全3巻完結のおすすめ漫画まとめ

おすすめ漫画まとめ【全3巻完結】

手頃で読みやすい巻数で、確実なおもしろさが詰まっている。全3巻完結の面白い漫画まとめです。随時更新予定。

漫画リスト

リウーを待ちながら

富士の麓に位置する地方都市を襲った、伝染病「ペスト」によるアウトブレイク。女性医師・玉木と疫研の原神は対応に奔走するが、死者は増える一方で収束の気配を見せない。果たして致死率100%の感染症に対抗する術はあるのか?

良質な医療サスペンスを描かせたら右に出るものはいない、朱戸アオさんの長編連載作品「リウーを待ちながら」。日本で感染症によるアウトブレイクが発生したら起こるであろう恐怖、そして悲哀がリアルに展開されます。いたずらに恐怖を煽るでも無く、お涙頂戴でも無く、冷静な視点で描かれる医療ヒューマン・ドラマ

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ベントラーベントラー

宇宙人が「外星人」と呼ばれ、人類と共存する社会。外星人絡みのトラブル処理にあたる公務員女性・すみちゃん奇妙な宇宙人・クタム君、二人の活躍(?)を描く野村亮馬さんのコメディSF「ベントラーベントラー」。

ハイスペックな知能・身体能力を持ちながら、なぜかすみちゃんに絡んでいくクタム君が小憎たらしくも面白い。そんな二人の掛け合いと本格的なSF描写のギャップが面白いSF漫画…なのですが、すみちゃんに起こった「ある異変」とその顛末を描く最終二話がとにかく強烈なインパクト。それまでとは一変する展開にきっと度肝を抜かれるはず。

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星明かりグラフィクス

山本和音さんの「星明かりグラフィクス」。超潔癖でコミュ障だが才能あふれる星(せい)と、センスは普通だが異様にコミュ力に長けた明里(あかり)。埼玉の芸大でデザインユニット「ほしあかり」結成を結成した二人が時に挫折しながらも、周囲に刺激を受け高みを目指していく様を描くアート系青春グラフィティ

個性的な学生たちが集う「芸大」という尖った空間を舞台に、アート+青春+お仕事と多角的に展開される物語。しかし学生と社会人という狭間で、徐々にその立ち位置が揺れてくる二人。その道はやがて…?全3巻に詰まった彼女たちの生き様が刺さります。

一変世界

不思議な森の神殿の中で修行をおくる、大巫女見習いの少女・プーリョ。普段は男装し幼なじみのエズリンと遊ぶ彼女は、やがて失踪した先代の秘密に迫り…。という、明治カナ子さんのファンタジー漫画「一変世界」。ふんわり優しい雰囲気に包まれた、ほのぼのファンタジーが描かれます。

…と思いきや、徐々に姿をあらわにしていく、世界の裏の姿。森の魔物や妖しげな「五賢人」の影がちらつき、果たしてプーリョの進む道に待つのは闇か光か?読み手の心を侵食していくかのようなひっそり・どんよりと漂う闇の影が魅力的。残念ながら大人の事情により描かれなかったエピソードもあるようですが、そんなことは気にならないぐらい面白い漫画。ダーク・ファンタジー好きにオススメ。

この世界の片隅に

昭和初期、絵が得意な女性・浦野すずは、結婚のため広島から呉へ。折しも世は、第二次世界大戦の真っ只中。生活に必要な物資は次第に不足していくが、すずはささやかな楽しみを見つけながら、夫・周作とその家族と共に生きる。

そして戦局は進み、広島には「あの日」が―

2016年後半に話題となった同名映画の原作、こうの史代さんの「この世界の片隅に」全3巻。「戦時下という非日常」が日常となった世界を、作者ならではの優しい筆致でユーモアたっぷりに描いた作品。サラリと表現される、現代とは異なるであろう世俗・価値観も興味深いところ。

ちづかマップ

講談社版・旧「ちづかマップ」全1巻を下敷きにリニューアルされた「ちづかマップ」全3巻。古地図が大好きな女子高生・鹿子木ちづかが、地図を片手に幼馴染みや祖父らと東京や地方の名所を歩き回る、ゆるふわな街の魅力再発見漫画です。

衿沢世衣子さんのサラリとした線で描かれる愉快なキャラクターたちが、東京を中心に日本の街や名所を活き活きと探検する様、「おでかけしてみようか」気分を刺激されます。作中に散りばめられた街情報・歴史もためになる、楽しいお散歩漫画。

水曜日のトリップランチ

毎週水曜日、僕は「魔法使い」の部屋に行く―。会社員・岸田くんと年上の女性博士・十和(とわ)さんのランチを介した爽やかな恋愛模様を描く、たじまことさんの「水曜日のトリップランチ」。

