一昔前のガンダム漫画と言えば子供向けで、クオリティもそれなり、というものが多かった気がします(それはそれで味わい深いのですが)。
しかし近年、一般の漫画と較べても遜色ない、むしろ面白い!と自信を持って勧められるガンダム漫画が増えてきました。
というわけで、これまでに読んで面白いと感じたおすすめのガンダム漫画まとめです。
私は宇宙世紀(UC)世代なので、宇宙世紀が舞台の作品をご紹介。ざっくり時代で区切っています。
一年戦争~Z以前
機動戦士ガンダム THE ORIGIN
アニメの初代機動戦士ガンダム・Zガンダムなどで、キャラクターデザインなどを担当した安彦良和氏自らによる、ファースト・ガンダムのコミカライズ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」。
ただ単に一年戦争をなぞるだけではなく、
- キャスバル・アルテイシアがシャア・セイラになるまで
- ザビ家の兄弟たちの若かりし頃
- シャアとガルマの出会い
- 一年戦争が開戦に至るまで
- MSが戦局で重要な地位を占めるようになった過程
などアニメ本編では語られなかった部分が、「機動戦士ガンダム」製作に大きく関わった安彦氏本人によって補完されているのが、大きな魅力。
また漫画家としても著名な安彦良和さん、本作でもその圧倒的な描写力を発揮。他のガンダム漫画とは一線を画す迫力・美麗さがあります。
ガンダム初心者はもちろん、ファーストガンダムはアニメで見たから大体知ってるよ、という方にも読んで欲しい作品です。
機動戦士ガンダム サンダーボルト
「MOONLIGHT MILE」の太田垣康男氏による、完全オリジナル・ストーリーのガンダム漫画「機動戦士ガンダム サンダーボルト」。
一年戦争末期、サンダーボルト宙域におけるFA(フルアーマー)ガンダムVSサイコ・ザクの激戦。
さらに戦後、サイコ・ザクは謎の宗教組織「南洋同盟」の手に渡り、連邦・ジオン・南洋同盟の三つ巴の争いへと発展…という一年戦争後の戦いが描かれます。
勝ち気な連邦のイオ・フレミング、義足・義肢でサイコ・ザクを操るジオンのダリルなど、TVアニメとはひと味違う太田垣康男らしいキャラクターたちや、「アトラスガンダム」「ガンキャノン・アクア」などの新MSも多数登場。
新たなガンダム世界を創造する、新世代のガンダム漫画。「機動戦士ガンダム」も、SF漫画の名手が描くとこうもハードなSFストーリーになるのか…!と驚きがあります。
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機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画
「機動戦士ガンダム MSV‐R ジョニー・ライデンの帰還」の作者・Ark Performanceさんによる「機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画」全4巻。
終戦が近いサイド3・ジオン公国において、密かに進行するギレン・ザビ暗殺計画。
計画を発動した「レギンレイブ」の正体と、事件の真実を追う公安警察の捜査官を描いた、ガンダム漫画の中でも異色のサスペンス作品。
3巻終盤までMS戦がほとんど描かれない、というガンダム漫画にあるまじき展開(笑)。
しかし「ペズン計画」「セシリア・アイリーン」など、ガンダムファンならニヤリとする小ネタを仕込みながら、連邦対ジオンの戦いの裏、軍部ではこんな陰謀が進行していたのかもしれない、と思わせる内容で、しっかりと「ガンダム」しています。
機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク
「THE BLUE DESTINY」「コロニーの落ちた地で…」など、過去に発売されたガンダムの外伝ゲーム6作品と、新作「機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク」を収録したPS3のゲーム「機動戦士ガンダム サイドストーリーズ」(2014)。
その「ミッシングリンク」のコミック版が「機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク」全4巻。
連邦内のはみ出し者を集め、自軍内の粛清など危険任務を遂行する特殊部隊「スレイヴ・レイス」。
司令官グレイヴの裏切りにより新型MS「ペイルライダー」を差し向けられた彼らは、ジオン軍のマルコシアス隊と手を組み反撃を開始する、というストーリー。
劇中では陸戦型ガンダムをベースにしたスレイヴ・レイス(※機体名)、ペイルライダーといった新作MSの他、イフリート、ガンダム・ピクシー(知ってる?)などゲームに登場したMSが大活躍。
またペイルライダーには「EXAM」の後継「HADES」が搭載されている、といった設定も外伝好きにはたまらない、隠れた名作ガンダム漫画です。
機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのメモリーより-
のちにご紹介する「機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのレポートより-」と同じく、カイ・シデンを主人公に据えた「機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのメモリーより-」(刊行はこちらが後)。
サイド3のコロニーで開催される「ホワイトベース展」にオブザーバーとして招かれたカイが、展示物を見ながら一年戦争を振り返る、という趣向。
カイの記憶から呼び起こされる、テレビアニメでは描かれなかった一年戦争時のホワイトベース・クルーの様子に、ファーストガンダム・ファンならばこみ上げるものが。
MSアクションの無いガンダム漫画ですが、その後のジョブ・ジョンやウォン・リー、そしてF91のロイ・ユングもゲスト出演するなど、ガンダム世界を幅広く網羅した濃厚な内容です。
Z・ZZ以降~逆シャア以前
機動戦士ガンダム MSV‐R ジョニー・ライデンの帰還
初代ガンダムファンおなじみのMSV(モビルスーツバリエーション)。
そのMSVに端を発したMSV-R企画をベースにした新作ガンダム漫画が、「機動戦士ガンダム MSV‐R ジョニー・ライデンの帰還」。
舞台はUC0090年(ZZと逆シャアの中間ぐらい)。地球連邦軍の兵器調査組織FSSに所属するレッド・ウェイラインとリミア・グリンウッドを軸に、ジオンのエース部隊「キマイラ隊」が守った「ザビ家の復讐装置」を巡る戦い描くサイド・ストーリーです。
レッドはジオン軍エース・パイロット「ジョニー・ライデン」なのか?ジオンの特殊部隊「キマイラ隊」が秘匿した、ザビ家の財宝「ミナレット」とは?
