漫画「くるくるくるま ミムラパン」―描き込みがスゴイ!ほっこりベーカリー物語

街にやってきた移動販売のパン屋さん。その温かい味が、触れた人々の心をふんわりと包んでいく―。

関野葵さんの「くるくるくるま ミムラパン」。移動式パン屋さんの青年を中心に紡がれる、ほっこりハートフルなベーカリー漫画です。小学館2021年8月現在、1巻が刊行中で以下続巻。

「くるくるくるま ミムラパン」感想

あらすじ・概要

自動車販売代理店に務める女性社員・白(しろ)は、仕事で失敗続き。落ち込んでいると、店の駐車場に間借りしている移動販売のパン屋「ミムラパン」を発見。

その店主で不思議な雰囲気を持つ青年・ミムラと話すうちに、あれよあれよという間に白パンを予約してしまった白。夜、焼き上がりの場所であるパーキングエリアに向かい、ふっくらと焼き上がったパンを頬張ると、仕事への情熱を思い出していく…。

…という感じの「くるくるくるま ミムラパン」第一話。以降、ミムラと白ちゃんを中心に、パンが紡ぐハートフルなほっこりストーリーが展開されていきます。

描き込みがスゴイ

「くるくるくるま ミムラパン」、読んでいてまず気づくのは、描き込みの凄さ。とにかく描き込みがスゴイ!(大事なことなので2回言った)

各コマに描き込まれた小道具や背景、とても緻密なのにキャラクターの邪魔にならず、むしろそれらを引き立てて、フワッとした空気を形成。作者さんの愛情・温かさを感じるとともに、絵本のように繰り返し眺めたくなる魅力を持っています。

美味しそうなパンに満たされる!

その空気感の中で展開されるストーリーが、これまた良いほっこり加減。第一話の白ちゃんのように、ちょっと悩んだり行き詰まったりしてる人たちを、ミムラ青年の作るパンが優しく包んでいく。

そんな物語の締めとなるパンが、めちゃくちゃ美味しそう!白パン、メロンパン、カレーパン…。登場するパンはどれもオーソドックスなものですが、作るのに大体2時間、時に2・3日はかかるというそれらには、気持ち・愛情がたっぷり!

そのパンを食べる人たちの表情を見ているだけで、読んでいる方の気持ちも満たされてくる…そしてお腹が減ってくる(笑)。ちなみに手書きのパンレシピも載っています。

ミムラ青年の「探しもの」とは?

いつの間にかコンビのようになっているミムラ青年と白ちゃんが、街の人々と触れ合い、笑顔をつないでいく。そんな物語が心地よい「くるくるくるま ミムラパン」。しかしミムラ青年には、ある「探しもの」が…?

終盤で明らかになるそれは、彼が「移動式のパン屋さん」をやっている理由の一つでもあるようなのですが、その捜索が今後いかに進展していくのか?劇中に登場するパンとともに、物語の大きな見どころとなっていきそうです。

まとめ

以上、関野葵さんの漫画「くるくるくるま ミムラパン」の感想でした。読んでいると自然と温かみを感じてくる、ほっこり加減がいい感じのストーリー。また物語を読み終わったあともページを繰り返しめくりたくなる、絵本のように何度も楽しめる作品です。

そして劇中で描かれるパンがとにかく美味しそうで…!特に第3話に登場するレーズンブレッドの食べ方には、食欲を刺激されました。今度食べてみよう!

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