KADOKAWA

ファンタジー漫画

漫画『ナラクノアドゥ』感想―最弱への道を進む最強の魔王!ダーク・ファンタジー

「人間になるため」に、全ての魔王に戦いを挑む「最強の魔王」。しかし魔王をひとり倒すたびに、その力は削がれていく―。山本晋さんの漫画『ナラクノアドゥ』。「魔王を倒し人間になる契約」を天使と交わした魔王・アドゥと、彼と行動をともにする人間たちの...
コメディ漫画

漫画『忍ぶな!チヨちゃん』感想―忍んじゃって告白ができない忍者少女

世を忍び暗躍する忍者たちも、年頃になれば好きな異性の一人や二人できるもの。でもどうしても忍びグセがついちゃって、好きなを見るとつい忍術を使って隠れちゃう…のか?月刊ハルタ連載、設楽清人(したら・きよと)さん描く忍者ラブコメ漫画「忍ぶな!チヨ...
オカルト・ホラー漫画

漫画『報いは報い、罰は罰』感想―山奥の洋館で起こる恐怖の惨劇

六年は長い目も開けられなかった赤ん坊が報いを求めるほどに(森泉岳土「報いは報い、罰は罰」上巻P39より)森泉岳土(もりいずみ・たけひと)さんの待望の新刊、「報いは報い、罰は罰」上下巻を読みました。2016年刊行の2冊「うと そうそう」と「ハ...
ファンタジー漫画

漫画『新月を左に旋回』感想―謎の少女との不思議な毎日!ライトなオカルト・コメディ

ある日とつぜん不思議な友達があらわれたら、それはファンタジックな毎日の始まり!普通の中学生・ユウコと謎の少女「このは」、二人の日常を描いた漫画「新月を左に旋回」です。作者はポップでライトな絵柄が魅力の衿沢世衣子(えりさわ・せいこ)さん。個人...
ドラマ・恋愛

漫画『ハルはめぐりて』感想―独特な技法で描かれる少女の一人旅

独特の作風で描かれたアジアの景色。こんな世界を気ままに旅行できたら―。読みながら自然とそんな気持ちが湧き上がる、森泉岳土(もりいずみ・たけひと)さんの漫画「ハルはめぐりて」。2016年にKADOKAWA / エンターブレインより刊行されてい...
ドラマ・恋愛

漫画『甘木唯子のツノと愛』感想―繊細な心情が込められたアーティスティックな短編集

少女の額に生えたツノ。その意味するものは何か―。ちょっと変わったタイトルの短編集、久野遥子(くの・ようこ)さんの漫画「甘木唯子のツノと愛」を読みました。自分にかざされる手のひらを見上げる少女。その額には角状の突起が…。
SF漫画

漫画『アーサー・ピューティーは夜の魔女』感想―終末世界を旅する魔女の物語

安息の地を求めて夜の魔女は、今日も世紀末を漂う―。「ヘレンesp」に続いて木々津克久さんの漫画をご紹介。「アーサー・ピューティーは夜の魔女」という一風変わったタイトルです。カバーでは、赤毛の女性が路上で何やら追い詰められているようで…?なお...
ミステリー・サスペンス漫画

漫画『葬式探偵モズ』シリーズ感想―さらば愛しき葬式探偵

葬式にまつわる難事件をズバッと(?)解決する風変わりな探偵、「葬式探偵」もいよいよ見納め。吉川景都さんのミステリー漫画「葬式探偵モズ」。2017年5月刊行(電子版は6月)の「モズ 葬式探偵の帰還」をもって、シリーズ完結となりました。カバー左...
ドラマ・恋愛

漫画『白い街の夜たち』感想―あふれるトルコ感にのせて描く女性たちの成長と

親日の国としてよくその名を耳にするトルコ。トルコアイスやドネルケバブ、サバサンドといったトルコ発の食文化も、今やすっかりお馴染みとなりましたね。でも改めて「じゃあトルコの特徴って何?」と聞かれると、ちょっと詰まってしまいます。大統領の権限な...
SF漫画

漫画レビュー『おとうふ次元』現代の常識は未来の非常識?SFコメディ

未来からきたタイム・トラベラーが現代世界で遭難、というのは時間ものSFの王道パターン。時間漂流者は本来その世界に存在してはいけないので、歴史が変わらないよう細心の注意を払って行動します。しかし現代の科学・文化レベルが、未来人の想像を超えて低...
SF漫画

漫画『神星記ヴァグランツ』感想―麻宮騎亜作、懐かしのSF・ファンタジー

懐かしのSF・ファンタジー漫画「神星記ヴァグランツ」。現在は絶賛絶版中ですが、「かつてこういう漫画もあった」という記録のために。ストーリーはヴォクソール・プロ、作画は後に「サイレント・メビウス」を描く麻宮騎亜(あさみや・きあ)氏。当時は知り...
SF漫画

新世代ガンダム漫画『MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』感想・レビュー

TVアニメ『機動戦士ガンダム』から『機動戦士Zガンダム』が始まるまでに、数多くのMSV(モビルスーツバリエーション)がプラモデル企画で展開されました。その中でジオンのエース・パイロット「ジョニー・ライデン」が設定されましたが、そのジョニー「...