本の読み方・探し方

効率よく本を探すために「本の本」を読む

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良書を効率よく探すために

何でもいいから本が読みたくなった時や、手っ取り早く役に立つ本を手に入れたい時があります。

そんな場合には、まず書店やネットストアでおもしろそうな本を探してみることが多いのではないでしょうか。

しかし膨大な本の海から自分に合いそうな本、求めている本を探すのは、砂漠の中から一粒の宝石を探すようなもの(もう少しハードルが低いかもしれませんが)。

なかなか見つからなかったり、見つかったとしても時間がかかってしまうこともあるでしょう。

「本」を紹介している「本」を読む

そんな時は本を紹介している本、「本のガイドブック」から読みたい書籍を探してみてはいかがでしょうか。

世の中には「一流の読み手」が数多くいらっしゃいます。そんな読み手が選んだ本、きっと読書好きの興味をひく本が多々紹介されているでしょう。

例えば作家・評論家である立花隆氏の「ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊」。

ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊 (文春e-book)

氏を作り上げた数々の本の中には、きっと読者好きの血をたぎらせるものが含まれているでしょう。

「何から読めばいいか」がわかる全方位読書案内

齋藤孝氏も読書家として有名ですね。この『「何から読めばいいか」がわかる 全方位読書案内』で紹介されている書籍は数百冊。歴史観、思想観など多彩な方面から紹介されている書籍。

本書を読むと新しい本の発見があるのでは。

本の本 (ちくま文庫 さ 13-5)

文芸評論家である斎藤美奈子氏が、14年間に渡り各誌に書き続けてきた書評の集大成。書籍点数700冊、著者数650人という膨大な数が一冊に詰まっています。

ジャンルも小説、エッセイ、文芸評論、日本語論、読書案内、社会評論など多岐に渡り、読書家の心強い味方となる一冊。

と、このような一流の読み手による書籍紹介本を読むと、効率良く本を探すことができるでしょう。

また自分の守備範囲外の分野にあるおもしろい本など、思わぬ発見をすることも。本を探すために本を読む。

一見とおまわりな感じがするかもしれませんが、結果的に最短となる可能性を持つ本の探し方です。

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