漫画「魔法のリノベ」―リノベの先に待つ笑顔。恋の気配も?

星崎真紀さんの漫画「魔法のリノベ」を読みました。現在、双葉社ジュールコミックスより2巻まで発売されていますが、1巻の感想です。

颯爽と歩くのは主人公の一人・真行寺小梅。「デキる感」がプンプンします。

なお「リノベ」は「リノベーション」の略。業界では「間取り変更など大規模な変更のある改築工事のこと」をあらわすそうです(1巻P6より)。

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あらすじ

家族経営の「まるふく工務店」に女性営業マン・真行寺小梅が入社。前職は大手同業社に努めていたというかなりのやり手だが、「人間関係の構築に失敗した」という傷を持つ彼女。バツ2で子持ち、社長の長男である福山弦之介と営業でコンビを組むことに。

優しいが甘さもある弦之介と、くっきりはっきりの小梅。対照的だが、しかし仕事にかける想いは同じ。次第に互いの信頼を深めていく。

単なる家の改築だけではない、豊かなライフスタイルを作り上げるリノベを目指して、小梅と弦之介のコンビは今日も営業に走る―!

「魔法のリノベ」感想

星崎真紀さんの漫画を初めて読みましたが、おもしろかった!です。絵柄から若い方かな?と想像していましたがデビューは1980年とのこと。なるほど、キャリアに違わぬ読みやすさ、ベテランの手腕を感じました。

漫画「魔法のリノベ」で描かれるのはリノベ業界。家って買ったり建てたりするのも一大決心が伴うものですが、リフォーム・リノベーションだって大事(おおごと)。かかる金額もそうですが、のちの人生・生活を見据えて行わなければならないものですから。

それゆえにふりかかる難しいオーダー。「夫婦の寝室を別々にしたい」「オープンキッチンを人目に付かないようにしたい(普通は逆)」などなど、依頼者からぶつけられる難問の数々。

それらに真摯に向かい合うは小梅・弦之介コンビ。依頼者はどんなことを期待しているのか?どんな悩みを持っているのか?それをどうやったら解決できるのか?あくまでも人間目線でよりよい住まいと満足の笑顔を目指す二人の姿勢。

家をキレイにする、道具を替える、といった範囲にこだわらず、リノベによって充実した生活を得るためにはどうすれば良いのか?といった視点。読んでいて心地よさを感じる、お仕事漫画の醍醐味が「魔法のリノベ」には詰まっています。

小梅と弦之介の距離が、といっても恋愛的なそれではなく、弦之介と息子・進之介の住まいに時々寝泊まりするようになる、といった感じで近づいていくのも微笑ましい。と思いきや、小梅が離職するきっかけとなった「彼」もライバルとして登場し、その関係が気になるところ。

というわけでリノベーション漫画「魔法のリノベ」。お仕事方面も人間関係もこれからが楽しみな一作。また一つおもしろい漫画を読んでしまった…!リノベの内容自体も実際に参考になりそうな内容なので、そろそろリノベを…なんて考えている方も一読の価値あり。私もちょっとリノベに興味が沸いてきました。

その前に借家から脱出せねば…!

漫画データ
タイトル:魔法のリノベ : 1 (ジュールコミックス)著者:星崎真紀出版社:双葉社発行日:2016-04-16
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