この短編漫画がスゴイ!よりぬき短編マンガさん

この記事は約15分で読めます。

短編漫画が大好きで、本ブログでも多くの短編集をレビューしています。

そんな短編漫画集の中から、短編集そのものではなく、「その中に収録されている面白い1編」に絞って、おすすめ漫画をご紹介。

よりぬき短編マンガ

かえるのうた

オガツカヅオさんのホラー短編集「魔法はつづく」より、「かえるのうた」。

カラオケ店に集い、トランプをしながら朗らかに談笑する父・姉・弟と、父の彼女の4人。

しかし「かえるのうた」を高らかに輪唱する彼らの姿には、どこか違和感が。そして徐々に明らかになる、家族の真実ー。

ホラー風味の良質な短編を数多く輩出しているオガツカヅオさん。本作も読み進めるにつれジワジワ「ん?ちょっとこれ、おかしくない…?」と、心を侵食していくザワザワ感が絶妙

単行本「魔法はつづく」はジャンルとしては、オカルト・ホラーに属するものですが、えげつない系のホラーではないので、全方位に向けてオススメです。

あなたにあいみつ

ひの宙子(ひろこ)さんの「グッド・バイ・プロミネンス」より「あなたにあいみつ」。

とある夜、同僚の広告営業・篠原と、女子大生バイト・秋吉さんの路チューを目撃した瑤子(37歳独身)。篠原が既婚者であることを知る瑤子は、翌朝、その尻に蹴りを入れる。

その後、給湯室でたまたま秋吉さんと二人きりになった瑤子。お尻を突き出して「蹴りません?」と挑発してくる彼女に、「なにこの女」と怒りが。

しかしその夜、なぜか二人で飲みに行くことに。そこで意外な展開が…?

人と人との微妙な距離感を、終盤でグッと近づける物語運びが印象的な、連作短編集の一編。読んでいると最初は、瑤子と同じように秋吉さんに、「なにこの女」って思っちゃうんですよね。

が、後半でそのイメージがコロッとひっくり返される。してやられた感があってくやしい!

にくをはぐ

遠田おとさんの「遠田おと短編集 にくをはぐ」より表題作「にくをはぐ」。

少年ジャンプ+で公開されるやいなや大きな反響を呼んだ一作。ボリューム大きめの短編、というよりは中編に近いかも。

ハンターである父親のもと、狩猟系Youtuberをする主人公・千秋は、体は女性、心は男性のGID(性同一性障害)。

性転換に抱く思いの一方、亡き母、そして父から受ける「立派なお嫁さんになってね」という願いに苦しむ。

しかしある日、父親から大腸がんであることを告げられた千秋は、ある決意を…。

全編から受ける張り詰めた、息苦しいほどの緊迫感は、著者自身の体験がもとになっているからか。主人公が想像で「胸を削ぎ落とす」シーンは圧巻

GIDの苦しみだけではなく、性転換の問題点などが織り込まれている点も秀逸。単行本には描き下ろしの後日談と、もちぎさんとの特別対談を収録。

白件

中村朝さんの初短編集「天帝少年 中村朝短編集」より、SNS等で話題となった民俗学ホラー「白件」。

廃村の旧家の一室で、頭髪を真っ白にして死んだ4人の少年。その部屋の襖には「小さな白い手形」が残されていた。

事件を担当する刑事たちは旧家の血を引く少年から、その祖母が「家の中に白い女の人がいる」と言っていた、との証言を得る。

さらに調査を進めると、その家系にまつわる「不自然な死」が明らかになるが…。

オカルト・ホラー系統の短編。作者特有のあっさり目な絵柄はあまり怖さを感じさせないのですが、怪奇事件の詳細、キャラクターの設定、物語の運び方などで、きっちり怖がらせてくれるのはお見事。伏線の回収も上手く、ホラー短編として珠玉の出来。

ところで主人公の助手的立場となる女性学者がとてもいい味を出しているのですが、シリーズ化されませんかね、この話。

リトロリフレクター

衿沢世衣子さんの短編集「ベランダは難攻不落のラ・フランス」より、「リトロリフレクター」。

山上の天文台を舞台に、探検に来た男子小学生と謎の少女の交流を描いた、ボーイ・ミーツ・ガールです。

ゆるふわな魅力を持つヒロインと、思春期の少年のささやかな成長。そしてふと夜空を見上げて、宇宙へ思いを馳せたくなるさわやかさ

衿沢世衣子さんならではの魅力が遺憾なく発揮された一作です。ふにゃい!

ハンドスピナーさとる

同じく衿沢世衣子さんの短編集「制服ぬすまれた」から、「ハンドスピナーさとる」。

スマホを壊して心が落ち着かない大学生・さとるが、元ヤンの美人喫茶店員から渡されたのは、ハンドスピナー。

その彼女が、謎の失踪事件に関わっているかもしれない!さとるはハンドスピナーを回して思考をフル回転させる…!

