本の読み方・探し方

読書内容をアウトプットして、記憶に定着させる

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読後、読んだ内容を覚えていますか?

読書を終えた後は、とても充実感があります。

一冊読み終えたという達成感、そして読んだ本に対する満足感。

でもその本から得た内容、どれだけ覚えていますか?

読了後しばらくは記憶に残っていても、ある程度の期間が過ぎれば忘れてしまうこともあるのでは。

記憶力が低下するのは復習しないから

精神科医で多数の書籍を書かれている和田秀樹さんは、著書「ビジネス戦国時代に勝つ!”捨てる”勉強法」にて、「記憶力が低下するのは復讐しないから」と述べられています。(P154~「復習がカギを握る『記憶』より」)

ビジネス戦国時代に勝つ! “捨てる”勉強法 (PHPビジネス新書)

「記憶」は「入力」段階、「保存」段階、「出力」段階に分けられる。

理解したものはすんなり「入力」されるが、その入力されたものを「保存」するには復習しかない。

歳をとったら記憶が悪くなるのではなく、保存のための復習をしないために記憶力が低下する。

そして記憶の最終段階は「出力」。

子どもの頃より大人になった方が記憶力が低下する気がするのは、テストのようなものがなくなり、アウトプットする機会が少なくなったからではないかー。

というのが、和田さんの主張です。

読書内容の記憶に適度なアウトプット

それでは読書記憶の定着のためにどんなことをすれば良いでしょうか。

読書の内容が資格試験などに関係していれば問題集や模試、そしてテストの場があります。「復習」の形になり、記憶に読書内容がより定着するでしょう。

試験などのない内容であれば、意図的にアウトプットしてみる。

メモとして残す、読書ノートを付ける、ブログにまとめる、または家族・知人に話してみる、などの方法をとると、読書記憶が脳により定着することでしょう。

読みっぱなしではなく、読んだ後の行動が大事、ということですね。

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