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漫画『石神戦記』感想―今日から私がお前の嫁だ!和風バトル・ファンタジー

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家臣の裏切りに遭った王族の少年。絶体絶命のピンチを「石の中より現れし美女」に救われるが、彼女は「ある契約」を迫り―?

石神戦記 : 1 (アクションコミックス)

古日向いろはさんの『石神戦記』。和風テイストな世界観の中で繰り広げられる、迫力のアジアン・バトル・ファンタジーです。

連載は双葉社のWeb漫画メディア「webアクション」。2024年1月現在、コミックス1~2巻が刊行中。以下『石神戦記』の主なあらすじ・面白さ・見どころを、極力ネタバレ無しでご紹介します。

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『石神戦記』感想・レビュー

どんな話?主なあらすじ

四方を海に囲まれた島国「日倭津国(ひわつくに)」。五領に分割統治されているが、名君の崩御による跡目争いから二つに割れようとしていた。

その領の一つ・瑞穂の若き領主サク。同派閥の領より妻・ミオを迎え入れ、婚礼の儀を執り行うが、式の最中に家臣の裏切りに遭い、傷を負う。

サクは弟のイサザとミオを逃がすが、イサザもまた右腕を失い、城の地下に追い詰められる。そこにあったのは伝説の「石の民」を封じた巨石。

血に反応した巨石に、意を決し叫ぶイサザ。「この身を捧げるからみんなを助けて!」すると封印が解け、現れた裸身の美女が追手を瞬殺!そして彼女はイサザに告げる。

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「おねショタ」バトル・ファンタジー

かくして「ヤチホ」と名乗る謎の美女と、国を追われたイサザ。「契約」を交わした二人に義姉を加えた逃避行が展開されていきます。

その物語の基本となる、「裏切りにより国を追われた王族」が「古(いにしえ)に封印された謎の力」を得て反攻に出る、という構図はよくあるもの。

ですがそこに「おねショタ」要素が絡むのが、『石神戦記』ならでは(笑)の新鮮な構図。

石神戦記 : 1 (アクションコミックス)

不敵な笑みを浮かべる長身の美女・ヤチホが、まだ幼さを残すイサザに、何らかの代償ではなく「夫婦」としての契約を求めるのが、非常に「おねショタ」的。

「力を求める人間」と「強力な式神・モンスター(的な存在)」の関係としてはなかなか斬新なのですが、「夫婦」であることにはある意味が…?

「石の民」同士が激しく激突!

「おねショタ」なんて書くとちょっと軟派な雰囲気ですが、さにあらず。重厚にして本格的なシリアス・ストーリーを展開する『石神戦記』。

その中でも見どころのひとつとなるのが、ヤチホと敵勢力側についた「石の民」の迫力あるバトル

頭部に角を生やし、長ければ1000年は生きるという長命の種族。その最も大きな能力は「石を自在に操る」こと。

地面から鋭い石柱を生やしたり、武器を作り上げたり、といった攻撃面から、瞬時に壁を錬成したりといった防御面まで。能力による創造力とスピード感あふれる戦いが面白い!

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『バガタウェイ』『サクラクエスト』などの過去作を持つ作者・古日向いろはさん。その洗練された作画は、本作でも健在。迫力あるバトル・アクションを見せてくれます。

ヤチホの求めは成就するのか?

そんな『石神戦記』、何より印象的なのは、物語の中心となるヤチホの存在感

「石の民」の中でも類まれな戦闘力を持ち、その燃え盛る炎のような戦いぶりから「燎原のヤチホ」と字されるも、物心ついた時より天涯孤独。そのため心の中には「家族」への強い渇望が

石神戦記 : 2 (アクションコミックス)

美しさと破壊力を兼ね備え、勝ち気な表情を絶やさないのですが、その下に「家族の温かみ」を求める純粋な気持ちを併せ持つ、というギャップにキャラクターとしての魅力を感じます。

そんな彼女の心が「今日から私がお前の嫁だ」というセリフに詰まっているのですが、さてヤチホはイサザを勝利に導き、願いを成就することができるのか…?

『石神戦記』まとめ

以上、古日向いろはさんの漫画『石神戦記』の感想・レビューでした。

王道のバトル・ファンタジーに、「石の民」の能力、そして「おねショタ」(笑)とユニークな要素を絡め、独自の面白さを形成している作品。

クオリティの高い作画と、そこから生まれる迫力のアクション描写も、読み応えあり。今後のさらなる盛り上がりに期待が高まります。

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