漫画「シリーズ妖怪幻燈」(WEB連載)ショート・レビュー

原案:藤原邦彦さん・漫画:森野達弥さんの「シリーズ妖怪幻燈」ショート・レビュー。

「シリーズ妖怪幻燈」は、WEBメディア「ダンラク」連載、一話完結形式のホラー読み切り短編で、『現代によみがえった妖怪逸聞(エピソード)集』とのこと。記事作成現在「其之壱『猫又』」が公開されており、以降一話ずつ掲載予定。本記事では「其之壱『猫又』」のレビューを。

https://proof-reader.net/series_youkai-comic01_nekomata_morino-tatsu/culture/

ダンラク:シリーズ妖怪幻燈 其之壱『猫又』

電話が苦手な会社員男性。仕事に疲れ故郷に帰ったところ、あれよあれよという間に縁談話がまとまり結婚することに。再婚だが美人の妻は「電話と猫」が苦手。そして妻と暮らし始めると飼っていた老猫が居なくなり、家に異変が…?というストーリー。

漫画担当の森野達弥さんは、妖怪漫画の大御所・水木しげるの内弟子だった方。これまでも「もがりの首」「妖怪タクシー」など水木しげるタッチを彷彿とさせる作品を発表しているが、本作でもその魅力を大いに発揮。洗練された絵柄ながらどことなく懐かしさを感じさせる作風でとても良い。

物語も「猫又」「妖怪」という古風な題材を、現代風にうまく調理。短いページ数にきっちり「怖さ」と「面白さ」が詰まっていて面白い。全編に漂う「妖しさ」も魅力的で、今後の読み切りも非常に楽しみ。ぜひ単行本化まで持っていって欲しい。

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