雑記

小学校でPTA広報誌の担当になったら?作り方のポイントまとめ

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妻が1年間、小学校のPTA役員を担当し、PTA広報誌(新聞)の制作に携わりました。

その時の彼女の経験を、「PTA広報誌(新聞)の作り方」としてまとめてみました。

  • PTA広報誌の担当になったけど、どうしていいかわからない
  • いざ作ってみるともう一つピンとこない

など、PTAだより・広報誌・新聞の作り方に困ってしまった方の参考になれば幸いです。

なおここで書くPTA広報誌・新聞とは、長々とあいさつ文を掲載するものではなく、写真と文章で学校行事等のようすを保護者にお伝えするもの、を指します。

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前提

妻が担当したPTA広報誌について、制作の前提です。

  • 年3回、学期末に発行
  • 学校行事の様子を伝えることが主目的
  • 全校生徒に配布
  • 発行部数は約500枚
  • 形式はA3裏表・カラーで
  • 掲載内容は主に学校関連の行事・イベント
  • 制作ツールに特に制限はない

こんな感じ。これらは学校によってもいろいろと違いはあると思うので、参考程度に。

我が家では制作ツールとして、MicrosoftのPowerPoint(パワーポイント)、通称「パワポ」を使用しました。

パワポは家庭用PCソフトとしては、それほど一般的なものではありませんが、あれば画像やテキストボックスをペタペタ配置できるので便利です。

なお人によってはIllustrator、Word、Excel(!)を使われる方もいるとのことです。入稿予定の印刷所が対応可能な形式を調べておくとよいでしょう。

※これらのツールを使う必要がある、ということではありません。

広報誌に載せること

我が校の場合は学期末・計3回の発行なので、下記のようなイベントの様子を、PTA広報誌に掲載します。

  • 1学期:
    入学式、新しい先生の紹介、修学旅行(6年生)など
  • 2学期:
    運動会、自然学校(林間学校)など
  • 3学期:
    音楽会、図工展、卒業生のメッセージなど

学校行事・開催時期は各学校によって違いがあるので、必ずしも上記通りではありません。

また全てのイベントを掲載する必要もないのですが、広報誌に掲載する1年間のイベントとしてはこんな感じでしょう。

広報誌制作における実務

「実務」って書くとちょっとお硬いですが、どんな感じで制作をするか、というイメージを持っていただくための流れです。

まずは素材の用意。先生や保護者から写真をいただいたり、または自分で撮影した写真を集め、掲載する写真を選定します。

掲載する内容を決めたらレイアウト作り。写真や文章を入れるテキストボックスをざっくりと配置。イラストなどもこの時に入れます。

だいたいの配置が決まったら、文章を入れていきます。文章は基本的に自分で考えますが、例えば先生のコメントが欲しいときなどは取材することも。

こんな感じでA3裏表の配置が完了したら、見直し→チェックを受けて印刷所にデータ入稿します。

制作にあたって気をつけたポイント

上記の流れを踏まえ、PTA広報誌の制作にあたって具体的に気をつけたポイントです。

写真の選定

各種イベントの写真について、全ての子どもを載せるのは無理ですが、できるだけ多くの子どもが載るようバランスよく配置しました。

例えば入学式。小学校6年間でたった一度のことなので、一部の子どもしか写っていない入場シーンよりも、全体集合写真を優先的に掲載しました。

なお唯一NGだったことは、写っている人物の顔と名前が一致しないようにすること。顔と名札が同時に写っている写真などは、使用を避けました。

写真の加工

そんなに難しい加工は必要ありませんが、一手間加えるとよりよい写真に。明るさやシャープネスを調整するだけで、写真の見栄えがぐっと変わります。

写真の角を丸くしたり、少し傾けたり、一部をクローズアップしたトリミング加工なども効果的。四角形の写真をそのまま載せるよりも、少し変化があって楽しい誌面になるでしょう。

加工方法については、ツールによって方法が違うので、ここでは詳しくふれませんが、無料で使えたりWEBブラウザだけで完結するものもあります。

弊ブログでは、Chromeブラウザで画像加工できるアプリを紹介しているので、そちらもどうぞ。

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難しい漢字は使わない

難しい漢字は極力使わないほうが読みやすくなり、結果、多くのご家庭で読んでいただけると思います。

簡単にしすぎる必要もありませんが、平仮名におきかえられるのであれば、その方がベター。あ、「平仮名」は「ひらがな」の方がいいですね。

印刷時の文字の大きさをイメージ

パソコンで作る場合、パソコンで見た感じと実際の印刷サイズが、大きく異なります。文字の大きさや行間などに気を付けておくと、出来上がった時に読みやすくなります。

後述しますが可能ならば、一度は原寸大で印刷することをオススメします。文字・行間をつめすぎず、ゆったりしたスペースを意識すると良いかと。

文章スペースを埋めるテクニック

普段から書く習慣がないと、なかなかまとまった文章が作りにくいもの。文章スペースが埋まらなくって困ることも。

そんな時は文章中に、下記のような情報を織り込んではいかがでしょうか。

  • 行事名
  • 日時
  • 場所
  • 参加人数
  • 天候
  • 具体的な様子
  • エピソードなど

例えば「保護者によるソフトボール大会」の様子を伝えるならば…。

「◯月◯日、保護者有志によるソフトボール大会が、小学校のグラウンドで開催されました。当日は快晴で天候にも恵まれ、お集まりいただいた総勢30名の皆様も、楽しくプレイをされていました。対戦は2チームに分かれて。最終回まで同点のまま引き分けか…と思われたところで、野球経験者のお父さんがサヨナラヒット!大盛り上がりのソフトボール大会となりました。参加者の皆様、おつかれさまでした。来年度もよろしくお願いいたします。」

のような感じ。具体的な項目を盛り込むと、文章も作りやすいですよ。

その他、ほかの保護者や先生にコメントをもらう、というのも一つの手です。

学校施設の紹介なども

誌面が大きい場合や行事が少ない時は、スペースが埋まらないかもしれません。そんな時は、学校内の施設を紹介してみてはどうでしょうか。

図書室や視聴覚教室・家庭科室など、「授業参観で見られない施設」を誌面にのせると、学校に来られない保護者の参考にもなります。

フリー素材を活用

写真とテキスト以外にも、ワンポイントでイラストなど入れると、誌面がより華やかに。フリー素材を配布しているサイトからイラストを選んでみましょう。

かわいいフリー素材集
いらすとやは季節のイベント・動物・子供などのかわいいイラストが沢山見つかるフリー素材サイトです。

もうおなじみのイラストですね。「いらすとや」さん。本記事冒頭の画像もこちらからお借りしています。学校関連のイラストも多数あります。

なおフリー素材を利用の際は、念のため利用規定に目を通しておくことを忘れずに。

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誤字・脱字のチェック

おそらく作成者以外のチェックが入る工程になっているとは思いますが、提出の前に念のため、誤字・脱字のチェックをしておきましょう。

可能ならば、原寸大でプリントして眺めて見るとベター(できれば、です)。パソコンでは気づかなかったことも見えてきます。

家庭用プリンターで出力できないサイズの場合は、コンビニのネットプリント利用が便利です。

まとめ

以上、「小学校でPTA広報誌の担当になったら?作り方のポイントまとめ」でした。

実際ボランティアですからね、どこまでやるのか、というのは難しいところもあります。

ですが担当になったからには、人に喜ばれるものを、それも効率よく作れたら言うことなし。本記事の内容が、PTAの広報誌担当の方のお役に立てれば幸いです。

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