漫画『寿エンパイア』10巻レビュー:未来寿司編決着&児島スピンオフ

せきやてつじさんの漫画『寿エンパイア』10巻コミックス・レビュー。

大江戸寿司番付の敗者復活戦も後半戦へ。10巻では主人公・湧吾以外の対戦も描かれ、そのどれもが興味深い内容なのだが、注目はやはり湧吾 VS IT寿司職人・盛山の一戦を描く「未来寿司編」

前巻で3Dプリンターを使った「ネガティブ・スティフネス・ハニカム蛸」という、インパクトあり過ぎる寿司を握った盛山。湧吾との対戦で用いる食材は…とある魚の「培養肉」!

寿司に対する緻密な取材と惜しみない愛情が注がれる『寿エンパイア』。最新技術を用いた未来寿司のディテールにももちろんその情熱が注ぎ込まれているわけだが、「天才」である盛山がそこに至るまでの経緯、そして彼が抱く食への思想と相まって、「一握りの寿司」を超えた壮大なスケールを感じさせる。

それを受けて立つ湧吾が選んだ食材もまた、一般人はまず口にしたことが無いであろう「意外性のあり過ぎる」もの。しかしその食材ならではの特性が「寿司の原点」を感じさせ、未来寿司とのコントラストを生み出しているのが非常に面白い。

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そして単なる寿司バトルにとどまらない、寿司の未来と可能性を予感させるストーリーは、作中でもトップクラスの読み応え。いやーホンマに、『寿エンパイア』を読んで無い人は損しとるで。いや、マジで。

さらに10巻末には、嫌なヤツだけど憎めない?寿司職人・児島が主人公(!)のスピンオフ『番外編1 鬼神』を収録。

大江戸寿司番付の傍ら、弟分とともに新規オープンの洋食店を訪れた児島。しかしその店の「あまりの至らなさ」に、彼が取った驚愕の行動とは?

本編における「児島らしさ」が凝縮されたかのようなエピソードが、強烈に面白い!が、この面白さも本編を読んでこそ味わえるもの。未読の方はぜひ1巻を手にとっていただきたい。いやーホンマに、『寿エンパイア』を読んで無い人は損しとるで(2回目)。

『寿エンパイア』は、小学館の漫画アプリ「マンガワン」で連載中!

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