読みたい本が難しい…
専門的な内容の本を読む時。
スラスラ読めればいいのですが、予想外に読破に手こずる場合があります。
内容が難解なのはもちろん、ページ数が多い本も、読了まで時間がかかったり。
また海外の本を翻訳した書籍は、訳文のレベルによっても、頭への情報の入り方が異なるかもしれません。
例えば「資本論」。岩波文庫から出ている原著は、9冊もあって、読むにはそれなり、いやそれ以上の苦労があるでしょう。
別形態の本を利用する
そんな時にオススメなのが、その書籍をわかりやすくした、別形態の本を読んで見る、ということ。
「資本論」の例で言えば、池上彰さんの「高校生からわかる『資本論』」。
高校生からわかる、というタイトルですが、もちろん大人が読んでもOK。池上彰さんのわかりやすい語り口で、「資本論」を理解することができます。
もっと親しみやすい本がいい、という場合は、「資本論 ─まんがで読破─」といったマンガ形式の本もあります。
資本論 (まんがで読破)
もちろんこれらは要約・まとめ的な書物なので、原著よりは大幅に内容が省略されています。
ですが、書籍に書かれているエッセンスを理解するという点では、とても役に立つもの。
これらを読んで終わってもいいし、または原著に戻って、エッセンスを元にさらなる理解を求めていく、という読み方もアリです。
専門的な書物になればなるほど、読書が難しくなる。そんな時は、その書籍をわかりやすく「翻訳」した本を読むと、良い効果が得られると思います。
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