漫画『瀬文麗歩のイイ奇聞』1巻ショート・レビュー

朱村咲さんの漫画『瀬文麗歩のイイ奇聞』(せぶみれいふのいいきぶん)1巻のショート・レビュー。

集英社の漫画アプリ「ジャンプ+(ジャンプラ)」発、恐怖話を披露するエンターテイナー「怪談師」が主人公のホラー・コメディ。

「奇談BAR」で怪談師・小代(おじろ)の話に感銘(?)を受けた、主人公・瀬文。広告代理店を退職し弟子入り、舞台に立つようになる。が、恐怖のポイントがズレているせいか、客受けはイマイチ。

そこで「自分が実際に恐怖を体験して話せば良い」と考え、「実話系恐怖話」の現場に出向くのだが、そこで師匠とともに恐怖の体験を…?

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まず主人公・瀬文のユニーク過ぎるキャラクターが面白い。容姿・能力ともに高いスペックを持ち、恐怖話に対しても真摯でありながら、「怪談師」としては非常にポンコツ。

そんな彼が、深夜に突如鳴り出す郊外の電話BOX、高層マンションに紛れ込む猫、タイトルしか記されていない謎のレンタルビデオ…などなど、「本格的な恐怖体験」に自ら飛び込んでいく…

…のだが、ズレまくっているが故に、行動や言動を師匠にツッコミされまくることに。そこで展開されるテンポの良い漫才ライクな会話に、思わず笑ってしまう。

と!油断しているところに「ガチのホラー」がぶっ込まれてくるのが、『瀬文麗歩のイイ奇聞』のもうひとつの面白み。「笑いと恐怖」が絶妙なバランスで成り立っており、ユニークかつ新感覚の読後感。

心霊系や都市伝説系の恐怖話が多めで、そっち方面のホラーが好きな人にオススメ。なお本作は「コメディ・ホラー」というよりは「ホラー・コメディ」といった体。その微妙なニュアンスの違いを感じて楽しんでいただきたい。

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