初めて電子書籍を利用して以来、漫画の多くを電子書籍で読むようになりました。
読みたい時に即購入可能、割引・セールもあってお得に本を読めるのが、とても便利。本の置き場所に困らないのも助かります。
そんな電子書籍での漫画読み。多くのストアを使ってきましたが、現在は「BookLive!(ブックライブ)」とAmazonの「Kindle(キンドル)」の2つをメインに、漫画を読んでいます。
特にBookLive!での所有書籍冊数は、1,500を超えました(無料本や漫画以外の本も含みます)。購入比率としては、「BookLive! 7:Amazon 2:紙書籍 1」といった感じです。
BookLive!とKindleを電子書籍購入のメインで使っている理由は、どちらも他の電子書籍ストアより圧倒的に便利で使いやすいから。
どちらも漫画が好きな方にオススメしたいストアですが、両者には微妙な違いや、それぞれのメリット・デメリットがあります。
それを踏まえて以下、BookLive!とKindleの特徴などをご紹介します。
時間が無い人向け・オススメの理由まとめ
BookLive!とKindleの違い、メリットを手っ取り早く知りたいんだ!
という方向けのまとめです。
BookLive!のメリット
- 新刊・セール中の書籍にも使える日替わりクーポン「クーポンガチャ」による値引きが、安定してお得
- 新規入会で50%オフクーポンがもらえる
- 無料漫画や開催中のセール・キャンペーンがわかりやすい
- アプリでもブラウザでもサクサク読める
- 本棚機能が使いやすい
- Tポイントが貯まる・使える
など。安定した値引き・お得感と、読みやすさ・サイトの使いやすさ・わかりやすさなどがメリットです。
Kindleのメリット
- アプリが使いやすい
- 電子書籍専用端末がある
- 突発的な大幅値引き・ポイント還元がある
- レコメンド(おすすめ)機能が有用
- 読み放題サービスが用意されている
- Kindleでしか読めない漫画がある
など。電子書籍用の専用端末や読み放題サービス、品揃えの豊富さなど、他のストアには無い独自のメリットが数多くあります。
併用がオススメ
結論から書くと、BookLive!・Kindleを併用して漫画の購入・読書をするのがオススメ。
- Kindle独自の大幅値引きセールや、値引きされている完結済み漫画は、Kindleで。
- 新刊・連載中の漫画や、各電子書籍ストアで同じセールをしている時は、クーポンを使ってBookLive!で。
私は上記のような感じで漫画を購入。両者を併用するとお得に漫画購入ができ、漫画の多読がしやすくなります。
以上、時間が無い人向けのまとめでした。もう少し詳しいことを知りたいという方は、BookLive!・Kindleのより詳しい長所・短所について、以下もご覧ください。
BookLive!のメリット
ブラウザ・アプリでの読書がサクサク
なんといっても、漫画が読みやすい!
いろいろな電子書籍ストアやアプリを使いましたが、BookLive!はアプリでもブラウザでも、トップクラスの読みやすさがあります。
これは実際に試していただきたいのですが、ページ送りがとても軽快。パソコンのアプリ・ブラウザでも、スマホ・タブレットのアプリでも、サクサク漫画を読むことができます。
PC+ブラウザは、マウスホイール対応なのでページ送りが楽々。ストレスの無いスムーズな漫画読書が楽しめます。
なおスマホ・タブレットでも、ブラウザでの読書が可能です(ストリーミングなのでWi-Fi環境推奨)。
こちらはBookLive!のアプリ画面。アプリのレスポンスも良好で、楽しく漫画が読めます。
また漫画を読んでる途中でも画面中央タップで、シリーズ書籍の一覧を表示。読みたい巻にピンポイントで移動可能。その他、しおり機能やタップ設定・ページ送りの効果設定などもあり、電子書籍アプリとして標準以上の便利機能が備わっています。
クーポンガチャでお得に買える
各電子書籍ストアでは値引きやポイント還元がありますが、BookLive!では他のストアにはない、お得なクーポン「クーポンガチャ」があります。
「青年マンガ全作品クーポン ○%OFF」のような、当日限り有効なクーポンを引くことができます(漫画以外のクーポンも出ます)。