一流のVR研究者だけど生活全般、特に料理関係はからっきしな十和さん。そんな彼女のために「ランチ係」に任命された岸田くんがおいしいご飯を作ってほっこり、というグルメ・ラブコメ漫画。一緒に食事をすれば気持ちがグッと近づくのは世の常。が、岸田くんにそのつもりはあっても、十和さんはちょっとニブくって…(笑)。ポップで明るい作画も魅力的です。

うたかたダイアログ

金髪の片野くんと、クールで天然ボケな宇多川さん。二人がバイト先のドラッグストアを中心に笑いを振りまく、稲井カオルさんのラブコメ漫画「うたかたダイアログ」全3巻。

とにかく会話センスが素晴らしい一作。ノンストップで繰り広げられる滑らかなボケとツッコミの応酬が、途切れることなく笑いを生み出します。コメディ要素の大きい漫画ですが、片野くんの片思いは成就するのか、気のない素振りの宇多川さんの胸中やいかに、というラブ要素も気になるところ。カラッとした雰囲気で男子にもオススメ。

超嗅覚探偵NEZ

刑事・神保は、犬以上の超人的な嗅覚でペット探偵を営む元同級生・松下操に再会。その能力を捜査に利用したい上司の命令で、彼に協力を依頼する。が、松下は大の警察嫌いで―

那州雪絵さんの「超嗅覚探偵NEZ」。「超人的な嗅覚」という稀有な能力を描く、ある種の超能力漫画。「デビルイヤーとデビルアイがあってなぜデビルノーズが無い!」と憤る(笑)、ちょっと変わった能力者・松下がユニーク。コメディ色強めかと思いきや、予想外に本格的なミステリー要素も面白い全3巻です。

おとうふ次元

現代世界で遭難したタイム・トラベラー「ジン・トライ」。未来からの救助を待つ彼がとった行動は…何もしないこと!過去への干渉を最低限にとどめようと行動するジンだが、しかし現代には未来を変えてしまうほどの危険がいっぱいで―?という漫画「おとうふ次元」。「バタフライ・エフェクト」を逆手にとったSFコメディです。

読者にとって何気ない日常でも、未来を改変できないジンにとっては危険がいっぱい。彼が慌てふためく様子におかしみが。しかしその行動を見ている内に、私達の「当たり前」も見方を変えると実はちょっと不思議なことだと気付かされたり。コメディとしてもSFとしても秀逸な漫画。女性陣が微妙にカワイイのもポイント。

I.C.U.

職を失った物理学者・磯呂井心(イソロイシン)は、かつての友人で除霊師である或木仁(アルギニン)の下で働くことに。しかし霊の見えないニンは、助けを求めてきた霊媒体質の少女・アミノをスカウトし、チームを結成。除霊業を本格化させるが…?

「日直番長」のタイム涼介氏による、異色の心霊漫画「I.C.U.」。絵柄は独特なのですが、心霊現象の描写が真に迫っていて結構怖い!です。タイム涼介氏特有の軽妙なセリフ回しがクセになる、オカルト漫画の隠れた秀作。

白い街の夜たち

服飾系の専門学校に通う文子(あやこ)は、ふとしたきっかけでトルコ料理店でバイトを始めることに。オーナー・ホジャさん、従業員兼ベリーダンサーのざくろに囲まれ、次第にトルコ文化になじんでいく文子。先が見えずに苦しい気持ちを抱いていた彼女は、やがて自分の進む道を見つけ―

ターキッシュな雰囲気あふれるコミック、市川ラクさんの「白い街の夜たち」。食事、ベリーダンス、イスラムの戒律…。日本人が普段ふれる機会の少ない、トルコ文化の描写が魅力。その中で描かれる、一人の女性の成長。異文化に触れて新しい道を見出し、そして大人になっていく彼女の姿がまぶしい全3巻です。

ブルー・ワールド

太古の時代へと続く謎の穴「ブルー・ホール」を通り、1億4500万年前のジュラ紀世界に足を踏み入れたイギリス+アメリカの合同調査隊。しかしトラブルによりブルー・ホールが消滅。人々はわずかな帰還の可能性にかけ、恐竜世界でのサバイバルに突入するが…?