…という、ちょっとコメディー仕立てのライトなミステリー。推理の前にさとるが発した「このっ ハンドスピナーが 止まるまででいいから…!!」は名言。シリーズ化して欲しい一作。

京子の夢

こがたくうさんのSF漫画「宇宙のプロフィル」より「京子の夢」。

安住の地を求めてさまよう宇宙船内の少女・ルシュと、現代日本に住む女子高校生・京子、二人の意識がリンク。

夢を見ている時だけルシュとなる京子は、やがて宇宙船内から「地球」を見つけ…。

シンプルな構成に見えつつも、読者の想像をクイッとひねる仕掛け。いい味出してます。短編ながら宇宙の広大さを意識させてくれる、良質なSF漫画

星空パルス

うぐいす祥子さんのホラー短編集「フロイトシュテインの双子」より、「星空パルス」。

妻を亡くしてから電波系な行動が増えた父親に困っている、主人公の少年。ある夜「たった今、エイリアンからのメッセージを受信した」と言う父親に連れられ、森の中へ。

二人はそこで少女の死体を見つけ…。

「うぐいす祥子」はひよどり祥子さんの別名義。というわけでグロさ満点のホラー短編。しかし物語は予想もつかない方向へ。

…ホントに予想がつかないんですよ、この漫画。でもホラーなのに、最後まで見ると笑ってしまうことうけあい。単なるホラーに留まらない、作者らしさが全開しています。

長い夢

作者・伊藤潤二さん自らがチョイス、解説まで付いた「伊藤潤二自選傑作集」。名作「首吊り気球」も収録されていますが、ご紹介する「長い夢」も捨てがたい良作。

一晩に見る夢の中で、実際の睡眠時間よりもはるかに長い時を過ごす入院患者。しかし夜を重ねる内に、夢の内容が彼の外見にも次第に影響を及ぼし…。

どの作品を読んでもその発想の奇抜さ、そしてそれを表現する強い力を感じる伊藤潤二さんのホラー漫画。その中でも個人的に特に印象に残っている短編。ハッと息を呑む怖さと、驚きがあります。

くろいひつじ

萩尾望都さんの短編漫画集「山へ行く」より「くろいひつじ」。

4世代に渡り、音楽を愛する一族。法事の場で、亡き曾祖母の思い出と音楽話に花を咲かせる。

その中でただ一人、疎外感を感じる男性。積年のいらだちはやがて頂点に達し…。

集団の中における除け者を暗喩する「くろいひつじ(黒い羊)」。その「羊」である男性の、誰にも理解されないであろう暗い妄執、そして苦しみ・哀しみを、わずか16Pで描ききった短編。

萩尾望都さんのスゴさをわからされた、衝撃の一作でした。

透明人間の恋

安藤ゆきさんの短編集「透明人間の恋」から表題作「透明人間の恋」。

透明人間のように存在感の薄い地味な女子高生。クラスのモテ男に告白するも、「あんた鏡みたことあんの?」とバッサリ。

そこからメガネを止め、髪型を変え、化粧もはじめて、次第に変化していく彼女。逆に彼女が気になってきたモテ男はー。

地味目の女子がその外見を劇的に変貌させてゆく、というのは定番のパターン。が、「そう来たか!」とニヤリとせざるを得ないオチが秀逸。意外な驚きを与えてくれます。

とんかつ

豊田徹也さんの「ゴーグル」より巻末収録の「とんかつ」。

銀行内部にて、過去の融資に関わる問題が発覚。当時担当していた元行員に協力をあおぐことに。

しかしその老行員が出した協力の条件は、昔食べた思い出のトンカツを探すこと。検査部の女性銀行員はトンカツ探しに奔走するが―。

トンカツの味が忘れられない、という単純な話ではなく、その裏には老行員の仕事に対する悔い、そして若くして亡くした息子への思いが。そしてそれに付き合う、クールで無表情な女性銀行員の姿が印象的。

淡々と進行しながら濃密、ラストは思わずニヤリとくる満足感。これぞ大人のドラマ。本作であなたは漫画史上最大のドヤ顔を見るだろう

すいかドライブ

勝田文さんの短編漫画集「小僧の寿し」より「すいかドライブ」。

毎日に張り合いの無い女性が、偶然再会した吹奏楽部の先輩に誘われて、軽トラでスイカ売りのドライブに出る、という話。

ふとしたきっかけで人は変われる。そしてその横にはスイカがある?夏の一日の「一瞬」が一人の女性の心にエポックを与える瞬間が、さわやかに描かれる一編。

ちひろ

白山宣之さんの作品集「地上の記憶」より「ちひろ」。

海辺の田舎町に住む、とある女子中学生の夏の一日を、写実的な描写で丁寧に描いた一作。

少女の一日をただ訥々と綴っているだけなのに、家族への想い、進路に対する不安など、彼女の内面がじわじわと伝わってくる、緻密な表現力と構成力は圧巻

彼女はこの後、どんな人生を送るのだろう?そんなことを考えずにいられない。

兄嫁の爪

ウラモトユウコさんの漫画短編集「彼女のカーブ」より、「兄嫁のつめ」。

ネイリスト検定を明日に控える女性。しかしトラブルにより、モデルがキャンセル。ちょっと苦手なギャル系の兄嫁に助けを求めるが、マイペースな彼女に対してイライラが頂点に…。

