おすすめ漫画・衿沢世衣子さんの作品より

漫画家・衿沢世衣子さんが発表された漫画の中で、管理人が読んだオススメ漫画です。

ポップでライト、イラスト調のタッチで、明るい漫画を描かれる衿沢世衣子さん。漫画のみならず、小説表紙など多くの媒体でその魅力を発揮されています。

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シンプルノットローファー

女子校に通う高校生たちの日常に起こるささいな出来事をサラリと描く、連作短編集「シンプルノットローファー」。全1巻完結。

さて、この漫画の魅力を文章で伝えるのは大変むずかしいのですが(いきなりかよ)、一番は「いい感じに力の抜けたゆるさ」でしょうか。サラリと読めるんですが、そのサラリ加減が絶妙で、何度も繰り返し読みたくなるおもしろさ。

女子高生ものでありながら色気どころか恋愛ネタすら無いのですが、逆にそれも心地良い。どこにでもいそうな、大人と子供の中間にいる高校生たち。そんな彼女らの日常、不思議な魅力を発揮しています。

漫画データ
シンプルノットローファー著者:衿沢 世衣子出版社:太田出版発行日:

ちづかマップ

主人公・鹿子木ちづかが地図を片手に、祖父・幼馴染らと東京や地方の名所をゆるりと訪ね歩く「ちづかマップ」全3巻。

衿沢世衣子作品に共通のゆるさに加え、丹念に描かれる土地の特徴や文化が「ちづかマップ」の魅力。ちづかたちの街歩きを見ているだけで、漫画を読む楽しさと同時に新しい知識を得ることができて、何だかお得な気分。

押し付けがましさが無くっていいんですよね。ナチュラルに情報を伝えてくれるその手法がウマイ。読み終わったあとには、ちょっと外に出てみようか、なんて気になってくるから不思議。なお「ちづかマップ」は小学館版全3巻の前身として、講談社版全1巻が存在しています。

漫画データ
ちづかマップ(1) (フラワーコミックススペシャル)著者:衿沢世衣子出版社:小学館発行日:2012-08-09

新月を左に旋回

「新月を左に旋回」全1巻。主人公は中学生のユウコ。謎の留学をした姉と入れ替わるように、不思議な少女・このはが現れる、というところから物語がスタート。ユウコとこのはの、ちょっと不思議な日常が繰り広げられます。

このはは「ブッポーソー!」が口癖、ちょっとフクロウを彷彿とさせる謎の存在。普通の少年少女の元に突然不思議な生き物があらわれて…という展開は、どことなく藤子不二雄漫画を彷彿とさせます。

基本的にはゆるゆるな出来事が描かれるのですが、衿沢世衣子作品としてはめずらしい、ちょっとダークな展開も?気軽に楽しめるダーク・ファンタジー漫画です。

漫画データ
新月を左に旋回 (A.L.C. DX もっと!)著者:衿沢世衣子出版社:秋田書店発行日:2014-07-16

うちのクラスの女子がヤバい

「うちのクラスの女子がヤバい」全3巻。「思春期性女子突発型多様可塑的無用念力」略して「無用力」を持つ女子たちが集まった、1年1組のちょっと変わった日常が描かれます。

心拍数が上がると人の衣服や皮膚が透けて見えたり、食べると記憶がなくなってしまうおにぎりを握れたり、カワイイと感じると気ぐるみに変身してしまったり。とにかくワケのわからない無用力が引き起こすドタバタ、おかしみがあります。

他の衿沢世衣子作品に較べ、男女の掛け合いが多く描かれているのも新鮮。ラストはちょっと感動…?2巻末にはシンプルノットローファーのクラスもゲスト出演。ファン必見です。

漫画データ
うちのクラスの女子がヤバい(1) (少年マガジンエッジコミックス)著者:衿沢世衣子出版社:講談社発行日:2016-04-15

おかえりピアニカ

全1巻完結の短編集「おかえりピアニカ」(電子書籍サイトによっては分冊2巻になっている場合あり)。おそらく衿沢世衣子さんの初単行本。

ブルマ廃止を狙う女子高生と謎の妨害工作をコミカルに描いた「体は育つ」、思春期に空を飛ぶ能力を失う少年少女を描いた「鳥瞰少女」など、衿沢世衣子漫画のルーツとも言える短編を収録。

よしもとよしともさん原作の「ファミリー・アフェア」で、衿沢作品としては珍しい性描写が少しだけ描かれているのも興味深いところ。

漫画データ
おかえりピアニカ著者:衿沢世衣子出版社:イースト・プレス発行日:2005-11-01

向こう町ガール八景

「おかえりピアニカ」に続く短編集第二弾「向こう町ガール八景」。少女たちの繊細な感性を、ゆるりとコミカルに描く全8編。

何か考えているようで実は何も考えていないようでやっぱり…?という感じの思春期。誰しもが経験する時期の微細な心情が、衿沢世衣子さんらしい笑いをまじえて描かれます。デビュー作「カナの夏」も収録。

漫画データ
向こう町ガール八景著者:衿沢 世衣子出版社:青林工藝舎発行日:2006-03-25

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