…といった数々の謎が、要所要所で挿入されるMSV裏話に絡めて綴られます。ストーリー・作画ともに、高クオリティなガンダム漫画。
機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのレポートより-
ジャーナリストとなったカイ・シデンによって語られる、一年戦争~Z~ZZ間のガンダム・サイド・ストーリー「機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのレポートより-」全2巻。
フラウ、ハヤト、ミライら元WBクルーや、レコア、ベルトーチカなどZサブキャラクターとの会話・出来事を通して、カイ・シデンがガンダム世界の補完・再構築を行うオムニバスです(ストーリーのベースは劇場版Z)。
MSによるアクションシーンはほとんどなく、カイとゲストキャラクターの会話によって綴られる物語。
ゲーツ・キャパやナミカ―・コーネル、アジス・アジバといった、マニアックな人物たちも登場。
ジオン系譜のMS「ディジェ」にツイン・アイ用のソケットが付いていた話など、ユニークな設定の話が満載。
ガンダムのコミックとしては異色の部類に入る、大人の雰囲気を醸し出すガンダム漫画。
機動戦士ゼータガンダム1/2(ハーフ)
グリプス戦役時の裏側で起こっていた「かもしれない」出来事を描く、長谷川裕一さんの「機動戦士ゼータガンダム1/2(ハーフ)」。
絶版となっていましたが、2020年1月に電子書籍化されました。
主人公はティターンズのテスト・パイロットであったエドガー・エドモンド・スミス。
後にカラバ・エゥーゴの一員となったエドガーは、可変MSのテスト機・1/2Z(ハーフゼータ)を駆り、様々な戦場に関わっていきます。
エドガーがガンダムMk-2のテストパイロットとして、「ハーフガンダム」と戦う第一話が特に面白い。
カミーユがサイド7を脱出する前の話ですが、歴史を動かす歯車の一つであった「かもしれない」物語。正史への組み込み方がウマイなぁ、と感心。
ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム
これはオススメ、というにはアンダーグラウンド過ぎる漫画なんですが(笑)。
かつて「機動戦士ガンダム ダブルフェイク」として刊行されていた漫画の再編集版「ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム」。復刻・再編集を経て電子書籍化されました。
時代はZZ~逆シャア間。コロニー公社の下請け会社所属であるダリー(ダリー・ニエル・ガンズ)は、ジャンクパーツでハンドメイドのガンダム「Dガンダム」を作るほどのガンダム好き。
その彼がDガンダムで、偶然ネオ・ジオン残党「カラード」を撃退。そのまま連邦の巡洋艦「アラハス」にスカウト、成り行きでカラードと戦うことに…というストーリー。
コメディチックなノリは好き嫌いの分かれるところだと思いますが、ネオ・ジオンの女性士官イリア・パゾムも登場したり、ニヤリとする配役が。
また逆シャアのドーガ・シリーズにつながるMSや、ズサ・ダイン、ガザW(ウィラ)といったZZの流れを組むメカなども登場。「ZZ・逆シャアのMSV」としても見どころの多い作品です。
逆シャア以降~F91以前
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン
今でも絶大な人気を誇るガンダム映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」。
富野由悠季監督自身による映画脚本の第一稿を元にしたモチーフ小説「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」がコミック化。全7巻完結。
登場人物名やモビル・スーツ設定など、映画版と若干設定が異なりますが、基本的なラインは映画版「逆シャア」を踏襲する本作。
ネオ・ジオンやロンド・ベルの作戦展開などがわかりやすく、映画を見た人のおさらいに最適です。
物語後半では、「ベルトーチカ・チルドレン」ならではの展開が。Hi-νガンダム対ナイチンゲールという、これまで設定のみだったMSが躍動。アムロとシャア、手に汗握る二人の対決が描かれます。
映画「逆シャア」とは異なる、漫画ならではのラストをお楽しみください。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
30年以上の時を経て、遂に映像化された小説「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」。
そのコミック版である本作は、「逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」の続編という位置付け。2021年5月現在、1巻が刊行中。
ブライト・ノアの息子でありながら、反地球連邦運動のリーダー「マフティー・ナビーユ・エリン」となったハサウェイ。
MS形態で単独の大気圏内飛行が可能な「クスィーガンダム」を駆り、連邦政府に戦いを挑むが…?
