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このホラー漫画が怖い!おすすめオカルト・ホラー漫画まとめ

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怖いとわかっていてもついつい読んでしまう!名作・トラウマものなど、恐怖漫画好きにオススメのオカルト・ホラー漫画まとめです。

おすすめオカルト・ホラー漫画まとめ

巻数の多い長編ストーリー漫画から、ホラー短編集・全1巻完結作品まで、多彩な種類のオカルト・ホラー漫画をご紹介しています。

オカルト・ホラー漫画リスト

百鬼夜行抄

今市子さんの『百鬼夜行抄』。異様に霊感が強い一族が「魔」に関わっていく日常が描かれる、ロングセラーのホラー漫画。

主人公・飯島律を中心に、彼を守る式神・青嵐(あおあらし)、不思議な縁でつながっている美しい従姉妹たちなど、美麗な筆致で描かれるキャラクターが魅力的。

怖さの中にも日常感があって読みやすい作品ですが、油断してるとトラウマ級の怖い話がぶっこまれてくる!ので侮れない。深みのある恐怖が病みつきになるオカルト・ホラーです。

『百鬼夜行抄』の感想記事はこちら

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営繕かるかや怪異譚

原作:小野不由美さん+漫画:加藤和恵さんの『営繕かるかや怪異譚(えいぜんかるかやかいいたん)』全1巻。古民家に棲む「魔」が関わるトラブルを、「霊感を持たない」営繕屋青年が解決していくホラー・オムニバス。

まず各話の前半で描かれる「恐怖」が、確実に怖い。住居で起こる怪現象と、得体のしれない「何か」にガクブル。そして後半の解決パートで主体となる、営繕青年の仕事っぷりにスッキリ!

怖いんだけど、イヤげな雰囲気を残さない、ドラマ性の高いホラー漫画。しっかりした原作、美麗な作画、巧みな物語運び、そして382ページのビッグ・ボリュームで、満足度の高い一冊です。オススメ。

『営繕かるかや怪異譚』の感想記事はこちら

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ニクバミホネギシミ

パレゴリックさんのホラー漫画『ニクバミホネギシミ』。単行本1巻が刊行中(2024年5月現在)。若くして怪死した女性オカルトライター。その死の真相を探る甥は、元相棒のカメラマンが語る恐怖体験に引きずり込まれていく…。

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ホラー・オムニバス的に描かれる、1999年の「過去」に起こった取材時の怪異が物語の中心。特徴的な絵柄ながら洗練された読みやすさがあり、程よいグロテスクさとマッチ。良いホラー感を感じさせてくれます。

そして各話は2023年の「現在」とリンク。徐々に不気味なワード「ニクバミホネギシミ」の意味が浮かび上がってくる、という趣向。過去と現在が交錯する展開に、深みのある恐怖を楽しめます。

『ニクバミホネギシミ』の感想記事はこちら

廃屋の住人

袈裟丸周造さんの『廃屋の住人』。廃屋に忍び込んで以来、不可思議なものが見える従弟。幼稚園児の息子が描いた、事故死した同級生の不気味な絵。2つが繋がりを見せる時、主人公・まどかは恐怖の体験を…というストーリー・ホラー全1巻。

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丹念に描かれるドラマの中で、言いようのない「モヤモヤ」が蓄積。読み手の気持ちもいつの間にかまどかにシンクロ、やがて恐ろしいクライマックスへ…!リアリティのある描写と上手い物語運びで、没入感のあるオカルト・ホラーです。

妖怪ハンター

諸星大二郎さんの『妖怪ハンター』シリーズ。異端の考古学者・稗田礼二郎が日本古来の「魔」に関わっていく、という民俗学要素の強いオカルト・ホラー漫画

本作の大きな特徴は、稗田が怪奇現象を積極的に解決するのではなく、語り部・傍観者的な立場、いわゆる「狂言回し」であること。それが一般的な退魔ホラーとは一味異なる、独特の風味を生み出しています。

阿部寛主演映画『奇談』の原作短編『生命の木』は、「ぱらいそさいくだ!」のセリフで有名。

『妖怪ハンター』の感想記事はこちら

うずまき

伊藤潤二さんの長編ホラー漫画『うずまき』全3巻。とある町で起こった“うずまき”に端を発する異変は、やがて渦を巻くかのごとく町全体を覆いはじめ…、という恐怖物語。

序盤で描かれる恐怖は、ストーリーが進むにつれギャグっぽく(笑)。しかしそれを真面目にやり通すことで、きっちりと「ホラー漫画」に仕立て上げるのが、伊藤潤二さんならでは。

