保存食「井村屋 えいようかん」を食べてみました。「えいようかん」は5年間長期保存が可能な羊羹。5年というのはすごいですね。一度手元においておけば長期間そのままで安心。またようかんなのでむいて食べるだけ。緊急時に手軽に栄養補給ができるので、防災用の保存食として最適です。
「井村屋」といえば「肉まん・あんまん」や「あずきバー」でも有名な食品会社。あずき製品として井村屋の羊羹もよく見かけますが、保存食である「えいようかん」、どんな味がするか気になります。
井村屋「えいようかん」の詳細
それでは「えいようかん」のパッケージから。あずき色に白地が映える、シンプルなデザイン。右肩「備」の文字が防災用の備蓄食品であることをあらわします。ようかん5本入りなので、ズシリとした重量感。購入価格はセールだったので、税込み432円の20%引き。ありがたや。
天面には栄養成分表示とQRコード。1本あたり171kカロリーという、絶妙なカロリー設定。ちなみに背面には災害用伝言ダイヤルの利用方法が全面に記載されています。
「井村屋えいようかん」開封
開封。右は大きさ比較用のマウス。えいようかん5本がびっしり詰まっています。
実食比較用に普通の羊羹も買ってみました。本当は井村屋のものが良かったのですが、近所に売っていなかったため、ヤマザキ食品のものを。一本税込み54円なり。小倉は食べたかったのでついでに買ってみました(笑)。
開けました。背面の開け口から簡単に開けることができます。色・ニオイとも、いたって普通の羊羹。防災食品・保存食品であることは特に意識しません。おいしそう。
「えいようかん」実食
いよいよ井村屋の保存食「えいようかん」を食べてみます。…の前にまずはヤマザキの「ようかん本煉」より。モグモグ…。うん、普通においしいです。ちょっと甘目ですね。
続いて「えいようかん」を。モグモグ、フゴフゴ…。お、思った以上に普通の羊羹。甘さ控えめで、ヤマザキのと比べても全く遜色のないおいしさです。
保存食だから普通とちょっと違うのかな?なんて構えていましたが、そんなことは一切ありません。おいしいなぁ、これ。
5年間の長期保存を実現して、なおかつおいしく食べられる味に仕上げている。そこにはきっと相当の努力があったのではないでしょうか。素晴らしいです、井村屋さん。
この商品の良いところは、「災害時でなくてもいつでも食べられる」というところにもあると思います。「えいようかん」は羊羹=オヤツの役割も果たすので、5年経つのを待たなくても、おなかがすけば食べてしまえば良いのです。そして、また新しいものを備えておけば保存期間を延々と伸ばすことができます。
我が家ではいくつかの部屋に非常用の水を置いています(右は防災用のリュックです)。この「えいようかん」も、防災用として今後はこの非常用スペースに置いておきます。万が一災害が起こった時、そして食料が手に入らなかったり、最悪室内に閉じ込められた時などに、役に立ってくれるはず。そんなことが起こらないように、と願うばかりですが、備えあれば憂いなし、でしょうか。防災対策、大事ですね。
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