徹底的に噛み合わない二人の女性。しかしその原因は実は…というオチが面白い。再読すると、いろいろと違う面から物事が見えてくる

ほっこり漫画でありながら、意外と示唆的な内容。勉強になります。

谷後先生

収録作品の多くから、漫画なのになぜか感じる文学感。黒谷知也さんの「幸福はアイスクリームみたいに溶けやすい」から「谷後先生(やごせんせい)」。

定年後に1年だけ国語の講師となった老教師と、彼に不思議な気持ちを抱く女子中学生。二人の作文を通した交流を、女子目線で描く短編。

多くは語らず、その姿勢で矜持を語る老教師。思春期らしい真っ直ぐな清廉さを持つ中学生。二人が世代を超えて心を通わす様に、短編小説を読み終わったかのような瑞々しい読後感があります。

ヨランダ・ボーの薬草

「奈知未佐子短編集 ~思い出小箱の15粒~」より「ヨランダ・ボーの薬草」。

幼い頃、大事な薬草を無くしたヨランダ。やがて子を生み、老人となる。そしてある日、疫病により家族が次々と倒れる事態に。

ヨランダは思う。あの薬草さえあれば―。そして彼女の前には突如、不思議な扉があらわれ―。

童話的なテイストで展開される、不思議なお話。優しい絵柄と裏腹に、展開される物語はダイナミックで力が入ります。物語の終盤で発せられるヨランダの言葉に、静かに感動。

クローン

戸田誠二さんのSF短編漫画集「スキエンティア」より、第3話「クローン」。

事故で夫と娘・マナミを亡くした女性。医師の提案により娘をクローンとして再び産み、娘・ヒロミとして育てる道を選ぶ。

しかし彼女の成長とともに、その心には戸惑いと葛藤が生まれー。

事故の辛さを乗り越えるために娘をクローンとして再生した女性。子どもの成長を喜びつつも自身のエゴと向き合っていく。

感情の置きどころが難しい問題で、100%スッキリすることは決してない話。しかし人間が成長する生き物である、という「光」を感じさせる一編

金なし白祿

「九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子」よりファンタジー時代劇「金なし白祿」。

描いたものが紙を飛び出すほどの画力を持つ、画家・白祿(びゃくろく)。金に困り、彼の贋作である侍と馬の絵に眼を入れ実体化、ともに金策に走るも失敗。

そこで高価な龍の鱗を手に入れるため、絵の中の龍に眼を入れるが…。

下手くそな贋作ゆえ、ダメダメな侍。しかしその絵は描いたのは実は…読めば読むほどジワジワ来ます。多彩な表現力を持つ漫画家・九井諒子さんの和風タッチにも注目

ヤキトリ奇談

呪みちるさんのホラー短編集「顔ビル/真夜中のバスラーメン」から「ヤキトリ奇談」。

「ヤキトリ屋」のゲテモノ串で、上司であるキャリアウーマンを困らせようとする年上の部下。しかし上司は逆に、その味にハマってしまう。

やがて会社をやめた部下と、ヤキトリ屋で再会する上司は、恐ろしくも不思議な体験をする…。

美麗な作画と奥深いストーリーで、読者を独特のホラー世界へ誘う呪みちる作品。この「ヤキトリ奇談」も単にグロテスクなだけではない、読み応えのある物語。

極上の恐怖を味わったあと、得も言われぬ余韻が残ります。

スケスケメガネ伝説

同じく呪みちるさんの短編集「口裂け女あらわる!~昭和怪奇伝説~」より「スケスケメガネ伝説」。

何でも見える「スケスケメガネ」を手に入れ損なった男の、思い出ばなし。しかしそれを実際に手にした人間は、恐怖の体験をしていた…!

