本日、家族で大阪・梅田へおでかけ。お昼に「カレーハウス サンマルコ」のカレーを食べました。
子どもも食べられる「マイルドカレー」があるので、大阪でカレーが食べたくなった時はちょこちょこ利用しています。
そんなサンマルコ。カウンターにいつも「4種類の薬味」が並んでいるのですが、他のカレーショップではあまり見ないタイプのもの。
いつも「カレーに合うのか…?」と思っていたのですが、せっかくサンマルコに行ったので、一つずつ試してみました。
「カレーハウス サンマルコ」とは?
薬味チェックの前に、「サンマルコ」について。
「サンマルコ」は、とんかつのKYKグループのカレーショップ。主に関西で店舗展開をしていて、関西人には馴染みの深いカレー屋さんです。
店舗形態はスタンド形式が多く、テイクアウトメニューも有り。価格帯は600円台後半からで、カレー以外にもハヤシライスやオムライスが提供されています。
サンマルコのカレーはインドカレーではなく「ヨーロピアンカレー」。
ヨーロピアンの何たるかは良くわかりませんが、メニューには定番のビーフカレーやカツカレー以外にも「イタリアントマトとナスビのカレー」や「海老(シュリンプ)カレー」などがあり、気持ちヨーロッパっぽい(笑)です。
サンマルコの薬味の謎
本日私がいただいたのはビーフカレー(写真撮るの忘れた…)。
大きめのお皿によそられたご飯とたっぷりのカレールー。ルーの中にはビーフ、そしてマッシュルームがほどよく浮かんでいます。このマッシュルームがヨーロピアンなのでしょう。多分。
味はチェーン店なので特段とがってはいませんが、歴史を感じさせる安定のおいしさ。結構辛目なので小汗が吹き出てきます。やっぱカレーはうまいっすね。
ここでようやくサンマルコの薬味(付け合わせ)の話。普通のカレーショップであれば、薬味はらっきょうや福神漬ですよね。ですがサンマルコはちょっと違います。
こちら。左からキュウリ漬・落花生・レーズン・パインです。レーズンはわからなくもないですが、キュウリ漬…?パイン…?もう一つ必然性がわからない。
そこで本日は「これらの薬味が果たして本当にカレーに合っているのか」ということに注意して、ビーフカレーと合わせて一つ一つ味わってみました。
レーズン
まずはレーズン。これは「酢豚にパイナップルを入れるか」、つまり「ごはんに甘いものは合うのか」問題に通ずるものがありますが、これが意外に合う。
ビーフカレーのコクと辛味にピッタリ。カレーの辛さとレーズンの甘みが口の中で合わさって、良い感じに馴染みます。素直においしい。
家のカレーにレーズンを入れようとは思いませんが、ヨーロピアンなカレーには合うのでしょうか。
パイン
もいっちょ甘味で攻めます、パイン。このパインはドライタイプではなく、シロップに浸かったもの。もちろん甘い。さてこちらはカレーに合うか…。
別におかしくはないです。が、特に入れる必然性もないかな…。むしろカレーに余分な水分が入るのはマイナスかも。
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落花生
続いて落花生。ナッツですね。これは特段味に個性がないので、カレーの邪魔はしません。むしろ食感。カリカリ、コリコリ。カレー+ご飯に新たな感覚を与えてくれます。
が、こちらもカレーに必要か?と問われると、んー、別にいらんかな…。ちょっと飽きた時に変化を加えるもの、といった感じ。
キュウリ漬
最後、キュウリ漬。酢漬けです。カレーにキュウリはなかなか入れませんが、薬味としてはいかに。
…これはアリですね。というか役割としては、らっきょうとほぼ一緒かと。特にカレーの味を乱すこともなく、さわやかな酸味と新しい食感をプラスしてくれます。普通においしいです。
まとめ。そして再びパイン
というわけでサンマルコの薬味。個人の感想ではありますが、レーズンはサンマルコのカレーに良く合う、キュウリ漬もまあまあ、という結論になりました。
…しかしカレーを食べ終わった後でふと思い立ち、パインをスプーンに載せていただくと…
うまいがな。スパイシーなカレーで若干ヒリヒリしている口の中を、パインの甘みが優しくいやしてくれます。
パインはカレーの後に食べるべき、という新たな知見を得ることができました(大仰)。
ま、何で福神漬・らっきょうではなくこの4種類なのか、というのはやはり「サンマルコのヨーロピアンカレーに合う薬味」として追求されてきた結果なのでしょうね。
またサンマルコカレーを食する機会のある方、いろんなカレーと薬味の組み合わせを試してみてはいかがでしょうか。
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