連邦政府の腐敗といった社会的な情勢や、やや色気のある背景を持つヒロインなど、アダルティックな雰囲気を漂わせる原作小説。
それを漫画版「ベルトーチカ・チルドレン」の作者・さびしうろあきさんが、丁寧にコミカライズ。原作ファンも納得の「大人のガンダム」となっています。
F91以降
機動戦士ガンダムF91プリクエル
監督・富野由悠季氏による小説版F91「機動戦士ガンダムF91 クロスボーン・バンガード」をベースに、映画「機動戦士ガンダムF91」の前日譚(PREQUEL)を描く「機動戦士ガンダムF91プリクエル」。2021年11月時点で3巻まで刊行、以下続巻。
力強く訴えたいのは「安彦良和タッチ」でガンダム世界を描く、作者・おおのじゅんじさんの手腕が凄すぎる!ということ。
- モニカ・アノーによるF91の開発風景
- フロンティアⅣ進行前のクロスボーン・バンガード
- シーブックとセシリーの出会い
などのエピソードが、安彦良和氏がキャラデザを務めた映画「F91」と同じテイストで描かれます。
F91のテスト機やクロスボーン・バンガードのMSなど、異様にクオリティの高いメカニック描写がとにかくスゴイ!
リアリティあふれるコロニー内部の生活風景や宇宙戦艦の巨大感など、ガンダム漫画の中でもトップクラスなSF感にも注目。
機動戦士クロスボーン・ガンダム
宇宙世紀0123年の連邦VSクロスボーン・バンガードの戦いが、主人公シーブック・アノーとセシリー・フェアチャイルドを中心に展開された劇場版アニメ「機動戦士ガンダムF91」。
「アムロとシャアのいない宇宙世紀」を初めて描いたガンダム作品でしたが、そのF91の世界観を受け継いだ10年後のガンダム世界を描いたのが「機動戦士クロスボーン・ガンダム」全6巻。
作者は代表作「マップス」などでSF漫画に定評のある、長谷川裕一さんです。
UC0133、総統クラックス・ドゥガチに率いられた木星帝国(ジュピター・エンパイア)は、地球侵攻計画を開始。
ベラ・ロナ(=セシリー)キンケドゥ・ナウ(=シーブック)は、「宇宙海賊クロスボーン・バンガード」を結成しそれに対抗。
Fシリーズの流れを汲んだ主役機、ドクロのマーキングが特徴的なクロスボーン・ガンダムX1~X3を駆り、独自の進化を遂げた木星帝国のMS・MAたちと、地球の命運を賭けて激戦を繰り広げます。
物語の主人公はキンケドゥとベラではなく、戦いに巻き込まれて海賊となったトビア・アロナクスと、木星の王女ベルナデット(テテニス・ドゥガチ)。
次代の宇宙世紀を担う若き二人の出会いと成長が、新世紀のガンダム・ストーリーを生み出しています。
歴史ある宇宙世紀ガンダム・シリーズに、長谷川裕一さんならではの「熱さ」が注ぎ込まれたある意味、異色のガンダム漫画。後に続くクロスボーン・シリーズの基盤を形成した作品です。
機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
無印「機動戦士クロスボーン・ガンダム」から3年後のUC0136。木星帝国の新たな牙が地球を襲う!
