この漫画が面白い!2022年発売のおすすめマンガ単行本まとめ

2022年1月~12月に単行本が発売された漫画」を対象に、読んで面白かったオススメの漫画をご紹介します。

2022年刊行のおすすめ漫画リスト

ダーウィン事変

“うめざわしゅん”さんの『ダーウィン事変』。4巻が2022年に刊行。

人間とチンパンジーのハイブリッド少年・チャーリーの環境が、ガラッと変わる新展開。友人・ルーシーとの関係性の変化も気になるところだが、甘酸っぱい雰囲気をふっとばすショッキングな出来事が…。

さらに「衝撃の事実」も明かされ次巻へ!という引きが何とももどかしい(笑)。毎巻ドキドキを感じさせる構成で飽きない面白さ。

beautiful place

松本次郎さんの『beautiful place(ビューティフルプレイス)』。1巻が2022年に刊行。

内戦下にある架空の日本。武装した女子高生たちが治安を守る都市で展開される、アクション・ストーリー。重火器を手にしたJKが全編に渡って繰り広げる、リアルなガン&格闘アクションがカッコイイ!

ちなみに主人公以外のJKは全身にタトゥーを入れまくっている、という非常にシュールな世界観。だが松本次郎作品としてはかなり読みやすい部類に入る漫画だったりする(笑)。

アイドリバティ

詩原ヒロさんの『アイドリバティ』。2~3巻が2022年に刊行。

「セルフプロデュースアイドルユニット」としてスタートした三人組。その最初のライブは…ロックバンドとの対バン!しかしその女性ボーカルは、ちょっとクセのある人物で…?さらに3巻では、主人公メイが「芸能界を引退した原因」との接触が…。

そんな数々の困難に成長・結束して立ち向かっていく「アイドリバティ」。彼女たちが見せる真っ直ぐな情熱がまぶし過ぎる!絵・ストーリー・テンポと三拍子揃った、漫画としてシンプルに面白い作品です。

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クマ撃ちの女

安島薮太さんの『クマ撃ちの女』。8~9巻が2022年に刊行。

クマ撃ちとしての経験を積み重ね、成熟の域に入ってきたチアキ。家族との絆も深まり安定モード…。と、そこにぶっ込まれる惨劇!ヒグマが家族連れを襲う、という大事件が発生。

野生の肉食獣による獣害が、本作でもついに描かれることに。が、これがガクブルの内容で…。さらに色々と「事件」が起こり物語は予想外の方向へ。本格狩猟知識から生まれる「現代の冒険」、緊張感があって安定した面白さ。

これ描いて死ね

とよ田みのるさんの『これ描いて死ね』。1巻が2022年に刊行。

離島の漫画好き女子高生たちが同好会を立ち上げ、漫画への情熱を燃やしていく、という爽やか漫画青春ストーリー

コメディ要素をテンポ良く絡めながら描かれる、離島出身の漫画家である作者自身のキャリアを反映しているであろう「漫画家漫画」が非常に面白い。本編のプレ・ストーリー的な読切『ロストワールド』も◎

スキップとローファー

高松美咲さんの『スキップとローファー』。7巻が2022年に刊行。

この7巻から2年生になった主人公たち。予想以上にクラスがバラけ、人間関係の再構築で悲喜こもごもが。そこで割合深刻な状況に陥った一人に対して、仲間が取る行動に胸を打たれる。

いや自分、彼女たちと一個も属性被ってないんですけど、ちょっと泣きそうになったわ…!心を揺さぶるドラマの作り方が『スキップとローファー』はホントにスゴイ。

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ブルーピリオド

山口つばささんの『ブルーピリオド』。12巻が2022年に刊行。

アート系青春ストーリーも藝大2年生編に突入。そこで主人公の口から語られる衝撃の言葉「俺、あんま藝大に向いてなくない…?」。読みながら薄々感じてたけど、それを言わせちゃうのスゴイ。そしてちょっと不穏な展開へ…

気になるストーリーと同時に「芸術の言語化」も興味深く面白い。2022年も要注目の一作。

ダンダダン

龍幸伸さんの『ダンダダン』。4~6巻が2022年に刊行。

オカルト・アクション・ラブコメその他、多彩な要素をぶっ込みながらゴチャつかずに面白さを作り上げている、奇跡的な漫画。

恋愛&お笑いのある日常パートと迫力あるバトル・パートがシームレスに展開、クオリティの高い作画で有無を言わせず漫画の世界に引きずり込んでくる。時折サラッとねじ込まれてくるホラー描写も好き。

寿エンパイア

“せきやてつじ”さんの『寿エンパイア』。9~10巻が2022年に刊行。

ハワイ育ちの青年が日本の巨大老舗寿司店で修行、数々の寿司バトルに挑んでいく本格寿司漫画

緻密な取材に基づき表現される寿司の数々、対戦相手である職人のバックグラウンド、そしてそこから生み出される手抜きの無い人間ドラマが、毎回本当に面白い!9巻から登場する、IT寿司職人による「未来寿司」には度肝を抜かれた。スゴイぜ!

音盤紀行

毛塚了一郎さんの『音盤紀行』。1巻が2022年に刊行。

レコードにまつわる人間ドラマを短編形式で描くオムニバス。祖父の遺品であるレコード。そのジャケットに書かれた謎の言葉をたどって、二人の女性がたどり着いた真実とは―?

という第一話『追想レコード』が珠玉の出来。劇中のところどころで登場する、緻密に描かれた「レコードのある風景」にも注目。

推しの肌が荒れた ~もぐこん作品集~

もぐこんさんの『推しの肌が荒れた ~もぐこん作品集~』。全1巻が2022年に刊行。

肌が荒れ始めた推しアイドルの絵をSNSに上げ続ける少女、その内省と成長を描く表題の連作ほか、『くらげバンチ』公開の漫画をまとめた作品集。

いい話、モヤモヤする話、結末はそれぞれ違えど、いずれの短編からも感じる「生々しい人間臭さ」が強烈!噛めば噛むほど味が出てくるような短編群。

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凍牌 コールドガール

志名坂高次さんの『凍牌 コールドガール』。1~2巻が2022年に刊行。

指の1本2本が吹っ飛ぶのは当たり前、なバイオレンス麻雀漫画『凍牌』シリーズ。最新作では、主人公が「氷のK」からその「妹」アミナへ代替わり

成長し高校生となった彼女、可愛らしい外見とは裏腹な「裏社会育ちのドス黒さ」を遺憾なく発揮。これまで以上にブラックな麻雀バトルが恐ろしくも面白い!

ダンジョン飯

九井諒子さんの『ダンジョン飯』。12巻が2022年に刊行。

ついにアニメ化も決定した、モンスター食って自給自足のダンジョン攻略ファンタジー。「迷宮」の存在そのものをめぐって混沌とした展開が続く…というストーリーの面白さはもちろん、多彩なキャラクターが入り乱れながらも破綻しない、物語づくりと画力の高さが凄すぎる!

一コマ一コマの半端ない密度は圧巻。九井諒子はホンマにスゴイ漫画家やで…。

天幕のジャードゥーガル

トマトスープさんの『天幕のジャードゥーガル』。1巻が2022年に刊行。

イスラムからモンゴル帝国へと渡り、知性を武器に生き抜く奴隷少女・ファーティマの数奇な生涯を描く、歴史ロマン・ストーリー。チンギス・カン縁の後宮と関わっていく彼女は、いかにして「魔女」と呼ばれるようになるのか…?

主人公のユニークなバックグラウンドと作者の丹念な情景描写に引き込まれ、気分は一気に13世紀のユーラシア大陸へ!

ここは今から倫理です。

雨瀬シオリさんの『ここは今から倫理です。』。7巻が2022年に刊行。

倫理学教師・高柳と生徒たちの倫理を通した交流を描く物語も、この7巻で第2シーズンが終了。

いろいろな悩みや疑問を抱えた生徒たちが、クールな態度の下に熱き心を秘めた高柳との会話を通して何かを見つけていく姿、読むたびに心に希望の光が灯ります。いやー、学生時代にこんな漫画を読みたかったなぁ…。

2年1組 うちのクラスの女子がヤバい

衿沢世衣子さんの『2年1組 うちのクラスの女子がヤバい』。1巻が2022年に刊行。

講談社『うちのクラスの女子がヤバい』(完結済み)が、リイド社「トーチ」に移籍連載、その第1巻。

思春期女子にのみ発現する超能力「無用力」が巻き起こす騒動を描く、青春コメディ。奇想天外な無用力と、それが少年少女たちの心情・関係性に影響を及ぼしていく様が、不思議な面白さ。作者のゆるふわにして美麗な作画も健在

王様の耳 秘密のバーへようこそ

”えすとえむ”さんの『王様の耳 秘密のバーへようこそ』。1~2巻が2022年に刊行。

「秘密」を買い取るバー・オーナーと、彼のもとを訪れる客が織りなす、ミステリアスなドラマ。秘密そのものと共に、それをきっかけに展開される軽妙洒脱な会話劇が、独特の味わい。作者ならではのユーモアも良いスパイス。

オシャレな見た目に反して意外に適当(笑)なオーナーが面白い…と油断していたら、2巻で物語は予想外にシリアスな方向へ。これは続きが気になる!

最果てのソルテ

水上悟志さんの『最果てのソルテ』。2巻が2022年に刊行。

最果てを目指して「2周目」の冒険を続けるソルテたちは、追手を躱しついに魔界へ突入!そこで描かれる恐ろしくも摩訶不思議な世界、これぞファンタジー!

…と思いきや、徐々に明かされていく「世界の真実」に驚愕。読者の想像を軽くひねっていく物語展開にゾクゾクする。本編と連動した特別読切『異世界エッセイ』も笑っちゃう面白さ

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DYS CASCADE

中川海二さんの『DYS CASCADE(ディス カスケード)』。1巻が2022年に刊行。

公園で発見された、「特殊な方法」で殺害されたとおぼしき全裸女性。事件の捜査が進む中、ベテラン刑事・三坂の携帯に届いた謎の着信「駐車場に置いた」。果たして警察署の駐車場に置かれていたポリバケツの中身は…

猟奇的な殺人事件とそれを追う刑事たちを描く、サイコ・サスペンス。過去作『ROUTE END』で発揮されたミステリアスな雰囲気は、本作でも健在。異様な世界に引きずり込まれていきます。怖い!

メガロポリス・ノックダウンR

田澤類さんの『メガロポリス・ノックダウンR(リローデッド)』。2巻が2022年に刊行。

同級生男子に懇願され、過激なクライム・アクションゲーム「メガノク」に帰還を果たした女子小学生・鋭美。たちの悪いゲーム実況者とのVSに臨むが、勝負の行方や如何に―?

ゲーム知識のみならず、実況などゲーム界隈の雰囲気がふんだんに盛り込まれ、他の漫画では味わえない面白さのある本作。随所で描かれるリアルな武器描写も見どころ。

JUMBO MAX~ハイパーED薬密造人~

高橋ツトムさんの『JUMBO MAX~ハイパーED薬密造人~』。5~6巻が2022年に刊行。

仲間にハメられ窮地に陥るも、反撃を開始した建男。相手の懐にあえて飛び込み、「新型ジャンボマックス」で自分を見下した者たちに復讐の鉄槌を!

…だが事態は予想もしなかった展開へ。登場人物たちをさらなる欲望の渦へと巻き込んでいくことに。「悪女の顔」を容赦なく解き放つ美女・鹿子がいい味出してる。

終の退魔師 ―エンダーガイスター

四方山貴史さんの『終の退魔師 ―エンダーガイスター―<無修正ver.>』。9~10巻が2022年に刊行。

バチカンで退魔師・ユーリに協力、海上の「オークション」に潜入するアキラと千景。そこで行われる胸糞悪い非道にブチギレ!怒りのアクションを展開していく。異形のモンスターを相手に見せる、千景のスピーディな格闘シーンがカッコいい!「無修正ver.」ならではのサービスカットも見逃すな!(笑)

ようきなやつら

岡田索雲(おかださくも)さんの『ようきなやつら』。全1巻が2022年に刊行。

性的同意・寛容と不寛容・差別・暴力などの諸問題を、様々な妖怪を主役にシリアス、時にユーモアを混じえて描き出す『妖怪読切シリーズ』をまとめた単行本。

センシティブな題材をフィクションの中に織り込み、かつ読ませるストーリー、そして心にジワジワと湧き上がるものを残していく短編群です。

言葉の獣

鯨庭(くじらば)さんの『言葉の獣』。1巻が2022年に刊行。

文章表現が好きな女子高生が、強い共感覚を持つ同級生の力により、イメージの世界「言葉の生息地」でこの世で一番美しい「言葉の獣」を探す―

うん、まあ文字で伝えるの難しいんですが。言葉と絵、2つのアプローチで描かれていくファンタジックな冒険が、新感覚の漫画体験をさせてくれます

オール・ザ・マーブルズ!

伊図透さんの『オール・ザ・マーブルズ!』。1~2巻が2022年に刊行。

その才能と努力を「女子野球」に惜しまず注ぐ少女たちの青春描く、著者渾身のスポーツ漫画。流麗な線による斬新な野球描写と、「女子」であるが故の葛藤にもがく若者たちの姿が印象的。

類まれなる資質を持つ投手と、努力の人である三塁手。二人の主人公が仲間たちとともに、女子野球に『“all the marbles”』=「すべてを懸ける」様が熱い!

あかねさす柘榴の都

福浪優子さんの『あかねさす柘榴(ざくろ)の都』。2巻が2022年に刊行。

母を亡くし、叔母・アルバを頼って一人スペイン・グラナダへやってきた、14歳の夏樹。1巻を経てグラナダでの生活に慣れてきた彼、2巻ではその街歩きの様子が描かれていきます。

そこで読者の眼前に広がる、異国情緒あふれる風景が素晴らしい!何もかもが初めての主人公と、気持ちが思わず同化。自分がスペインの街を体感しているかのような。スローリーな空気と人々の笑顔にほっこり。

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ハイパーインフレーション

住吉九さんの『ハイパーインフレーション』。4巻が2022年に刊行。

奴隷解放のために贋札を作り帝国に挑むルーク陣営と、それをさせじと知略を尽くすレジャット陣営。対決の構図が鮮明になり、時にフェティッシュな表現もはさみながら(笑)描かれる知恵比べ、または騙し合いが、独特な面白さ。

その中で暗躍するのは、やはりあの男…?濃ゆすぎるキャラクターの圧が強い!

この世界は不完全すぎる

左藤真通さんの『この世界は不完全すぎる』。6~7巻が2022年に刊行。

オンラインRPGの世界に閉じ込められたデバッガーたちの、不思議にして過酷な冒険。地下1000Fに落とされた主人公・ハガたちが、ゲームのバグを利用して地上への帰還を目指す姿。マジメなんだけど妙なおかしみが。

一方、デバッガーたちがストレスから精神を病んでいく、その様子が何とも薄ら寒い。6巻ラストの新展開はビックリし過ぎて笑ってしまった

勇気あるものより散れ

相田裕さんの『勇気あるものより散れ』。2巻が2022年に刊行。

不死の少女とその眷属となったサムライの物語。ファンタジー要素と史実・実在の人物が良い塩梅で融合。良く研究されているアクションも見応えあり

2巻で特に印象的だったのは戦闘…ではなく銭湯シーン。サービスカットというだけではなく、初めて知る当時の世俗・風習は、非常に興味深いもの。多方面で見どころのある剣劇漫画

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

“さびしうろあき”さんの『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』。2巻が2022年に刊行。

前半ドラマ、後半MS戦といった構成の『閃ハサ』2巻。富野由悠季氏による原作小説の雰囲気をいい感じで再現している、という印象。「大人のガンダム」感があって良い。

そしてライバル機・ペーネロペーが遂に登場!アニメ版とは異なるフェイス・デザインに注目。にしてもクスィーガンダムの本格稼働は未だ!焦らすね~w

しょせん他人事ですから

原作:左藤真通さん、漫画:富士屋カツヒトさんの『しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』。2~3巻が2022年に刊行。

ネット絡みの炎上トラブル案件を扱う弁護士描く、リアルな法律ドラマ。2巻では「いじめ疑惑」に端を発する双子アイドルからの依頼が。その過程で描かれる弁護士の業務と、ユニークなアイドル側の戦略が面白い。

…だけではなく、「誹謗中傷の発信を特定された人物」が辿る顛末が何とも薄ら寒い。

涙雨とセレナーデ

河内遙さんの『涙雨とセレナーデ』。9巻が2022年に刊行。

明治の世にタイムスリップした女子高生の恋と冒険を、シリアスに綴り上げるロマンス。意中の男性と心が通じ合ったのも束の間、やがて現代へ帰らねばならぬヒロイン。その葛藤にヤキモキする…!

しかしその恋路の行方を気にする間もなく起きるトラブル。おそらくクライマックスが近いと思うのだが、さて…?

魔法のつかいかた

草間さかえさんの『魔法のつかいかた』。5巻が2022年に刊行。

呪術師的な意味での「魔法使い」と、その弟子となった少年を描くホラー・ドラマ。

全体像の見えにくい作品なんだけど、巻が進むにつれ顕になっていく物語の輪郭と、それが生み出すおどろおどろしい雰囲気がたまらん!グロ成分無しで怖いのって、なかなかやで。じっくり付き合いたい漫画。

まとめ

以上、「【2022年版】この漫画が面白い!おすすめコミックまとめ」でした。期間中随時更新予定なので、またチェックしてみてください。

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