『性欲+食欲』のちょっとエッチなラブコメ漫画「ワンナイト・モーニング」

気になっていたあの娘と、割り切った関係のセフレと、久しぶりに再会した幼馴染と過ごしたワンナイト。

明けた朝に食べるモーニングの味は…?

奥山ケニチさんの漫画「ワンナイト・モーニング」。ちょっとエッチでハートフルな男女の一夜と、その後の朝ごはんを描く、ショート・ストーリー集。単行本は2021年6月現在、5巻まで刊行中。ドラマ化も決定した人気漫画です。

「ワンナイト・モーニング」感想

概要

各話は、基本一話完結のショート・ストーリー。同級生、バイトの同僚、偶然であった男女など、カップルの過ごすワンナイトが描かれます。

…というのは、恋愛漫画やエッチな漫画によくあるパターン。ですが、一夜のあとに二人が食事をするシーンが必ず挟まれるのが、「ワンナイト・モーニング」の大きな特徴。

時にハッピー、時に甘酸っぱい、性欲と食欲がワンセットになったちょっと大人のラブコメです。

様々なカップルのワンナイト

ボーイッシュだったのに、大学生になってどんどん女子っぽくなっていく同級生に、ドキドキする男子は…?(1巻MENU1:タマゴサンド)。

セックスのあとに”そば”を食べるのが習慣のセフレカップルに、関係解消の時が…(1巻MENU2:そば)。

進路に悩む学生と、元・アイドルの幼馴染が再会。カラオケ店で二人きりになって…(1巻MENU6:カップラーメン)。

など、顔見知りだったり偶然出会ったり訳ありだったり、様々なシチュエーションにいる男女が、夜に何だかい~い感じになって、しちゃったりしちゃわなかったりする「ワンナイト・モーニング」各話。

あ、この二人、もうちょっとで一線超えちゃいそう…!という展開に、思わずドキドキ。ちょっとエッチな雰囲気に思わずニヤついてしまいます。

一夜明けの朝ごはん

そんなカップルが過ごした濃密なワンナイト、の後に必ず描かれるのが、朝ごはん。それは時に「思い出の味」だったり、手作りの一品だったり、はたまたファーストフードだったり。

また朝ごはんを食べる時のカップルのシチュエーションも様々。ようやく成就した恋もあれば、思いが叶わなかった時もあり。勢いでエッチしちゃった後の冷静なカップル、なんてパターンも。

そんな物語の状況によって、「単なる食べ物」が違ったものに見えてくるから不思議。特に感情移入してしまうのは、フラれた後に食べるモーニング。なんだかしょっぱい涙の味がするようで…。

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不思議な幸福感

それぞれの微妙な関係と、それぞれが迎える愛の顛末。等身大の登場人物たちについつい感情移入してしまい、心に残る何だか心地よいふんわり感が絶妙なストーリー群。少しせつない結末もあったりするのですが、それもまた趣きがあって良し。

「ワンナイト・モーニング」の各話を読むと、何だか妙に気持ちが満たされるんですが、それは何故か?

答えは多分、ワンナイトのあとの「モーニング」。主人公たちがご飯をおいしそうに食べている様子を見ていると、なんか満ち足りてくるんですよね。

せつない話のあとでも、ちょっとほっこり。ハッピーな話だと、より幸福感が気持ちの中に湧き上がってくる。男と女のドロドロ感も不思議に浄化される感じで、この読後感は新しい!

続きが気になるシリーズ作品

「ワンナイト・モーニング」、実は当初は一巻で完結の予定でしたが、その面白さからSNSなどで盛り上がりを見せ、連載継続が決まった作品。2巻、3巻と巻を重ねてきました。その中で物語の新たな魅力を生み出したのが、全体を通して描かれるシリーズ作品

例えば1巻収録「MENU2:そば」に登場する、堀田くんと三津目さんの物語。割り切った関係だったはずの二人が、三津目さんの帰省を機にお別れすることに…というお話で、それ自体は一話で完結しているのですが、なんとその続きが2巻に!関係の始まりと、その後の二人の様子が綴られます。

堀田くん+三津目さんのほかにも、いくつか続きものがあり、そんな再登場したカップルのエピソードに思わずニヤニヤ。読めば読むほど登場人物たちに愛着が湧き、ほっこり加減が止まらない、良い「大人のラブコメ感」を味あわせてくれます。

まとめ

以上、奥山ケニチさんのちょっとエッチでハートフルな恋愛ショート・ストーリー「ワンナイト・モーニング」感想でした。

短編形式でサラッと読めて、しかし心の中にホワッと温かみを残していく漫画。幸せな恋愛をしてみたい、さもなくばワンナイトを…(笑)と思わずにはいられない作品です。

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