電子書籍ストアの支払い方法と言えば、クレジットカードが一般的。ですが各ストアでは「電子マネー」「プリペイドカード」を使った決済方法も用意されています。
電子マネーやプリペイドカードは、
- クレジットカードを持っていない
- クレカを持っているが、セキュリティ的にストアに登録したくない
といったケースでの支払い方法として便利。またコンビニ等で購入できる手軽さも魅力です。
以下「電子マネー・プリペイドカードの買い方・使い方の例」と「主要なストアで使えるプリペイドカードやポイント」のまとめです。なお記載の情報は基本的に記事作成時のものです。
電子マネー・プリペイドカードはどこで売ってる?
電子マネー(WebMoneyやBitcashなど)や、電子書籍ストアで使えるプリペイドカードの買い方です。
個別のケースについては後述しますが、電子マネー・プリペイドカードの多くは
- コンビニ
- ドラッグストア
- スーパー
- 家電量販店
などのプリペイドカードコーナーで購入ができます。各種カードをレジで精算、有効化すると、電子書籍ストアで使えるようになります。
またブックライプやhontoなどの一部プリペイドカードは、三省堂書店やジュンク堂書店など、実書店の店頭でも販売されています。
電子マネーによる電子書籍の支払い方法
電子マネー(WebMoney・BitCash・楽天Edyなど)を使った、電子書籍ストアの決済例です。
WebMoneyを使った電子書籍の買い方
「WebMoney(ウェブマネー)」を電子書籍ストア「ブックライブ」「ebookjapan」で利用した場合の例です。
こちらはコンビニで購入したWebMoneyのマルチプリペイド。1,500ポイントから10,000ポイントまで、希望ポイント数をレジで指定するバリアブルタイプです。
WebMoneyでは他に、マルチコピー機やLoppiなどで購入できるタイプも用意されています。
WebMoneyがユニークなのは、会員登録をしなくても利用できるところ。「プリペイド番号ごと」に残高を記録する仕組みで、WebMoneyサイトの「残高照会」に番号を入力すると、番号に紐付いたポイントが表示されます。
タブレットPCでWebMoneyサイトにアクセスした時に「このページは動作していません」と出る場合は、ブラウザ(画像はChrome)のメニューから「PC版サイト」にチェックを入れてみてください。
話を戻して、具体的にWebMoneyを使った決済について。
WebMoney支払いに対応している電子書籍ストアならば、決済方法の項目に「WebMoney」が表示されるので、それを選択します。
上記はブックライブの例。「決済方法」の項目から「WebMoney」を選択します。
WebMoneyを選択した状態で「購入」すると、WebMoneyサイトへ移動。プリペイド番号を入力して支払いをすると、電子書籍の購入が確定します。
こちらはebookjapan(イーブックジャパン)の例。決済画面の支払い方法から、WebMoneyを選びます。
なおebookjapanで画面のような選択肢が表示されない場合は、「PayPay」「Tポイント」項目からチェックを外したり、「ほかのお支払い方法へ」のリンクをタップしてみてください。
このように「電子書籍ストアの決済画面から電子マネーのサイトへ移動」→「電子書籍ストアへ戻って決済が完了する」という流れで、電子書籍ストアでの電子マネー決済が完了します。
上記以外のストアでもガイダンスに従えば、特に迷うこと無く支払いが完了するでしょう。
電子マネーの残高が不足していたら?
