「自分に都合の良い本」ばかりを選んでいないか?
読書好きの方、いつもどのように読む本を選びますか?たいていは自分の気に入った本、おもしろそうと思った本を手に取るのではないでしょうか。
雑誌「DIME」2014年12月号にて、「ビジネスブックマラソン」編集長である土井英司氏は「おもしろい本だけを読みたいお考えてはいけない」と述べておられます。
「本をおもしろい、おもしろくないで捉えることが間違い。だって、それをジャッジしているのは”自分”でしかないんですから。誰だって自分を肯定してくれることは気持ちがいい。ですが、そういう本ばかりでは視野が狭くなる。私たちビジネスマンに必要なのは、視野の広さですから、耳に痛いことが書いてある本こそ、積極的に手に取る必要があります」(「DIME」2014年12月号P21より)
なるほど、確かに自分に耳あたりの良さそうな本ばかりを読んでいると、毒にも薬にもならない。また視野・発想が発展する余地もせまくなりそうですね。
いつもとちょっと違う選書を
ではどうするか。
自分が普段読まない、不得意な分野の本を読んでみる。自分と正反対の意見が書かれている本を読んでみる。いつもより少し難しそうな本を読んでみる。
などなど、ちょっと趣向を変えた読書にチャレンジしてみては。
そうすると、自身を成長させるよりよい読書効果を得ることができるでしょう。
いつもと違う選書をしてみると、きっと新しい発見があると思いますよ。
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