幻想的な雰囲気と不気味さが両立する、唯一無二の世界観に注目。

『うずまき』の感想記事はこちら

コワい話は≠くだけで。

原作:梨さん+漫画:景山五月さんの『コワい話は≠くだけで。』(こわいはなしはきくだけで)。「現代の怪談話」と「コミカライズ担当の女性漫画家が出会う恐怖」という、2重構造を持つ新感覚のオカルト・ホラーです。全3巻完結。

コワい話は≠くだけで。 1 (BRIDGE COMICS)

まず「一般人から募集した(という体の)怪談話」がシンプルに怖い!作者の洗練された作画とも相まって、独特の恐怖あり。さらに怪談話が「女性漫画家のリアルを侵食」するかのような、ふいに襲ってくる恐怖がまた怖い!

巧みな構成と「仕掛け」で、やがて読者も漫画家の心情にリンク、恐ろしさを共有していくヴァーチャル感にゾクリ。ホラー・オムニバスとしても、全3巻の長編ホラーとしても、満足度の高い作品です。

『コワい話は≠くだけで。』の感想記事はこちら

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わたしの人形は良い人形

山岸凉子さんの『わたしの人形は良い人形』。表題作ほか『バンシー』『グール』の3編を収録したホラー漫画短編集。

わたしの人形は良い人形 (モーニングコミックス)

オススメは100P超の中編『わたしの人形は良い人形』。事故死した子供とともに供養されるはずだった日本人形が、何の因果か数十年を経て現代へ。それを手にした女子高生は恐怖の体験を…というホラー漫画。

古典的とも言える有名作品ですが、今読んでも怖い!怨念を蓄積した日本人形の不気味さはトラウマもの。2023年に電子書籍化され読みやすくなったので、ぜひその恐怖を体験してみてください。

魔法使いの娘

那州雪絵さんの『魔法使いの娘』。全8巻完結。

「最強の陰陽師」である義父にもつ主人公・初音が、義父の弟子・兵吾と式神・小八汰とともに、怪奇現象に巻き込まれていくホラーストーリー。

えげつない表現に頼らず、物語運びできっちり怖がらせてくるオカルト・ホラー漫画。物語の進行とともに、初音の出生にまつわる秘密が明らかになっていく、というストーリーにも注目。

『魔法使いの娘』の感想記事はこちら

魔法使いの娘ニ非ズ

上記『魔法使いの娘』の続編『魔法使いの娘ニ非ズ』全7巻。

ゲストキャラクターのオカルト案件に主人公たちが絡んでいく、という形式にシフトした本作。自身が陰陽師となった初音が、パートナーの兵吾とともに、恐怖の出来事に関わっていきます。

「読み切りの恐怖短編」感のある各話は、前作よりホラー度がアップして非常に怖い!と同時に「初音と兵吾の物語」の決着も読み応えあり。ホラー漫画の枠にとどまらない、ストーリー漫画としても面白みのある作品です。

『魔法使いの娘ニ非ズ』の感想記事はこちら

怪異界

宮尾行巳さんの『怪異界』。1~2巻が刊行中(2024年3月現在)。人生に絶望した薄幸のOLが、山で出会った妖怪「ヌエ(鵺)」とともに、「怪異の解決屋」として活動していく物語。

怪異界 1

リアルな絵柄が持ち味の作者が描く、民族的怪異現象から近代都市伝説まで幅広く網羅したオカルトネタが、何とも不気味で恐ろしい!

しかしガチガチのホラーかと思いきや、随所に仕込まれた「笑い」も意外な面白さ。恐怖とコメディがいい感じに融合したホラー・ストーリーとなっています。

『怪異界』の感想記事はこちら

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ある設計士の忌録

鯛夢さんの『ある設計士の忌録』。工務店を営む「私」と、不思議な力を持つ設計士「先生」が、施工・改築など不動産絡みのオカルト案件に関わっていく実話系オカルト・ホラー漫画短編集。

