狩猟漫画『クマ撃ちの女』7巻ショート・レビュー

安島薮太さんの狩猟漫画『クマ撃ちの女』7巻のショート・レビュー。

6巻から続くシカの巻狩り。何かと面倒を見てくれる北見の顔を立て、勢子(シカを追う役)としてしぶしぶ、猟に加わるチアキ。だが若いというだけでなく、女性であることでやはりイヤな思いを…な前巻終盤。

その鬱憤を今こそ!という流れ。すでに「熟練のハンター」であることを印象づけるチアキの様子、見ていて非常に気持ちがいい!そこで起こった「予想外のアクシデント」でも活躍する彼女に、これまでに無い爽やかさを感じる。

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後半ではチアキの姉・チカが、伯父・カツヤを伴って再登場。やめろと言ったのにクマ撃ちを続けるチアキとカズキに対して「激おこ」なチカ。対象的に静かなカツヤは、自身がかつて体験した恐怖を訥々と語る…!

この「恐怖」は肉食獣が登場する物語では、既存の作品でも数多く描かれてきたもの。だが前半の高揚感と非常に対比的で、恐怖が倍増。背筋が凍るような寒さがある。

そんな「自然の中で猟をすること」の醍醐味(いろんな意味で)を、徹底的に味あわせてくれる『クマ撃ちの女』。7巻も濃厚な読み応え。中盤では今後の展開の布石となるであろう描写もあり、次巻への期待(と畏れ)が膨らむ…!

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