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漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE』感想―歴史をつなぐショート・ストーリー集

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『X-11』に続く『クロスボーン・ガンダム』新作は、シリーズ全般と連動したショート・ストーリー集!意外過ぎる人物も登場?

機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE(1) (角川コミックス・エース)

長谷川裕一さんの漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE』。クロスボーンの歴史をつなぐ様々な出来事が、パズルの「ピース」のように描かれていきます。

連載はKADOKAWAのガンダム専門誌「ガンダムエース」。2023年6月現在、単行本1巻が刊行中です。

『機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE』感想・レビュー

どんな話?主なあらすじ

無印クロスボーンに始まり『鋼鉄の7人』『ゴースト』、そして『DUST』でひとまずの完結を見た『機動戦士クロスボーン・ガンダム』シリーズ。

漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE』では、その歴史の中で起こった数々の出来事が、各偏数話程度で描かれていきます。

そのタイトル『LOVE&PIECE』は結構なインパクト(笑)ですが、よく見ると「PIECE」は「PEACE(平和)」ではなく「PIECE」

「第1片」「第2片」と表現される各話や、カバーはじめ随所にあしらわれる「パズルのピース」から、本作がクロスボーン・サーガの隙間を埋める物語であることを示唆しています。

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第一話の主役はカラス先生!

その『LOVE&PIECE』の記念すべき1片、主役となるのは…ディミアン・カラス!

「…誰それ?」と思われたあなた、無印『機動戦士クロスボーン・ガンダム』に登場した「カラス先生」ですよ!その若き時代の活躍(?)が描かれます。

舞台は初代クロボンのUC0133から遡ること30年前。連邦のNT研究所から逃げ出した少年少女たちを救ったヤング・カラス。しかしそこにはある思惑が…?

中ボス的存在ながら、異様な存在感を放っていたカラス先生。そのルーツ、「悪の美学」とも言える思想を強烈に見せつけられる、興味深いエピソードです。

ちなみにカラスと相対するのは、木星帰りの男・ジュド…じゃなくってグレイ・ストーク!「木星じいさん」ならぬ「木星中年」な姿にも注目。それにしてものっけから濃いね…!

機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス (角川コミックス・エース)

※グレイ・ストークは『機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス』やクロボンの短編集『スカルハート』に登場する人物です。

『DUST』を補完する『キュクロープスの花嫁』

続くエピソードは『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』時代、「首切り王との決戦まで100日間」に起こった出来事を描く『キュクロープスの花嫁』。

ネオ・コスモ・バビロニア国王が娘婿を選ぶため、MSによる闘技会を開催。キュクロープスの参謀フォント・ボーは、宇宙世紀平定のためにアーノルドを優勝させようとするが…?

…うん、詳しくは本編を読んでくれ!(笑)全3片からなる長めのストーリー。「ガンダム」としてはイロモノな話ではあります。

機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST(9) (角川コミックス・エース)

ですが本編ではやや不遇だったアーノルドの新たな魅力や、フォントが目指していた未来との連動など、『DUST』世界を補完する良い「ピース」になっています。こういうのもクロボンならではでイイね!

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歴史ある『クロボン』ならではの物語

さらに第6片『クレセント・ムーン&ペイル・ルージュ』では、シリーズを超えて「あの二人」が共演…?

機動戦士クロスボーン・ガンダムX-11(1) (角川コミックス・エース)

…まあ誰と誰、というのはタイトルやカバー絵から想像が付くと思うのですが、一応読んでのお楽しみということで。

こんな感じでクロスボーン世界の「ピース」が語られていく『機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE』。1巻だけでも「無印以前」から「X-11」まで、幅広い作品を網羅

そこには『クロスボーン・ガンダム』が、「アムロとシャア以後」の世界を時間をかけて紡ぎ、「新たな歴史」を作ってきたからこそ!の面白みアリ。クロボンのファンならば思わず「ニヤリ」としてしまう、ショート・ストーリー集です。

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『機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE』まとめ

以上、長谷川裕一さんの漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE』の感想・レビューでした。

シリーズの短編集はこれまでにも『スカルハート』がありましたが、長編3作を経てのクロスオーバー的なストーリーを描く本作には、また異なる味わいあり。

逆に『LOVE&PIECE』を読んでから各偏を読み返すと、さらに面白みが増すのでは無いでしょうか。今後描かれる奇想天外(に違いない)なエピソードにも期待!

機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE(1) (角川コミックス・エース)

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