9月1日は防災の日。下記のエントリーで長期保存可能な羊羹を食べてみましたが、今度は尾西食品株式会社の非常食「アルファ米ごはんシリーズ ドライカレー」を食べてみました。
【防災】5年間長期保存可能 井村屋「えいようかん」を食べてみました。 – ネットタイガー
「アルファ米」とはなんぞや?と思う方もいらしゃるでしょう。尾西食品のサイトによると、
「アルファ米」とは、炊きたてご飯のおいしさをそのままに急速乾燥したものです。
とのことです。今までご飯系の防災食品を買ったことはなかったのですが、ハンズでセールをやっていたのでチャレンジしてみることに。
防災食を購入
手始めにまず下記の3つを購入してみました。
左から「わかめごはん」「ドライカレー」「赤飯」です。ドライカレーのパッケージ右肩をご覧ください。賞味期限が「2020.01」とあります。つまり今から約5年半はおいしくいただける、ということですね。スゴイ。しかし実際「ごはんもの」がどれだけ緊急時に役に立つか、ということがわからなかったので、本日の夕食で「ドライカレー」を試してみることに。以下、非常食の調理・実食レポートです。
「アルファ米ごはんシリーズ ドライカレー」の調理
パッケージ裏面の調理手順です。基本的には調味粉末と水またはお湯を入れて待つだけ。簡単です。お湯で調理しようかな、と思ったのですが、実際の災害時を想定して水で調理することにしました。水の場合は完成までに60分かかります。本日の夕ごはんは18時半予定なので、17時半より調理開始。
開封して内容物を取り出しました。スプーンがついているのは素晴らしい気遣い。この「アルファ米ごはんシリーズ ドライカレー」と水があればすぐに食べられますね。非常食としての機能充分です。「脱酵素剤」を取り出すのを忘れないようにしましょう。今回は水を計量カップで測りましたが、パッケージ内側に注水線がありますので、無くても安心です。
調味粉末を袋に開けるとフワッとカレーの良い香りが。カールの「カレーがけ」っぽいニオイです。水を注いで良く混ぜます。
チャックを閉めてひたすら待ちます。
…待ちます。
…待ちます。
…。
サザエさんが始まりました。そろそろ良いでしょうか。袋にさわってみると、パンパンです。
開封!おお、こ、このニオイは…。カレーだ!間違いなくカレー!食欲をそそる、とても良い香りがします。おいしそう。
非常食「アルファ米ごはんシリーズ ドライカレー」 を食べます
底の方までよく混ぜます。お肉、人参、コーンがたっぷりです。
付属のスプーンでひとすくい。お米がたってます。全然ベチョベチョしてません。
というわけで、実食~。モグモグ、フゴフゴ…。あー、これね…。ドライカレーだわ、間違いなく。ウマイ!冷めててもウマイ!ご飯をはじめ、その他具材にしっかりと歯ごたえがあって、おいしいです。とても水でもどしただけとは思えない味。カレーもちょっとスパイシーで食欲をそそります。子どもにはちょっと辛いかもしれませんが、小3の息子は「おいしい!」といってパクパク食べてました(私の今日の晩御飯なのに…)。
量についても必要十分です。パッケージには「できあがり260g お茶碗軽く2杯分」とありますが、結構なボリュームでした。成人男性一人ならおなかいっぱい。夫婦で分けても災害が起こったときなど緊急時の防災食としては事足りるはず。
というわけで、非常食「アルファ米ごはんシリーズ ドライカレー」の実食レポートでした。緊急時の防災用食料として充分機能する、ということが良くわかりました。「えいようかん」もそうですが、最近の保存食・非常食は味の面でも「おいしい!」と感じられるレベルになっているのがスゴイな、と素直に感心しました。防災食品を開発している各メーカーさんの努力には頭の下がる思いです。なお、本製品を備蓄される際には、防災対策としてペットボトルの水なども合わせて置いておくことをオススメします。
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