漫画「父とヒゲゴリラと私」―日常系コメディ+読ませるストーリーの4コマ漫画

小池定路さんの4コマ漫画「父とヒゲゴリラと私」を読みました。「父」と「私」の間にいる「ヒゲゴリラ」って何さ。

連載は竹書房発行の雑誌「まんがくらぶ」。単行本はバンブーコミックスより既刊5巻が発行、以下続刊です。1巻から5巻まで一気読みしてしまった…。

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概要

妻・みゆきを亡くし男やもめの会社員・草原総一、その娘の幼稚園児・みちる、総一の弟・晃二の三人がメインキャラクター。晃二が総一・みちる達と同居する、というところから物語がスタート。

ちなみに「ヒゲゴリラ」とは晃二の愛称で、ゴリラっぽいがっちりさとヒゲから来ています(そのまんま)。

みちるの幼稚園、総一の同僚、みゆきの両親などを交えながら、草原家の日常を描いたほのぼのコメディ4コマです。

「父とヒゲゴリラと私」レビュー

というわけで5巻まで一気読みした感想。

めっちゃおもしろかったです☆

…って、5巻まで一気読みしたということで伝わりますよね(笑)。

おっとりした総一、破天荒で元気の塊なみちる、そして意外としっかり者の晃二(ヒゲゴリラ)。キャラクターの違う三人の組み合わせが絶妙。

特にみちるとヒゲゴリラのやり取りがおもしろい。二人は叔父と姪なのですが、どちらかというと「ともだち兼ライバル」みたいな関係。幼稚園児といい大人のぶつかり合いが笑いを誘います。

私、4コマ漫画はそれほど数多く読んでいないのですが、この「父とヒゲゴリラと私」はハマりました。4コマって時に「?」ってなってしまうオチがあると少し残念な気持ちになってしまうのですが、本作ではそれがほとんど無い。作者の小池定路さん、ウマイ!です。安定したおもしろさ。

そしてただ笑うだけではなく、物語全体でストーリー性もあって読ませます。亡き妻・みゆきを思う総一のせつなさ、ヒゲゴリラとゴリラが苦手な幼稚園の西原先生の微妙な関係、そして季節の移り変わりとみちるの成長。笑いの中に描かれるゆるやか~な時の流れが良い。

気になるのは兄・総一と会社の同僚である比和さんとの、これまた微妙な関係。総一は妻を亡くした子持ちのやもめ、一方の比和さんは無表情で独特な感性を持つが実は思慮深い女性。この二人の絶妙な距離感、読んでてやきもきします(笑)。これは続きが気になるわ…。

そんな4コマ漫画「父とヒゲゴリラと私」、まさか4コマでここまでストーリーにがっつりハマるとは思いませんでした。5巻ではみちるも幼稚園を卒業、小学生となって大活躍?の展開。より一層の盛り上がりを見せてくれそうです。普段4コマを読まない人にもぜひ手にとって欲しい、オススメの4コマ漫画です。

ちなみに各巻冒頭の人物紹介で披露される草原家の変なポーズが大好きです。

漫画データ
タイトル:父とヒゲゴリラと私 (1) (バンブーコミックス 4コマセレクション)著者:小池定路出版社:竹書房発行日:2012-06-16
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