とあるお昼、どんぶりが食べたくなりました。
別に何の丼でもよかったんですが、普段お肉は鶏や豚が多い我が家。たまには牛にしようか、ということで牛丼に決定。
ぎゅうにく。「広告の品!」で充分です。オーストラリア産のバラ切り落とし。
さて牛丼、普通にするとちょっと「こってり」ですが、一手間加えるととても「さっぱり」、食べやすくなります。以下、さっぱり牛丼のレシピなど。
さっぱり牛丼の作り方
それでは牛丼の具体的な作り方。
タマネギ切って、牛肉と煮込んで、醤油・みりん・お酒で味付けして、ご飯の上にかけて完成!
…適当すぎる?でも牛丼って、そんなもんでいいと思うんですよ。基本はお肉とタマネギと調味料を煮込むだけ。
味は都度調整すればいいし、薄ければ調味料足したり煮詰めたり、濃ければお湯を少し足す。ネットでレシピ検索しても大体似通ってますね。
それだけではなんなので、一応今回作った牛丼の具材など。二人前の材料です。
- 水(お湯)…300mlぐらい?
- 牛肉(バラ切り落とし)…250~300gくらい
- タマネギ…1/2個(もっと多くてもいい)
- 醤油…適量
- みりん…適量
- お酒(料理酒)…適量
- 砂糖…適量
- ほんだし…適量
- 昆布だし…適量
水+タマネギ+牛肉を合わせたら、基本は醤油・みりん・お酒をで味付けするだけ。後は味見をしながら、好きな調味料で調整しましょう。
ネットのレシピを見た感じでは、「醤油4:みりん3」ぐらいの比率が多い感じ。あと生姜を入れるレシピもありました。
ポイントは「お肉の湯通し」と「出汁」
それでは牛丼を作っていきます。
と、ここで我が家の牛丼の重要なポイント。それは「お肉を湯通ししておく」こと。適当な量の水を沸かして、牛肉をさっと茹でます。
軽くゆがけたら、お湯から上げておきます。火が完全に通りきらなくっても後で本格的に煮込むのでOK。
牛肉を湯通ししておくことによって、お肉の臭み・余分な脂分・灰汁(アク)を落とすことができます。
「牛肉・湯通し」でググッてみたらお肉が柔らかくなる、なんて話もありましたがどうなんでしょう。これは未確認なので、気になる方はご自身で試してみてください。
なお「俺は油ギッシュな牛丼が食べたいんだ!」という方はこの工程はナッシングで。煮込む時に灰汁をすくえば良いでしょう。
先ほど牛肉を湯通ししたお湯は捨て、再度お湯を沸かしてタマネギ・お肉、そして調味料を加えます。
味付けの基本は醤油・みりんで。後は砂糖・お酒・ほんだしなどで味を整えます。
ここでもうひとつのポイント「出汁(だし)」の出番。今回は仕上げ段階で、粉末の「昆布だし」を入れています。昆布だしを入れると仕上げがまろやかになりますよ。
15分ぐらい煮て出来上がり。タマネギも透き通り、お肉にも味が染みた感じ。煮る時間も適当でいいと思います。
タマネギはシャッキシャキが好き、という場合は、煮る時間を短くしたりタマネギの投入をずらしてみてください。
盛り付けしていただきます
それでは盛り付けていきます。どんぶりにご飯をたっぷりよそって、その上に味のりをまぶします。
海苔を牛丼の上にちらすのではなく、ご飯と具の間にはさむんだ方が汁が染みてウマイ。ご飯+タレの味に海苔がいいアクセントきかせます。
具をご飯の上にのせて紅しょうがを載せ、七味を振ったら牛丼の完成!
いやー、なかなかいい感じじゃないですか。ちなみにつゆだくです。つゆの量を好きに調整できるのもおうち牛丼のいいところ。
お箸でお肉とご飯をすくって…いただきます!
ウマイね!湯通しの効果でお肉がさっぱり、エグみが無くて食べやすい!気持ち柔らかな気もします(※個人的な感想)。
味付けも醤油を基本に、みりん・砂糖の甘味がちょうどいい。そして昆布だしの効果でしょうか。ほんのりだし風味でまろやかなお味になりました。
つゆだくなので、ご飯に程よくつゆが染みわたっていい感じ。これはおかわり必須です。
まとめ
以上、おうちの簡単・さっぱり牛丼でした。
牛丼はね、分量とか味付けとか煮込み加減とか、ほんと適当でいいと思うんですよ。好みで加減したらいいし、大概のことはやり直しが効きます。
お汁が増え過ぎたら、後日お肉を足したり別の料理に使ってもいいですしね。思い切って好きな味付けにしちゃいましょう。
そしてポイントはなんといっても湯通し。「牛丼は油っこくてちょっと…」という方もさっぱり牛丼が楽しめますよ。昆布だしもオススメ。
まあそれはそれとして、こういうの食べるとまた牛丼専門店の牛丼が食べたくなる、っていう(笑)。
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