漫画「終の退魔師 ―エンダーガイスター」―迫力のオカルト・アクション(&セクシー)

四方山貴史さんの「終の退魔師 (ついのたいまし)―エンダーガイスター」。特殊な退魔能力を持つ主人公のスタイリッシュなバトルがインパクト大!なオカルト・アクション漫画です。

連載はCygamesの漫画アプリ「サイコミ」で、単行本は2021年9月現在、小学館より電子書籍版が7巻まで刊行中。紙書籍版も8月から刊行が始まりました。(※本記事は電子書籍版を読んでの感想です。)

なお電子書籍版の正式タイトルは「終の退魔師 ―エンダーガイスター―<無修正ver.>」。「<無修正ver.>」というワードが付いていますが、アプリでは表現できない部分が「無修正」となっています(笑)。

「終の退魔師 ―エンダーガイスター」感想

あらすじ・概要

元軍人で一級のエクソシスト(退魔師)である黒沢アキラ、通称「黒の射手」。体から湧き出る魔煙(クワルム)を使い、構造を理解したものを一時的に再現できる「物質の再構築」能力と、超人的な身体・格闘術を併せ持ち、世界各地で退魔業を行う。

そのアキラに、退魔協会は日本への渡航を指令。高度な霊装術具を操る女性退魔師・淡縞千景(あわしまちかげ)と共に、多くの退魔師が任務中に死亡している『「闇の柱」現象』の原因究明にあたることに

しかしアキラたちの前には、強力なモンスター、そして刺客が現れて…?

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以上が「終の退魔師 ―エンダーガイスター―」の導入部。なお本作は、四方山貴史さんの前作「VS EVIL(バーサス・イビル)」全3巻の続編。同一の世界観を持ち、一部登場人物も重複しています。

劇中にもところどころで前作の主人公たちの話が出てくるのですが、「VS EVIL」を未読でもおそらく楽しめると思います。気になったら「VS EVIL」も読んでみる、ぐらいの感じでOK。もちろん先に読んでおくと理解が進むことは言うまでも無し。

「何でもあり」のハードな退魔アクション

「退魔」「エクソシスト」と言えば「魔を祓う」もの。この「終の退魔師 ―エンダーガイスター」もタイトル通りその系統の話なのですが、そこにミリタリー感あふれるガン・アクションや、格闘技・剣術などの肉体系バトルを組み込んでいるのが大きな特徴。

また登場する敵は、オカルト的心霊現象はもちろん、ファンタジー系のモンスターや妖怪、特殊能力を持つ殺し屋など、バラエティに富んだもの。退魔をベースにしつつ、「何でもあり」のハードなバトル(ちょいグロあり)が繰り広げられます。

ちなみに「終の退魔師 ―エンダーガイスター―」には、キャラクター設定・セリフ・アクションほか、作中の随所に有名映画へのオマージュが仕込まれています。それが他のアクション漫画に無い、独特のスタイリッシュ感を付加。不思議な読み心地を味あわせてくれます。

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「遺跡」での新感覚バトルが面白い!

そんな物語の主人公であるアキラ。元々はドイツの特殊部隊に所属、驚異的な格闘術と射撃能力を誇る優秀な軍人。

…だったのですが、物語冒頭では全身に「奇妙な紋様」を浮かべ、アフリカのゲリラ相手に大暴走。その理由が単行本3~4巻で語られるのですが、これが非常に面白いエピソード。

特殊部隊上官の命令で、ヨハネスブルクの地下遺跡に潜入するアキラのチーム。プレデターのような不死の化け物に襲われるのですが、そこで展開される、映画『ハード・コア』にインスピレーションを受けたという「POV(一人称視点)バトル」が大迫力!スピード感あふれる新感覚の戦いに引き込まれます。

そして仲間を守るために取った行動により、アキラの身体には「ある異変」が。さらに正気を失い地上で暴走する彼を、ファンキーな風貌の小柄な女性が静止。彼女は不思議な力を身に着けたアキラを、退魔師(エクソシスト)の道へと導き、ここに「黒の射手」アキラが誕生!

バイオレンスな戦いの行方は…?

しかしその異質な能力ゆえ、彼自身も「敵」のターゲットに。4巻以降は凶悪な殺し屋たちとの戦いが繰り広げられるのですが、ここでもまた銃・刀から拳法・呪術・特殊能力まで、バラエティ豊かなアクション・バトルが展開されていきます。

そんな「終の退魔師 ―エンダーガイスター―」、オススメのアクション漫画なのですが、ややバイオレンス強めな表現もあり、苦手な人もいるかもしれません。ですがところどこに挟まれるコメディ表現や映画へのオマージュが、それらと不思議なバランスを形成。アキラやパートナー・千景ほか、ユニークなキャラクターも魅力とも相まって、読み始めると止まらない面白さのある漫画となっています。

また「<無修正ver.>」と銘打つだけあって、本編&おまけページのセクシー描写も見逃せないところ(笑)。まあ「セクシーピンナップ」レベルなんですが、洒落が効いていて思わず笑ってしまう。「終の退魔師 ―エンダーガイスター―」のお楽しみの一つです。

まとめ

以上、四方山貴史さんの漫画「終の退魔師 ―エンダーガイスター―」感想でした。銃器・剣術・格闘術などによるアクション、異形の織りなすオカルト&バイオレンス描写、そしてちょいエロと、多岐に渡る要素が独特のセンスでまとめあげられていて、非常に読み応えあり。

物語も巻を重ねるにつれ迫力を増し、また謎も増々いい感じで深まってきたところで、まさに今が読み頃。オカルト好き・アクション好き・ちょいエロ好き(笑)など、多方面でオススメのユニークな漫画です。

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