短編漫画『とんかつ』「思い出の味探し」が明らかにする真実とは?

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豊田徹也さんの短編漫画集『ゴーグル』より、短編『とんかつ』の主なあらすじとレビューです。

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銀行の検査部に所属する諏訪千明は、新頭取の就任に絡み、「15年前のとある融資の正当性」に関する調査を命ぜられる。

その案件を担当したのは、当時の支店長だった海老原。すでに定年退職した彼に融資内容を確認するが、どうにも要領を得ない。

その海老原が「思い出す条件」として出してきたのは「トンカツ」。昔食べた思い出の味を探したいという彼ともに、千明はとんかつ店を食べ歩くがー。

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トップの人事刷新に伴い「過去の不安」を払拭しておきたい銀行、という金融系の真面目なバックグラウンドと、何やら思惑のある老人の「トンカツ探し」。

そのギャップが奇妙に面白い短編「とんかつ」。しかし読み進めるうちに浮かび上がってくる、老銀行員の仕事と家族に対する「悔い」に、思わずしんみり…。

一方、海老原と行動を共にするクールな女性銀行員・千明。亡き父に対して複雑な思いを抱く彼女ですが、「トンカツ探し」をするうちに徐々にその内面に変化が。

そして彼女は終盤で「とある表情」を見せるのですが、その表情が最高に素晴らしい!

さて彼女はどんな表情をしたのか?そして思い出の味は見つかったのか?

短編ながら文字通り「味のある」人間ドラマ。読み終わるとトンカツが食べたくなること必至の一編です。

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