クーポンを引けるのは一日一回ですが、出てきたクーポンが気に入らない時はツイッターなどSNSでシェアすることで、一回だけ再挑戦することもできます。
このクーポンがスゴイのは、新刊書籍や各種キャンペーン・セールにも利用できること。
セール中で半額になっている漫画なども、クーポン利用でさらに値引き。同様のセールをしている他のストアよりも、お得な価格で購入できます。
なおBookLive!を初めて使う場合は、もれなく50%オフクーポンがもらえます。欲しい本がある時に利用してみてください。
セール・キャンペーンがわかりやすい
電子書籍ストアでは、頻繁に無料セール、値引きセール、各種キャンペーンなどが行われます。が、ストアによっては整理が十分にされておらず、セール内容がわかりにくいことも。
BookLive!ではそんなセール・キャンペーンをまとめたページが用意されており、とても便利。
トップページやカテゴリトップでのセール告知のほか、
実施されているキャンペーンの一覧や、
無料本のまとめページも用意されています。
これらのページがあるおかげで、セール対象・値引率・セール期間などが、一目瞭然。情報が整理されているので、ユーザーも迷うことがありません。
具体的な表示の一例については、下記リンクより確認できます。
整理に本棚機能が便利
アプリでは、任意の本棚を作って購入した本を整理できます。
私は漫画は「男性マンガ」「女性マンガ」といった分類で整理しています。他にも実用書用の本棚を作っています。
BookLive!の便利なところは、シリーズ本を自動で分類してくれるところ。複数巻ある本は、自動で一つの表示にまとめてくれます。
書影をタップすると、シリーズ本を一覧で見ることができます。
フォローで新刊通知
BookLive!では、「フォロー」をすることにより、作品や作者の最新刊を知ることができます。
書籍購入時にフォローしたり、気になる作品・作者をフォローリストに入れておくと、最新刊に関するお知らせが届きます。これが地味に便利。新刊漫画の買い逃しを防ぐことができます。
ポイントが貯まる
BookLive!では「Tポイント利用手続き」でアカウントとTポイントを連携させることにより、書籍購入時にTポイントが付与されます。
また「会員ランク」により、Tポイント付与率も上がる仕組み。通常はオレンジ会員ですが、購入金額によりシルバー、ゴールド、プラチナとランクがアップすると、ポイント還元率も上がります。
例えば前月の累計購入金額が10,000円以上のプラチナランクならば、翌月のTポイント付与率は3%!漫画購入の際にポイントをお得に利用できます。
ランク条件・付与率等については、下記よりご確認ください。
クレカが無くても買える
BookLive!ではクレジットカード以外の決済方法が多数用意されているので、クレカを持っていない方でも電子書籍を購入することができます。
具体的には、「BookLive!プリペイドカード」を購入し、アカウントに登録することで、額面のポイントをサイトで利用できるようになります。
BookLive!プリペイドカードは三省堂書店や、各種コンビニなどで購入できます。
その他、各種電子マネーやキャッシュレス決済なども利用可能。お支払い方法の詳細につきましては、下記ページにまとめられています。
BookLive!のデメリット
レビュー・レコメンドがやや弱い
総合的に見て、BookLive!に大きな不満はありません。
が、強いて言えば、Amazonよりレビューの数が少ないこと、またレコメンド(オススメ・関連作品の表示)機能の精度が今ひとつ、というのが弱いところでしょうか。やはりこれらの分野に関しては、Amazonが圧倒的に優れています。
とはいえ、レビュー・レコメンドに関してはAmazonの一人勝ちであり、BookLive!が特に他の電子書籍ストアと比較して劣っている、というわけではありません。
またレビューも投稿を促すキャンペーンなどで、少しずつ充実してきたという印象。これからのさらなる発展に期待です。
Kindleのメリット
アプリでの読み心地が良い
Kindleアプリを長年使っていますが、漫画や書籍の読み心地はとても良い、と感じます。
ライブラリでは「コレクション」を作ることで、購入した書籍をまとめることが可能。
読書時のページめくりもスムーズ。読書の進捗具合をパーセンテージで表示してくれたり、スキップした位置を示してくれたりと、Kindleアプリならではの機能も備えています。
