「紙書籍」と「電子書籍」という選択肢
電子書籍の普及も大分進んできました。
ネットストア、アプリ、端末、そして配信される書籍。これら電子書籍を読むために欠かせない環境が近年ようやく出揃ってきて、紙書籍と電子書籍どちらを選ぶかという選択肢が生まれてきたという印象です。
どちらが読書に向いているか?
さて、そんな状況で読書、とりわけ実用書を読むとした場合、紙書籍と電子書籍どちらが向いているのでしょうか?Lifehackerさんにこんな記事があります。
電子書籍より紙の本で読んだほうが、内容をよく記憶できる:研究結果
こちらによると、電子書籍よりも紙書籍を読んだ方がより内容が記憶に残りやすい、という結果が、いろいろな研究で明らかになったとのこと。
紙をめくるという「触覚」が、読書の進捗や物語の進行を記憶する手助けになるのですね。
実用書は紙書籍の方が良い?
私自身も電子書籍で実用書を読んだことがあります。
そして紙書籍と電子書籍のどちらが記憶に残りやすいか?と自問すると、やはり紙書籍に軍配が上がります。
脳に入った本の内容と、書籍の大きさ、厚さ、そして紙の手触りが大きく結びついているような気がします。
また紙書籍の方が本棚を見た時に目に入りやすい、また付箋などを貼った重要な箇所にすぐ飛べる、といったメリットがあります。
ただ電子書籍での読書に慣れてくると、意外とスムーズに読書が進むことも。
読む本によって向き・不向きがあるのかもしれません。
しかしネックは価格の高さ
というわけで自分の脳に効率良く取り込むためには、どちらかと言えば紙書籍の方が有利、かも。
しかしデメリットは価格の高さ。電子書籍は場合によっては紙書籍の10%程度の価格で購入できることもあります。
記憶に残すためには紙書籍、しかし出来るだけたくさんの本を読みたい場合は電子書籍。どちらも一長一短あって悩ましいところです。
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