決済時に電子マネーの残高が不足していた場合、どのような処理になるのか?ということも参考までに記載しておきます。以下はブックライブ+WebMoneyの例です。
ブックライブの購入画面でWebMoneyを選択し「購入を完了する」に進んだ時。WebMoneyの残高が購入金額より少ない場合は、「プリペイド残高が不足しております。」というメッセージが表示されます。
もし別のWebMoneyカードがある場合は、追加で利用が可能です。
他の決済方法を選択したい場合は、画面下部にある「キャンセル」をクリックすると、決済処理が中止されてブックライブの購入画面に戻ってきます。
プリペイドカードの使い方
次に、プリペイドカードを使った電子書籍ストアの決済例です。専用のプリペイドが用意されている「ブックライブ(BookLive!)」での利用例です。
プリペイドカードでの電子書籍購入は電子マネーと異なり、基本的にはカードをサービスに登録→ポイントに変換し、そのポイントを決済時に利用する、という形になります。
まずプリペイドカードを購入します。ブックライブのプリペイドカードはコンビニ・スーパー・三省堂書店ほかで購入できます。
カードを台紙からはがし、スクラッチ部分(「中央から軽く削ってください」)の部分にある数字を確認します。
ブックライブのサイトから「Myページ」に移動。「店頭決済・クーポン」から「デジタル図書券・プリペイドカード」に移動し、「入力画面はこちら」をクリック。
表示された画面にて、プリペイドカードに記載のカード番号とPIN番号を入力。あとは画面の案内に従って、登録を完了させます。
登録が完了すると、プリペイドカードのポイントが反映されます。あとはお買い物時にポイントでの支払いを指定すると、決済にポイント残高が反映されます。
このように、電子書籍ストアへのプリペイドカード登録は非常に簡単。今回はブックライブを例としましたが、どのプリペイドカードも概ね同様の手順でポイントを登録できると思います。
ブックライブプリペイドカードの詳しい販売店舗については、下記よりご覧ください。
電子書籍ストアで使える電子マネー・プリペイド
以下、主要な電子書籍ストアで利用できる、電子マネー・プリペイドカードやポイントの例です。
Kindle(Amazon)
Amazonの【Kindle電子書籍】では
- 店頭で購入できる専用プリペイドカード
- サイトでチャージできるギフト券
などが使えます。WebMoneyなどの電子マネーは「Amazon全体でのお買い物」には使えますが、ワンクリック決済が前提のKindle電子書籍には利用できないので注意。
なおチャージタイプのAmazonギフト券は、
- サイトで5,000円以上チャージ
- コンビニ・ネットバンキング・ATMで現金で支払い
- ポイントを受け取る
という手順を踏むと、最大2.5%のポイントアップとなります。これは終了日未定のキャンペーンなので、詳しくは【Amazonチャージ】にてご確認ください。
ブックライブ(BookLive!)
電子書籍ストア【ブックライブ(BookLive!)】では、
- 電子マネー(WebMoney・Bitcash・楽天Edy・Google Payなど)
- 店頭で買える専用プリペイドカード
が利用可能です。
専用プリペイドカードは、ローソン・ミニストップ・イトーヨーカドー・平和堂などのコンビニ・スーパーのほか、三省堂書店・大垣書店などの書店で購入できます。
ブックライブは他にもTポイントなど、多彩な支払い方法に対応しています。詳しくは「ブックライブ公式:ご利用ガイド>お支払い方法」よりどうぞ。
DMMブックス
- 店頭で買える専用プリペイドカード
が電子書籍購入ほか、DMMで提供されているサービスの支払いに利用できます。プリペイドカードを登録し、DMMポイントとしてDMMに貯蓄しておく形式です。

honto(ホント)
紙書籍と電子書籍、両方の取り扱いがある【honto(ホント)】。
- 電子マネー(WebMoney・Bitcash)
- 店頭で買える専用プリペイドカード(hontoポイントチャージ用チケット)
- 図書カードNEXT
が支払いに利用できます。「図書カードNEXT」が使えるのは、紙書籍の販売もあるhontoならでは。
「hontoポイントチャージ用チケット」は購入金額+5%分のポイントがチャージされ少しお得。丸善・ジュンク堂・文教堂ほか、提携書店で購入可能です。
楽天Kobo
楽天の電子書籍サービス【楽天Kobo】では、
- 店頭で買える楽天ポイントギフトカード
で楽天ポイントをチャージ、電子書籍の決済に使用することができます。カードは各種コンビニやドラッグストア、家電量販店などで購入できます。
ebookjapan(イーブックジャパン)
【ebookjapan(イーブックジャパン)】では、専用プリペイドカードなどは用意されていませんが、
- 電子マネー(WebMoney・Bitcash)
が支払いに利用できます。「Tポイント」も支払い時に利用可能ですが、キャッシュレス決済PayPayとの併用はできないのでご注意を。
まとめ
以上、「電子マネー・プリペイドカードを使った電子書籍の買い方」でした。
クレジットカードを使わずカンタンに電子書籍が購入できるのが、お分かりいただけたのではないでしょうか。特にWebMoneyは手軽に購入でき、また複数のストアで使えて便利です。
なお電子書籍はKindleを利用されている方が多いと思いますが、それ以外のストアも使ってみると意外と読みやすくてお得なので、ご紹介した方法でいろいろなストアを利用してみてください。漫画読書が捗るでしょう。
記事中でご紹介した電子書籍ストアはこちら。