解体予定の古い蔵に設置された謎の箱、改装中のホテルに作られる出入り口の無いあかずの間、全てが「3」で割り切れるよう設計された三角形の家…

などなど、「いかにもありそう」な恐怖案件が満載。リアリティあふれる内容が生み出すゾクゾク感がたまらない!なお本作はシリーズ化され、続編も刊行されています。

『ある設計士の忌録』の感想記事はこちら

おろち

楳図かずおさんの『おろち』全4巻。超常的な力を持つ美少女”おろち”が、時に傍観者として、時に登場人物の一人として物語を牽引していくオムニバス・ホラー。

グロ・スプラッタ表現は控えめで、非常にドラマ性の高い物語が展開されるのが大きな特徴。社会的な問題も含むストーリーや、美麗なビジュアルにも大きな魅力があります。

1969~1970年の作品ながら、今なお色褪せない面白さと恐怖を内包した漫画。楳図かずおさんの凄さを感じることができる名作ホラーです。

『おろち』の感想記事はこちら

フロイトシュテインの双子

ホラー漫画『死人の声をきくがよい』の作者・ひよどり祥子さんの別名義”うぐいす祥子”さんの『フロイトシュテインの双子』。悪魔的な美しい双子に翻弄される男子大学生を描いた連作ほか、全7編を収録。

グロい話もあるけれど実はコメディ要素多め。エイリアンの妄想に取り憑かれた父の狂気を描いた『星空パルス』は、ホラー・コメディが得意な作者ならではの短編。ブラックな笑いが好きな方にもオススメのホラー短編集です。

悪い夢のそのさき…

上記と同じく、うぐいす祥子さんの『悪い夢のそのさき…』。古い洋館に足を踏み入れた男女が体験する恐怖を描く『囚われ人』ほか、表題連作5編+5編=計10編のホラー短編を収録。

怖さ・グロさの中にもユーモアがある作者の漫画ですが、本作は読後にちょっと嫌気なモヤモヤ感が持続、ホラー寄りに踏み込んだイメージ。恐怖に震え、そして最後にクルッと世界が回るような、まさに「悪い夢のそのさき」を感じます。

裏バイト:逃亡禁止

田口翔太郎さんの『裏バイト:逃亡禁止』。2023年12月現在、11巻まで刊行、以下続刊。

お金が必要な訳あり女性コンビが、異様な高額報酬が約束されている裏バイトにチャレンジ。恐怖の体験をしていく、都市伝説風味のオカルト・ホラー漫画。

人里離れたレストランのウェイトレス、病院の投薬治験、怪しい荷物の運び屋など…。「絶対怖いことが起こると分かっているシチュエーション」で、しかし予想を上回る怖さを与えてくれる物語運びが絶妙。

「バイト」というワードに感じるヴァーチャル感も怖さを増幅、令和イチオシのホラー漫画です。

『裏バイト:逃亡禁止』の感想記事はこちら

『裏バイト:逃亡禁止』は、連載している小学館のマンガアプリ「マンガワン」でも無料で読めます。

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口裂け女あらわる!~昭和怪奇伝説~

呪みちるさんの『口裂け女あらわる!~昭和怪奇伝説~』全1巻。『スケスケメガネ伝説』『黒い清涼飲料水』など、懐かしさのある怪奇漫画が満載のホラー漫画短編集。

妖艶な色香が漂い、怖さの中に不思議な美しさを感じるのが、呪みちる作品の大きな特徴。読者が予想する「もう一歩先」を描くストーリーも、短編の枠を超えた読み応えがあります。

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伊藤潤二自選傑作集

ホラー漫画界の巨匠・伊藤潤二氏の作品から「いいとこどり」をした、自薦作品集『伊藤潤二自選傑作集』。

一晩に長時間の夢を見る入院患者が、夜を重ねるうちにその容姿を次第に変貌させていく長い夢』ほか、作者解説付きの9編と書き下ろし1編を収録。有名な『富江』シリーズの一編『画家』や、名作ホラー『首吊り気球』もオススメです。

座敷女

望月峯太郎さんのホラー漫画『座敷女』全1巻。隣人の部屋を深夜に訪ねてきた、ロングコートの大女。彼女に電話を貸したことから、恐怖の体験をする大学生を描くサイコ・ホラー。

女ストーカーの理不尽かつ不条理な行動が展開されるのですが、その様子が不気味。ただひたすら不気味。

グロや心霊要素を一切表現せずに、心理的に主人公=読者を追い詰めていくホラー感は唯一無二。迫力ある絵柄とも相まってイヤ~な読後感を残していきます。読むと一人で寝るのが怖くなる…。

ザ・クレーター

手塚治虫さんの『ザ・クレーター』全1巻(講談社 手塚治虫文庫全集版)。ホラー・テイストな短編17編(一部ホラー・コメディもあり)を収録。

各話は1969~1970年発表とやや年代を感じさせますが、「恐怖の本質」をしっかり抑えた物語は巨匠ならでは

月面探査で遭難、不思議なガスの力で生き延びるも、後に絶望を見る宇宙飛行士を描く表題作『ザ・クレーター』ほか、『溶けた男』『生けにえ』『八角形の館』など後味の悪い話がてんこ盛り

本作を読むと、手塚治虫さんがホラー・ジャンルでもその才能を遺憾無く発揮していることがわかります。

どすこいスピリチュアル

原案・TANAKAさん、漫画・小林薫さんの『どすこいスピリチュアル』シリーズ。普通の取材でなぜか!怖い話を仕入れてしまう、ライター・TANAKAさん。その恐怖話や体験をコミカライズした実話系ホラー・オムニバス

スタンス的には「こんな怖い話、ホントにあったかもしれませんね…」という感じで、不必要に恐怖を煽らないのが、逆に「丁度よいホラー感」で好印象

そんな中にも、心底恐怖を感じる「ホンマの怖い話」がぶっ込まれてくるから侮れない!ちなみにタイトルは、TANAKAさんのふくよかな体型に由来(笑)。2023年10月現在、シリーズ作品が5冊刊行されています。

『どすこいスピリチュアル』の感想記事はこちら

ひとりかごめ

雨がっぱ少女群さんのホラー漫画短編集『ひとりかごめ』。自分の背後に謎の気配を感じる女子高生が起こす奇行を描いた表題作ほか、新人女性バイトの恐怖体験を百合風味を絡めて描く『工場勤務』など、ホラー短編12編を収録。

不思議・不条理系のストーリーが展開される各話、「何かが起こりそう」という雰囲気にゾクゾク。グロも多めですが、雨がっぱ少女群さんの描く美しいキャラクターと奇妙に調和。他のホラー漫画とは一線を画す、独特な味わいを持つホラー短編集です。

顔を見るな

ホラー漫画シリーズ『恐之本』の作者・高港基資さんによる、全1巻ホラー漫画『顔を見るな』。表題作ほか都市伝説風の恐怖話心霊・怪奇現象を主題とした作品など、9つのホラー短編を収録。

中古車の異様な安さにはある理由が…(『安い車』)、霊感少女の身に起きた謎の怪現象とは…(『天井のおばあさん』)など、オーソドックスだからこそゾッとする「怖い話」の数々。昔なつかしい、怪談話的な恐怖が味わえるホラー短編漫画集です。

『人魚の森』シリーズ

『人魚の森』『人魚の傷』『夜叉の瞳』から成る、高橋留美子さんの『人魚の森』シリーズ全3巻。

口にした人間は不老長寿、または異形の怪物となる「人魚の肉」。それを食べて以来、死を求めて500年間さまよう青年と、同じく不老長寿となった少女の旅路を描くホラー漫画。

高橋留美子さんの漫画、と言うと明るいラブコメが思い浮かびますが、これは人魚絡みの怪異、そして人魚の肉を求める人々の狂気が、ひたすら怖い。

が、怖いだけではなく、物悲しさの漂う情緒あふれるストーリーも印象的。残念ながら未完ですが、それが気にならない面白さを持つ名作ホラー漫画です。

『『人魚の森』シリーズ』の感想記事はこちら

高橋留美子傑作短編集(2)

様々な形のボーイ・ミーツ・ガールが描かれる、高橋留美子さんの『高橋留美子傑作短編集(2)』。3つのホラー短編漫画『闇をかけるまなざし』『笑う標的』『忘れて眠れ』を収録。

その内の一編『笑う標的』は、OVA化もされた作品。弓道部に所属する男子高校生が、田舎から来た妖しい雰囲気を持つ許嫁に再会したことから起こる、恐怖の顛末。

作者得意のコメディ系タッチとは異なる、昏い雰囲気が魅力的。ほか二編も、今読んでも色あせない独特の恐怖を感じさせるホラー漫画です。

死人の声をきくがよい

ひよどり祥子さんのホラー漫画『死人の声をきくがよい』全12巻。

死人が見える岸田くんと、彼のそばを「物言わぬ幽霊」となって漂う早川さんが出会う怪異の数々、を笑いに絡めてくコメディ・ホラー。

都市伝説・宇宙人・謎の生物・伝説のモンスター・妖怪・パラレルワールド・犯罪・病原菌・カルト宗教など、これでもか!とぶっ込まれるオカルト・ホラー系のネタが多彩過ぎ

そしてそのどれもに背筋が凍えるような恐怖要素と、ホラーらしからぬ笑いが詰まっていて独特の面白さ。作画もレベルが高く、飽きずに楽しめる異色の恐怖漫画です。

『死人の声をきくがよい』の感想記事はこちら

魔法のつかいかた

草間さかえさんの『魔法のつかいかた』。

現代に生きる「魔法使い」と、彼の弟子となった小学生男子。二人の交流と仄暗い「魔法使いの世界」を描くオカルト・ホラー漫画。2022年現在、5巻まで刊行中。

全体像が見えにくい作品なのですが、作者の魅力的なキャラクター描写と繊細な構成で、物語にグイグイ引き込まれていくストーリー性が魅力。

そして徐々に顕になっていく「魔法使いの世界」に感じる、世の中の闇を覗いているような「おどろおどろしさ」がゾクッと来る。他のホラー漫画とは一味異なる恐怖があります。

『魔法のつかいかた』の感想記事はこちら

七夕の国

岩明均さんの『七夕の国』全4巻。

物体に小さな穴を開ける、という冴えない超能力を持つ大学生が、自身のルーツが絡んだ事件に巻き込まれていく伝奇SFホラー。

作者の代表作『寄生獣』に負けず劣らずの怖さを持ちながら、物語の根底に宇宙への憧憬を感じるストーリー。超能力を交えたサスペンス要素も見ものです。

「穴を開ける」能力の持つ真の意味を知った時に、きっと読み手は恐怖するだろう。

『七夕の国』の感想記事はこちら

惑星クローゼット

“つばな”さんの『惑星クローゼット』全4巻。

夢の中の世界で少女・フレアに出会った中学生・あいみ。記憶を失くした彼女を助けようとするが、それは過酷で恐ろしい冒険の始まりだった…!というSFテイストのホラー漫画。

カワイイ女の子に定評のあるつばなさん。そのカワイさはそのままで、しかしホラー表現はきっちり怖い。特に「人体が変形する系」の恐怖表現はトラウマ級

グロテスクなんだけど、微妙なラインで成り立つ美しさがあります。ストーリーもドキドキ度が高く、全4巻でいい感じにまとまった秀作SFホラーです。

私のともだち

那州雪絵さんの『私のともだち』。旧校舎の”怪物”と友達になったいじめられっ子。しかし旧校舎が取り壊されることになり…といった表題作など、全6編を収録した読み切りホラー漫画集。

かつて少女漫画誌に掲載されていたような、「とんでもなく怖いホラー読み切り」を目指して描かれたという漫画群。懐かしさ、そして確実な恐怖を味あわせてくれます。

報いは報い、罰は罰

森泉岳土さんのゴシック・ホラー『報いは報い、罰は罰』。

風変わりな一族に嫁ぎ行方不明となった妹を探しに、山奥の洋館に足を踏み入れた女性を襲う惨劇を描く上下巻。

水と墨を用いた独特な技法で描かれる、恐怖の夜。グロテスクな描写に頼らず、丹念に積み上げられた空気によって形作られる漆黒が、読み手の心をとらえて離さない。

何度読んでも恐ろしいホラー感と、何度でも読み返したくなる流麗な美しさを持つ、唯一無二のホラー漫画です。

『報いは報い、罰は罰』の感想記事はこちら

猫で語る怪異

実話をもとにした恐怖体験のエッセイコミック『猫で語る怪異』。「猫の怖い話」じゃなくって、「登場人物の姿が猫」であるのが特徴

作者のTONOさんが、キャラクターを猫に置き換えたら怖い人も読みやすいかな?と考えてこの形になったそう。

というわけで、作中に登場する人物は基本的に猫の姿。大変マイルドなホラー漫画…かと思いきや、話そのものがめちゃくちゃ怖い!

どの話もひねりが効きすぎた実話系怪談話。結局、起こった出来事を脳内で人間に置き換えてしまうので、二重に怖い(笑)。ホラー漫画好き・怪談好きも納得の怖さです。

おとろし

カラスヤサトシさんの『おとろし』。昔話風な怖い話から、現代の恐怖話まで。各話6Pの短編を計24編収録。「この世 / あの世」「善 / 悪」「夢 / うつつ」といった、表裏一体の世界を描いたショート・ホラー漫画

この漫画を特に評価したいのは、24編全てで手抜きなしの「恐怖」が追求されているところ。ちょっと笑えたり、泣けたりといった、中途半端なお茶濁しはありません。「怖さ」を純粋に楽しみたい人に、ぜひ読んでいただきたいホラー漫画。

まとめ

以上、怖いけど!ページをめくる手がとまらなくなる「このホラー漫画が怖い!おすすめオカルト・ホラー漫画まとめ」でした。お部屋の明かりを落としてお楽しみください。

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