また頻繁なアップデートで改善・不具合の解消をしている、という印象。安心して漫画が読めるアプリです。
電子書籍専用端末がある
Kindleでは、Kindle Paperwhiteなどの電子書籍専用端末が用意されています。
スマホ・タブレットではなく省電力で大容量の電子書籍端末を使いたい、という方にはKindle端末の利用がオススメです。
大幅な値引き・ポイント還元も
Kindleでは時おり、電子書籍を大幅値引き・ポイント還元するセールが行われます。
ぶっちゃけ、タダみたいな価格で本を販売することも。これは国産電子書籍ストアに真似のできない、Kindleの大きな強み。
ただセールは不定期なので、下手に続きものの漫画を買ってしまうと、タイミングの良い値引きが受けられないことも。
私は続きもの漫画はBookLive!のクーポンで、完結済みの漫画はKindleのセールで購入、といった使い分けをしています。
レコメンド機能が強い
レコメンド、つまりオススメ機能が優れているのが、Kindleの大きな強み・便利さ。
他の電子書籍ストアは、タイトルや著者名から関連書籍を勧めてくれるだけですが、Kindleではちゃんと内容に沿った漫画をオススメしてくれます。
この機能で買った漫画は数知れず。レコメンド機能をたどっていくだけで、おもしろそうな漫画を見つけることができます。
読み放題サービスがある
Kindleでは、月額定額読み放題サービス「Kindle Unlimited」が提供されています。
漫画だけでなく、各種雑誌や書籍も読み放題の対象。最新の漫画・人気の漫画はラインナップ外ですが、それでも元を取れる書籍の数が揃っています。
漫画が定額読み放題のサブスクリプション・サービスはKindle Unlimited以外にもありますが、インディーズ漫画やKindleでしか読めない書籍もあるので、ラインナップはKindleが一番といっていいでしょう。
また初月30日間は無料体験できるのも嬉しいところ。目一杯、読み放題を楽しむことができます。
Kindleでしか読めない漫画がある
上でも少し触れましたが、各電子書籍ストアでしか読めない漫画、というものがあります。BookLive!やその他のサービスにもサービス独自の漫画がありますが、Kindleではそれが群を抜いて多い。
これは他社に先駆けて、Kindleの独自出版フォーマットを確立した、というのが大きいのですが、それを利用してKindleプラットフォームのみで公開されている漫画が多数あります。
懐かしのあの作品や同人漫画も、Kindleでは読める、かもしれません。
Kindleのデメリット
検索が使いにくい
KindleもBookLive!と同じく不満点は少ないのですが、数少ない難点は、漫画を探すための「検索機能」がもう一つ使いにくいところ。
セール対象の漫画・無料作品だけを探す、といった条件指定がやりにくかったり、シリーズ本の「まとめ表示」機能がなかったり。
書籍点数が多いだけに、もうひと工夫が欲しい。最近は検索結果にスポンサーリンクを挟んでくるようになったので、それもマイナス。
まあ細かいアップデートで使いやすさを向上させてくるのがAmazonの強みなので、今後の機能改善に期待です。
まとめ。併用がおすすめ!
以上、電子書籍ストアBookLive!とKindleの、メリット・デメリットでした。
どちらも漫画読みではトップクラスのパフォーマンスを発揮してくれるのですが、個人的には「トータルではBookLive!の方が使いやすい」という印象です。
ただKindleのメリット、特にレビュー機能は捨てがたいものがあるので、現状はBookLive!を重点的に使いながらも、Kindleと併用しています。
特に両方を使っていると、それぞれのセールやクーポンでお得に漫画購入ができるので便利。
最初の方でも書きましたが、
- 独自の大幅値引きセールがある時はKindleで。
- 電子書籍ストアの共通セールや新刊を買う時は、クーポンを利用してBookLie!で。
といった使い方をするとお得、漫画読書がたいへん捗ります。
もちろんBookLive!・Kindleとも、漫画以外の書籍・雑誌も便利に読むことができます。ストアやアプリで、ぜひその使いやすさを体験してみてください。