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漫画レビュー『かわいすぎる人よ!』姪と叔父さんの優しい二人暮らし

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訳あって二人暮らしをする、姪と叔父さん。その日常はつつましくも、優しさにあふれていて…!

かわいすぎる人よ! 1 (HARTA COMIX)

綿野マイコさんの『かわいすぎる人よ!』。ひとつ屋根の下で暮らす姪と叔父を、丁寧な筆致で温かく描きあげる、日常系ドラマです。

連載はKADOKAWAの漫画雑誌「HARTA(ハルタ)」で、2025年6月現在コミックス1~3巻が刊行中。以下『かわいすぎる人よ!』の、主なあらすじや見どころをご紹介します。

『かわいすぎる人よ!』あらすじ・概要

中学生の少女・メイは、母の弟で三十路の史朗と二人暮らし。決して裕福ではないが、温かな目線を持つ叔父に支えられ日々を過ごしている。

そんなメイの悩みは、叔父さんがキレイすぎること!すれ違う人たちが、当たり前のように振り向くほどのルックスは、母ゆずりで地味な見た目の自分とは大違い…。

一方の叔父・史朗は、大好きだった姉の一人娘であるメイが、可愛すぎてたまらない。昔は訳ありだったけど、姪のために毎日をまっすぐ生きる!

そんな二人のハートフルなエブリデイが、やわらか&丁寧な筆致で紡ぎあげられていく物語です。

『かわいすぎる人よ!』のココが面白い!

叔父さんが大好き!な姪がカワイイ

中学生らしいかわいさを持つけれど、やや控え目なルックスを気にするメイ。それは一緒に暮らす叔父さんが「キレイ」過ぎるため、なおさらコンプレックスに…。

…と言っても、決して叔父さんがキライなわけではない。むしろその優しさが大好き!そしてちょっとだらしない所が心配(笑)。

かわいすぎる人よ! 2 (HARTA COMIX)

ときに「娘」的に、ときに「保護者」的にふるまう彼女が、同級生との交流もまじえながら成長していく姿。微笑ましさを感じるとともに、つい応援したくなる気持ちに。

姪が大好きな叔父もカワイイ(笑)

一方、そのメイに姉の面影を重ね、惜しみない愛情を注ぐ叔父・史朗。丹精な外見とはギャップのある、ちょっと「おじバカ」な様子がなんともかわいい!

そんな彼、現在は小説家として自立するも、それは姪には言いにくいジャンルだったり。過去にはちょっと怪しい仕事に身をやつしていたり。また人のうらやむ容姿を持つが故の苦労も、現在継続中で経験。

その史朗が、メイとの共同生活や友人たちとの関わりを通じて、ひとりの人間として成長していく。その様子に不思議な満足感あり。

ふんわりしたホーム・ドラマが温かい!

「叔父と姪」という近しい血縁関係にありながらも、パッと見は正反対。ですが互いが互いを思いやる気持ちは、相手以上!

大人としてはやや頼りない叔父の生活を、何かと慮るメイ。成長途上にある姪の毎日を、心配しながらも温かい目で見守る史朗。

かわいすぎる人よ! 3 (HARTA COMIX)

そんな優しい二人の関係が、ふんわりしたエピソードで積み重ねられていく。その中を流れるホンワカな雰囲気が、『かわいすぎる人よ!』の大きな魅力。

読んでいるとその世界観にどっぷり浸かり、忘れていたかもしれない柔らかな気持ちを思い出していくような。たっぷり詰まったホーム・ドラマ感を楽しんでみてください。

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感想・レビューまとめ

以上、綿野マイコさんの漫画『かわいすぎる人よ!』感想・レビューでした。

とにかく!優しさと温かさが全編からあふれでている漫画。メイと史朗、ふたりが人として、家族として、ゆるやかな成長の道を歩んでいく様に注目です。

かわいすぎる人よ! 1 (HARTA COMIX)

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