タイトルからして昭和の都市伝説感があふれますが、中身は本格的なホラーストーリー。妖しくも美しい美麗な線と深みのある恐怖物語は、一度読んだら忘れられないインパクトあり。呪みちるさんの妖艶な描画が素晴らしい。

ミッドナイトブルー

全7編収録の漫画短編集「ミッドナイトブルー」より、表題作「ミッドナイトブルー」。

高3の夏に、2年毎の再会を約束する男女4人。しかしその一人・みのる(女性)は交通事故にあい帰らぬ人に。

その後、初めて集まった3人。そこで主人公・暁人は、幽霊となったみのるに再会する―。

思わず夜空を見上げたくなる、切ないラブ・ストーリー。静寂かつファンタジックな雰囲気が心に染み入ります。そして全編、青で彩られているこの短編集は、まさに「ミッドナイトブルー」。

炎トリッパー

「高橋留美子傑作短編集(2)」より、アニメ化もされた名作SF「炎(ファイヤー)トリッパー」。

ガスタンクの爆発により、戦国時代にタイムスリップした女子高生。一緒に爆発に巻き込まれた男の子を探そうとするが…。

タイムスリップ要素をうまく使った仕掛けにより、短編ながらも読み応えのあるSFとなった作品。そして徹底的にボーイ・ミーツ・ガール(またはガール・ミーツ・ボーイ)が描かれるのは、流石の高橋留美子漫画。色あせないおもしろさがあります。

私たちはまだ途中

みずみずしい短編を多数収録した、安堂維子里さんの「世界の合言葉は水 安堂維子里作品集」から「私たちはまだ途中」。

宇宙学校で、宇宙飛行士としての訓練を積む少年少女たち。その中でも天才と評される少女、その目は常に遠くを見ていた。そして宇宙へ上がった彼らは、少女の取った行動に驚愕するー。

水の表現を絡めながら、リアルかつファンタスティックに描かれるSF短編。地球、そして宇宙へと自然に気持ちが広がってゆく、不思議な読後感のある作品です。

ELEMENT7

「冬目景作品集 空中庭園の人々」より「ELEMENT7」。

女子大生の部屋に居着いた宇宙人。少女の姿に擬態したそれは、宇宙にいる仲間からの助けを待ちながら、完璧な主婦を目指す(笑)。そしてやがて来る別れ。その時、宇宙人は意外な行動をー。

アパートの一室で起こる、小さな「未知との遭遇」。コミカルだけど、ちょっとドキッとする、そんなファースト・コンタクトが描かれます。

なき顔の君へ

有永イネさんの漫画短編集「さらば、やさしいゆうづる」より「なき顔の君へ」。

顔のアザがコンプレックスな女子中学生は、良くできた双子の弟の不幸を願い、そしt彼の「顔」が突然見えなくなる―。

互いの立場を取り替える物語「王子と少年」に絡めて、コンプレックスを抱える少女がやがて周囲に向き合うまでを、丁寧に描いた短編漫画。彼女の決意の表情は、ハッとする美しさ

コルベス様

「七匹の子やぎ」「ラプンツェル」など、グリム童話を諸星大二郎さんが独自の感覚でアレンジした「スノウホワイト グリムのような物語」から「コルベス様」。

擬人化された動物たちが、コルベス様のお屋敷へ乱入、ひたすら暴虐の限りを尽くす様が淡々と描かれる、異色の物語。

普通はまず知らないであろう「コルベス様」という話。オリジナルは童話でありながら、どことなく漂うSF・ホラー感は諸星大二郎ならでは。奇妙な後味を心に残します。

マムシデ

カラスヤサトシさん描くホラー・オムニバス「おとろし」より、「マムシデ」。

マムシをたやすく捕らえることのできる、不思議な「マムシ手」を持つ老人。しかしふと思う。「この手で人をつかむとどうなるのか?」ふといだいた妄執と、その顛末。

わずか6Pの短編ながら、人の底に潜む昏い欲望をねっとりと描いた秀作。他人の心の闇を思わずのぞいてしまったような、後味の悪い恐怖。

僕らの夏と灰

大家さんの「終末の惑星」より、「僕らの夏と灰」。

引っ越しをする少年のために、森に隠れて「誰にも見つからずに一週間過ごすゲーム」にチャレンジする、小学生男女5人。しかし夜の森で、彼らは恐怖の体験をするー。

少年少女たちのひと夏の冒険を、じっとりと描き出すホラー短編。子どもから大人へと成長していく不安定な時期の、繊細な心と残酷さ。先の読めない恐ろしさを感じます。

最後の回

小坂俊史さんの漫画短編集「これでおわりです。」。「おわり」をテーマにしたショート・ショートから、ラストの1編「最後の回」。

ドラマ好きのアラサー女性会社員。あるドラマのラストを見逃したことから、ゴールを気にしない人生を送るように。そして…という短編。

ラストのセリフがすごくステキな一編で、この作品が「これでおわりです。」の「おわり」となっているのが、実に洒落ています。

まとめ

以上、「この短編漫画がスゴイ!よりぬき短編マンガさん」でした。

各単行本に収録されている作品から1編を選びましたが、もちろん他にも面白い漫画がたくさん詰まっています。ぜひ手にとってみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました