漫画『うちのクラスの女子がヤバい』―「無用力」が巻き起こす青春コメディ

思春期の女子にしか発現しない、不思議な超能力「無用力」。予測不可能なその能力が、今日もクラスに騒動を巻き起こす!

衿沢世衣子(えりさわせいこ)さんの青春コメディ漫画『うちのクラスの女子がヤバい』シリーズ。2022年7月現在、『1年1組 うちのクラスの女子がヤバい』全1巻と、続編『2年1組 うちのクラスの女子がヤバい』1巻(以下続巻)が刊行中です。

『うちのクラスの女子がヤバい』感想・レビュー

あらすじ・概要

五感が異常に鋭敏になったり、体の一部または全部が変形・変身したり、体から何かを生み出したり、周囲のものに不思議な影響を及ぼしたり…。

思春期の「女子」が様々なきっかけで発現する、人畜無害な能力「思春期性女子突発型無用念力」、通称「無用力」。とある高校の「1組」には、そんな無用力を持つ生徒たちがなぜか集合。

その無用力が引き起こすドタバタに、クラスメートが巻き込まれていく、というのが漫画『うちのクラスの女子がヤバい』の基本的なストーリー。ほんのり笑えて優しい気持ちになれる、ゆるふわな青春コメディが展開されていきます。

『1年1組 うちのクラスの女子がヤバい』

その『うちのクラスの女子がヤバい』1stシーズンが、『1年1組 うちのクラスの女子がヤバい』。

無用力を持つ女子たちを中心に、不思議な力に振り回されながらも親交を深めていく1年1組の様子が描かれます。

個性的な能力者たちと、個性的過ぎる無用力が巻き起こす騒動。そしてそこから浮き彫りになる、思春期にあるガールズ&ボーイズのやや複雑な心情が、不思議に面白い!

彼女たちの織りなすファンタジックな学生生活に、気持ちがホワッと満たされていくのですが、生徒たちの一人には「ある秘密」を抱えたものも…?

日常系コメディの最後には意外な感動が待っている…かもしれない(笑)、異色の青春ストーリーです。

なお『1年1組 うちのクラスの女子がヤバい』は、講談社『うちのクラスの女子がヤバい』全3巻を一冊にまとめ、『1年1組~』としてリイド社より再刊行したもの

新版ではディテールが大幅に修正され、加えて画質がかなり!良くなっています。旧版もまだ電子書籍が販売されていますが、これから読まれる方は『1年1組 うちのクラスの女子がヤバい』全1巻がオススメ。

また1巻通して物語を読めるので、新版の方がより物語に没入できるように感じました。旧版全3巻を既読の方も、これを機に新版で再読されてみては。

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『2年1組 うちのクラスの女子がヤバい』

そして『うちのクラスの女子がヤバい』が、講談社からリイド社のWebメディア「トーチ」に移籍連載。学年が上がって『2年1組 うちのクラスの女子がヤバい』となりました。

新たな「無用力を持つ女子が集まる1組」の物語。基本的には1年1組の生徒がそのまま2年1組に進級しているのですが、前作でスポットの当たらなかった生徒、転校生など、新たな生徒のエピソードも展開されます。

ちなみに『1年1組~』『2年1組~』各単行本の巻末には、生徒一覧がわかる「座席表」を掲載。見比べてみると面白い事実がわかる、かもしれません。(一人だけ1組から外れてる…?)

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「うちのクラス」の関係性がステキ!

さて『うちのクラスの女子がヤバい』、物語のキーとなるのは「無用力」。思春期特有の不安定さや高揚感、友人たちとの距離に感じる悩みや不安などが、イメージとして具現化したような能力です。

それはある種の超能力ながら、名前の通り「無用」なもの。基本的には人畜無害ですが、能力やタイミングによってはややこしい事態を引き起こしたりも。

しかし能力者も非能力者もクラスメートがそれに理解を示し、時にトラブルを共に解消しようとする、そんな「うちのクラス」の関係性がとても!ステキ

そして無用力の発現を通じて自身の内面に気づいたり、新たな人間関係の構築につながったり。学生たちがささやかな成長を遂げる様子に、不思議な充足を感じます

新シリーズはまだ始まったばかりですが、これからどんなクラス模様を見せてくれるのか、楽しみは尽きません。っていうか楽しみしかない!

『うちのクラスの女子がヤバい』まとめ

以上、衿沢世衣子さんの漫画『うちのクラスの女子がヤバい』シリーズの感想・レビューでした。

学生生活にほんのりファンタジーをミックスした物語。作者ならではのゆる~い雰囲気の中に、ガールズ&ボーイズの成長と爽やかな青春を感じます。ぜひ「1組」の雰囲気に浸ってみてください。

衿沢世衣子さんの既刊はこちら
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