クロボン直系の続編「機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人」です。
前作でクロスボーン・バンガードと木星帝国の戦いは一応の決着を見ます。しかし新たに木星の総統となったカリストは、コロニーレーザーを使った木星圏から地球への直接攻撃「神の雷」計画を画策。
それを知ったトビアら海賊は、7人の戦士を集めて片道切符の帰れぬ戦いへ―という全3巻。
無印クロボン全6巻をTVシリーズ的な物語とするなら、映画版とでも言うべきボリュームの「鋼鉄の7人」。シリーズものならではの面白さを持つ作品です。
そしてトビアとベルナデットを中心としたクロスボーンの話は、本作でひとまずおしまい。その志は次の「ゴースト」へ引き継がれていきます。
機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス
戦闘で傷ついたウッソ・エヴィンは、ザンスカールの少女パイロット・カムイと共に、旧式MS・ガンプを操る「木星じいさん」ことグレイ・ストークに救われる。
彼と仲間たちが暮らす超巨大コロニーは平和そのものだったが、そこには秘密があった。
そのコロニーをコロニー・レーザーと誤認したザンスカールは、強力なニュータイプ・スケイルと、旧ジオン軍のジオングを模したMS「ジョング」を送り込む。
コロニーを守るため、ウッソはグレイ・ストークと共同戦線を張る―。
…というストーリーの「機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス」。長谷川裕一さん描く「機動戦士Vガンダム」を舞台にした数少ないサイド・ストーリーの一つです。
「ガンダム漫画」であると同時に、非常にSF心を感じる展開で、これぞ長谷川裕一!と思わずにはいられません。
ところでグレイ・ストークは16歳の時から60年間、木星船に乗っている人間なのですが、変わった経歴の人物ですね?(すっとぼけ)
機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」全12巻。クロスボーンの名を冠するガンダム・ストーリーも、Vガンダム時代に突入しました。
本作の世界観はアニメ「機動戦士Vガンダム」と完全にリンク。ザンスカール帝国とリガ・ミリティアが戦う正史の裏で躍動する、海賊たちの活躍が描かれます。
宇宙世紀0153年。最終兵器「エンジェル・ハイロゥ」のデータを偶然見つけてしまい、ザンスカール帝国に狙われるサイド3の少年・フォント。
木星の特殊部隊と名乗る男・カーティスと少女・ベルに助けられ、行動を共にすることを選択した彼が、エンジェル・ハイロゥを強化する謎のパーツ「エンジェル・コール」を巡る戦いに巻き込まれていく、というストーリー。
ザンスカールVSリガ・ミリティアの抗争の裏で暗躍する、ザンスカールの一部隊と木星の特殊部隊サーカス。
それに対する宇宙海賊とリガ・ミリティアのリア・シュラク隊という構図を持つ「ゴースト」。Vガンダムのストーリーとも相まって、濃厚な展開を見せます。
本作はなんと言っても、美少女AIをパートナーとするオタクなメガネ少年・フォントの成長が大きな見どころ。
またシリーズで積み上げてきたキャラクターの活躍もあり、非常に濃厚。全編に渡ってスピーディかつ迫力ある物語で一気読み必至、類まれな魅力を持つガンダム漫画です。超オススメ。
機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST
「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」から、さらに16年後のUC0169。
リガ・ミリティアVSザンスカール帝国の抗争が終結し、連邦の力も弱体化。疲弊・混沌とする宇宙世紀末期。
群雄割拠のコロニー間で特殊な運送業を営む主人公アッシュと、彼に助けられメカニックとなる少女レオを中心に、新たな世界の創造へ向けて動き出す者たちを描いたクロスボーン・サーガ最新作「機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST」全13巻。
新MSの開発能力が世界全体で弱まり、旧機体をつなぎ合わせたミキシング・ビルドのMSが活躍する時代。懐かしいシルエットを持つ機体が多数登場します。
またビーム兵器の維持が困難になり、実体弾の採用とそれに耐える装甲を重視した結果、MSが再び大型化していく傾向にある、というのもユニークな設定。
その中で「争いのない世界を作りたい」という夢を持つレオと、それを支えようとするアッシュら、創造へ向かう若者たちの躍動が「長谷川裕一+ガンダム」テイスト満開で爽やか。
しかしその前に立ち塞がるのは、何と「ゴースト」の主人公フォント。
幼き頃のアッシュとも関わりのあるフォントは、ティターンズの流れを汲む連邦キュクロープスの一員となり、アッシュと刃を交えることに。
さてアッシュは、レオは、そしてフォントは、どのような結末へ向かって進むのか?
まとめ
以上、宇宙世紀を舞台にしたオススメのガンダム漫画まとめでした。
ガンダム漫画、今は本当にクオリティの高い作品が多いですね。気になる作品もまだまだあるので、読んだら追記していく予定です。
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN
- 機動戦士ガンダム サンダーボルト
- 機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画
- 機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク
- 機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのメモリーより-
- 機動戦士ガンダム MSV‐R ジョニー・ライデンの帰還
- 機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのレポートより-
- 機動戦士ゼータガンダム1/2(ハーフ)
- ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン
- 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
- 機動戦士ガンダムF91プリクエル
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
- 機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST
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