。さすがベテラン作家さんの味、でしょうか。

今や当たり前のように口にする香辛料。でもそれがなかったらこの世は味気ない!…というのは本書の受け売りですが、ホントにそうですね。なんて考えてたらまたヨダレが…。今度の夕飯は生姜焼きをリクエストしてみようか。それとも自分で作ってみようか。「ぴりふわつーん」、食欲をそそられる楽しいグルメ漫画です。

ところで「王狩」の再開はまだか…!

漫画データ
タイトル:ぴりふわつーん 1巻 (芳文社コミックス)著者:青木幸子出版社:芳文社発行日:2017-04-14
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする