月額定額で対象の電子書籍を好きなだけ読める、漫画・雑誌の読み放題(サブスクリプション)サービス。電子書籍読書の一形態としてすっかり定着、サービスの選択肢も増えてきました。
しかし「漫画」「雑誌」それぞれをラインナップしているサブスクは多数あれど、「マンガ雑誌」を「それなりの量」読み放題対象としているサービスは、実は多くはありません。
というわけで以下、いろいろなサービスをチェックしてわかった「漫画雑誌が充実しているサブスク」サービスのご紹介です。
漫画雑誌が充実しているサブスクは「4つ」
「雑誌が定額読み放題で読めるサービス」について、チェックしたサービスの一覧です。
どれも有名サービスですが、詳しく見ると「漫画雑誌の読み放題」を十分な量ラインナップしているサービスは、意外に少なかったりします。
その中でも漫画雑誌の読み放題が充実しているのは「コミックDAYS」と「BOOK☆WALKER」。またジャンルや使い方によって有用なのが「Kindle Unlimited」と「コミックシーモア読み放題」です。以下、4つの読み放題サービスについて見てみます。
漫画雑誌サブスク詳細
コミックDAYS
「講談社の漫画雑誌」が定額読み放題となる「コミックDAYS」。
- DAYSもっとプレミアム(18誌が対象。月額960円)
- DAYSプレミアム(5誌が対象。月額720円)
の2プランを提供。初月無料お試しサービスがあります。また漫画雑誌以外にも、単話の漫画がポイントで読めます。
「DAYSプレミアム」はヤンマガ・モーニング・アフタヌーン・Kiss・BELOVEが対象。「DAYSもっとプレミアム」はさらに、月刊少年マガジン・マガジンエッジ・なかよし・別冊フレンドほか13誌が追加。合計18誌が定額読み放題対象となっています。
「漫画を定額でたくさん読みたい!」ならば、やはり「DAYSもっとプレミアム」がお得。講談社の漫画雑誌オンリーのサブスクですが、有名雑誌が多数ラインナップされているのが魅力のサービスです。
BOOK☆WALKER 読み放題
KADOKAWAの電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」のサブスク「BOOK☆WALKER 読み放題」。
- マンガコース(月額税込836円:マンガ・雑誌)
- MAXコース(月額税込1,100円:マンガ・雑誌・ラノベ・文芸・新文芸・実用)
の2コースがあり、初回加入は「14日間無料」で利用できます。
漫画雑誌はどちらのコースでも読み放題で、対象雑誌は90誌以上(漫画誌以外にアニメ雑誌等も含む)。漫画・アニメに大きく振り切ったラインナップは、雑誌読み放題サービスの中でもなかなか見られないもの。
「少年エース・コミックビーム・コミックフラッパー・ドラゴンエイジ・B’s-LOG COMIC」などKADOKAWA系列の雑誌のほか、「ヤングキング・月刊アクション・チャンピオンRED・FEEL YOUNG・ハレム」など多彩な出版社の漫画雑誌がラインナップされているのが大きな特徴です。
特にヤングキング系の漫画雑誌や、漫画アクション・週刊漫画TIMES・月刊コミックバンチなどマイナー系の雑誌が意外な面白さ。「普通は読まない漫画雑誌に触れて、面白い漫画を発見できる」という、定額読み放題のメリットを活かせるラインナップになっています。
【ブックライブ公式クーポンガチャ】
Kindle Unlimited
Amazon・Kindle電子書籍の定額読み放題サービス「Kindle Unlimited」。様々なジャンルの電子書籍がラインナップされており、読み放題サービスとして非常に充実。
漫画雑誌も以前はマニアックなものが多かったのですが、比較的メジャーな雑誌が投入されるようになってきました。
少年エース・ヤングエース・ドラゴンエイジなどKADOKAWA系列の漫画雑誌ほか、チャンピオンRED・月刊アクション・月刊コミックバンチ・週刊漫画TIMES・漫画ゴラクスペシャル・本当にあった笑える話など、漫画好き向けの雑誌がラインナップ。
「漫画雑誌専門の読み放題」ではないので、ややマニアックな部分もありますが、「電子書籍の総合読み放題サービス」として充実。「初回の30日間無料」のほか、定期的に行われる「値引きキャンペーン」もお得です。
コミックシーモア読み放題(フル)
電子書籍ストア「コミックシーモア」の読み放題サービス「コミックシーモア読み放題」。プランは「フル」「ライト」の2つで、いずれも「初回登録から7日間の無料期間」があります。
- 読み放題フル(月額税込み1,480円・対象約130,000冊)
- 読み放題ライト(月額税込み780円・対象約60,000冊)
どちらも基本は「漫画単行本・小説・実用書・雑誌・写真集」ジャンルが対象ですが、「読み放題フル」のみ「BL・TL・オトナコミック・ライトノベル」ジャンルが追加されます。
特に「フル」は「ライト」と比較して、「オトナコミック1万冊以上」「BL・TLコミック合計1万冊以上」「写真集1万冊以上」など、「大人向けジャンル」の電子書籍(コミック・写真集など)が大幅に増加。高額な写真集も読み放題対象となるのは、お得感があります。
なお実際にコミックシーモアで電子書籍を読んでいますが、表示速度が非常に速くて動作がサクサク。特に漫画雑誌や写真集などデータ容量多目の本を読む方にオススメです。
※サービスの詳細については、提供元で変更になる場合があります。最新の情報については公式サイトにてご確認ください。
ジャンプ・マガジン・サンデーのサブスクは?
さて気になるのは「週刊少年ジャンプ」「週刊少年マガジン」「週刊少年サンデー」など、人気漫画雑誌のサブスクは無いの?ということ。
これらは上記でご紹介したような、総合的なサブスクリプション・サービスには含まれていません。
ですが少年ジャンプと少年マガジンについては、集英社と講談社で「単独の定期購読サービス」として提供されています。
少年ジャンプ+ 人気漫画が読める雑誌アプリ
SHUEISHA Inc.無料posted withアプリーチ
マガポケ – 人気マンガが毎日楽しめるコミックアプリ
Kodansha Ltd.無料posted withアプリーチ
少年サンデーなど小学館の人気雑誌も、アプリ限定ですが定期購読が提供されています。その他メジャー誌としては、ヤングジャンプの定期購読などもあり。
サンデーうぇぶり-小学館のマンガが毎日読める漫画アプリ
SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ
ヤンジャン!
SHUEISHA Inc.無料posted withアプリーチ
いずれも定期購読という形式ですが、単品の電子書籍よりもお得。弱点としては、それぞれのプラットフォームに都度、登録をする必要があること。それ以外では「電子書籍ストアでの単品購入」という形になります。
漫画雑誌サブスクのまとめ
以上「漫画雑誌が充実している読み放題サービスについて」でした。
購入すれば数千円~数万円かかる量の雑誌も、月額1,000円前後+追加料金無しで楽しめる「漫画雑誌のサブスク」。電子なので「雑誌整理の煩わしさが無い」というメリットも。上手に利用すると、面白い漫画に出会える確率がより高まるでしょう。
特にメジャーな漫画雑誌を読む方には、「コミックDAYS」「BOOK☆WALKER 読み放題」、大人向けをお得に読みたい方は「コミックシーモア読み放題フル」がオススメ。
各サービスでは無料のお試し期間や割引など、期間限定のキャンペーンが行われていることがあります。ぜひチェックしてみてください。