星野之宣さんの「ブルー・ワールド」新装版全3巻(オリジナルは全4巻)。人類は恐竜世界で生き延びることができるのか?という、SFファン・恐竜ファンならば誰もが描く夢を見事に漫画化。「恐竜VS人間」のリアルなファイトが、大迫力で描かれます。人間同士のいがみ合いも起こる中、主人公たちの生還は果たして叶うのか?緊迫のSFサバイバル

サイコろまんちか

対人スキルゼロだが、心理学に異様に詳しい女子高生・伊東。彼女が幼馴染みのイケメン・阿部や、心理学研究部の面々と共に、学内の相談事・困り事を心理学で解決?という心理学コメディ。小出もと貴さんの「サイコろまんちか」。

変態チックな伊東や、彼女にいいように言いくるめられる阿部たちに、大笑い必至。しかし作中で解説される「心理学」は、いずれもマジメなものばかり。意外と実生活に活かせそう?読み始めると笑いが止まらない、名作コメディ漫画です。

東京物語

時は昭和初期。帝都東京の出版社に勤める桧前平介は、とある宝石盗難事件を通じて謎の青年・牧野草二郎と出会う。下町の人々から「草ちゃん」と慕われる草二郎と、親交を深めていく平介。しかし彼には何やら不思議な力があり、その過去にも秘密が…

かつて徳間書店の「アニメージュ」に連載されていた漫画、ふくやまけいこさんの「東京物語」。オリジナルは大判コミックスでしたが、現在は文庫版が全3巻で刊行中。ふくやまけいこさんの柔らかな絵柄が魅力的な作品。昭和ロマン漂う東京の風景も、ほんわかレトロなミステリー・サスペンス。草ちゃんの秘密に絡むアクション展開もあり、予想外のドキドキを感じます。

明日のない空

東大阪で定時制高校に通いながらハンドボールに熱意をもやす少年たちと、それを見守る少女の物語。塀内夏子さんの「明日のない空」。

決して恵まれているとは言えない環境の中、泥臭く生きていく彼らの姿。他のスポーツ漫画では決して読むことのできない濃密さ・躍動感を感じます。ハンドボールに情熱を燃やす少年たちの熱さ、そして彼らを見守るヒロイン・瑤子の存在が素晴らしい

決してマネしないでください。

工科医大で理論物理を専攻するバリバリの理系学生・掛田くん。学食のお姉さん・飯島さんに恋をするも、女性へのアプローチベタからあえなく撃沈。しかしまずは仲良くなるところからはじめよう、と教授や仲間の協力を得て、飯島さんと一緒に楽しい実験を行うが―?

蛇蔵さんの「決してマネしないでください。」。「スタントマンはなぜ炎にまかれても平気なのか?」「切れた蛍光灯を灯すにはどうすればいいのか?」といった疑問を、実際の科学実験や偉人の功績に絡めて解決しようとする過程が楽しい!理論・理屈にもとづいてのアプローチが納得の笑って学べる理系コメディ。学生さんにもオススメ。

BW(ビューティフルワールド) 麻雀星取伝説

さて、本記事は「おすすめの全3巻完結漫画」という体でお送りしているもの。ここで取り上げようかどうか迷いましたが、個人的に好きな漫画なので挙げておきます。志名坂高次さんの「BW(ビューティフルワールド) 麻雀星取伝説」。

麻雀勝負でやり取りする「星」を100個集めると、なんでも願いが叶う世界。星取り戦に巻き込まれた麻雀ド素人の高校生が、謎の女性・茜とともに巨大な敵に立ち向かっていくというSF麻雀漫画

…はい、ツッコミどころが沢山ありますね(笑)。対戦相手が妖怪みたいな人間に憑依されていたり、坊主の一声で瞬時に妊娠したり、実は彼らの存在する世界が◯◯◯だったり、という破天荒な展開も実にバカバカしい。ですが本格麻雀漫画「凍牌」も描く作者による麻雀描写は、真剣そのもの。シャレのわかる方に読んでいただきたい一品

謎のあの店

著者・松本英子さんが、自身の周辺や人生で気になっていた「中身のよくわからないお店・サービス」に体当たり取材をする、というエッセイ・コミック「謎のあの店」全3巻。

飲食店の他、温泉・旅館・占い屋・前世療法・猛禽カフェなど、多彩な業種の「あの店」が登場。体験してみて良かった、という話だけではなく、やっぱりしょぼかった、見た目通りひどかった、みたいな話も含まれるのが正直でリアリティあり。また松本英子さんによる店の内部の描写が実に写実的でウマイ。まるで自分が「あの店」を体験しているかのようなバーチャル感が味わえます。

三等星のスピカ

ボーイッシュな先輩マネージャーに惹かれる、脳天気な一年生キャッチャー。背が低いことを気にしている、同じく一年生のピッチャー。その親戚で彼のことが気になっているが素直になれず、つい邪険な態度を取ってしまう同級生女子。

そんな少年少女たちや野球部員を軸に、いたって普通の高校の、普通の一年間が描かれる青春群像劇、イシノアヤさんの「三等星のスピカ」。

ドラマティックな出来事はないけれど、イシノアヤさんの風味ある線によって描かれる、朴訥とした学生たち。この「ふつうに描かれる普通」というのが、絶妙な心地よさ。不思議な没入感を感じさせてくれます。

まとめ

以上、「全3巻で完結するオススメの面白い漫画」でした。全3巻漫画を読み次第、随時追記予定。

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