読むと作りたくなる食べたくなる!おすすめの料理・グルメ漫画

おもしろい料理漫画・グルメ漫画というのは、漫画としてのおもしろさもさることながら、登場する料理を作ったり、食べたくなってくる。そんな気持ちが高まる漫画なのでは。

というわけで、思わず食欲が湧いてくる、おすすめの料理・グルメ漫画まとめです。

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あたりのキッチン!

白乃雪さんの「あたりのキッチン!」全4巻。

超絶コミュニケーション下手だけど、料理に関する記憶・分析力が半端ない女子大生。

街の定食屋でバイトをはじめた彼女が、定食屋の親子や街の人々と交流する姿が描かれます。

白乃雪「あたりのキッチン!」
[白乃雪 著 講談社「あたりのキッチン!」1巻より引用]

「あたりのキッチン!」がスゴイのは、料理を「コミュニケーションの道具」として活かしているところ。

単においしい料理というだけでなく、そこから産まれる人間関係をきっちり描いているところに魅力があります。

また出てくる料理も庶民的なものばかりで、すぐに真似のできるポイントがあるのも嬉しいところ。

キャラクター・物語・料理と、パランスの良いおもしろさがあります。超おすすめ。

あたりのキッチン!(1) (アフタヌーンコミックス)著者:白乃雪出版社:講談社発行日:2017-04-21

はらペコとスパイス~たまこキッチンへようこそ~

五郎丸えみさんの「はらペコとスパイス~たまこキッチンへようこそ~」。既刊3巻で、こちらもおそらく4巻で完結すると思われ。

27歳の独身OL・愛子の隣に越してきた、同じく27歳の珠子(たまこ)。

世界の食文化を研究しているという彼女がふるまってくれたのは、見たこともないワールドワイドな料理。

「食べることの楽しみ」を思い出した愛子。その日から奇妙な隣人とのはらペコライフが始まった―。

五郎丸えみ「はらペコとスパイス~たまこキッチンへようこそ~」
[五郎丸えみ 著 集英社「はらペコとスパイス~たまこキッチンへようこそ~」2巻より引用]

という「はらペコとスパイス~たまこキッチンへようこそ~」。以降、たまこと愛子を中心とした、楽しい食卓が描かれます。

登場する料理は再現するにはややハードルが高い?かもしれませんが、いずれも魅力的なものばかり。

五郎丸えみさん描く、カラッとしたキャラクターの笑顔を見ているうちに、不思議と読み手も笑顔になってくる、そんなグルメ漫画です。

はらペコとスパイス~たまこキッチンへようこそ~ (マーガレットコミックスDIGITAL)著者:五郎丸えみ出版社:集英社発行日:2017-05-25

アマイタマシイ ~懐かし横丁洋菓子伝説~

杉本亜未さんの「アマイタマシイ ~懐かし横丁洋菓子伝説~」。電子書籍は全4巻+α、紙書籍版は新装版が全3巻で刊行。

スイーツをこよなく愛する男女。伝説にして無冠の帝王であるシェフに依頼し、さびれた商店街の復興を目指そうとする。

しかしそのシェフは自他ともに認める天才でありながら、やや性格に難があり…?

杉本亜未「アマイタマシイ ~懐かし横丁洋菓子伝説~」
[杉本亜未 著 白泉社「アマイタマシイ ~懐かし横丁洋菓子伝説~」1巻より引用]

というストーリー。このシェフ・熊谷周作がおもしろすぎる。偏屈にして武闘派、なぜか命を狙われていると言うが、スイーツづくりの腕はピカイチ。

そんな彼が仲間たちとともに、スイーツづくりで街を明るくしていく様。杉本亜未さんの絶妙のストーリーテリングに引き込まれます。

笑いとともに、口の中に甘みが広がるような、スイーツ漫画。妙な魅力があります。

アマイタマシイ ~懐かし横丁洋菓子伝説~ 1著者:杉本亜未出版社:白泉社発行日:2016-03-02

ぴりふわつーん

青木幸子さんの「ぴりふわつーん」全4巻。

ぴり・ふわ・つーん、というタイトルにあるように、「スパイス」をメインに描くグルメ漫画です。

主人公は香辛料会社に勤める、自称「香辛料(スパイス)の魔術師」柚子原香(ゆずはら・かおり)。

彼女がそのスパイスの知識を駆使して、人々の困りごとや仕事の難題を解決していく、というのが物語の基本線。

青木幸子「ぴりふわつーん」
[青木幸子 著 芳文社「ぴりふわつーん」1巻より引用]

とにかく主人公・香のキャラクターがいい!あっけらかんと明るく、いついかなる時でも笑顔を絶やさない。前向きな姿勢に、読んでいるだけで元気づけられます。

そして登場する料理は、いずれも香辛料を絡めた、食欲をそそるもの。

鼻腔を刺激するおなじみのスパイスはもちろん、「これもスパイスなの?」という意外な驚きもあり、登場する料理に飽きがきません。

香辛料の魔力に、思わず口の中に唾液が広がっていく、そんな刺激を与えてくれます。

ぴりふわつーん 1巻 (芳文社コミックス)著者:青木幸子出版社:芳文社発行日:2017-04-14

放っておくだけで、泣くほどおいしい料理ができる

漫画家・イラストレーターである谷口菜津子さんによる料理コミック「放っておくだけで、泣くほどおいしい料理ができる」。

ストーリー漫画ではありませんが、全編ほぼ漫画で描かれています。もちろん料理写真もレシピもあり。


[谷口菜津子/小田真規子 著 ダイヤモンド社「放っておくだけで、泣くほどおいしい料理ができる」より引用]

紹介されている料理は「放置料理」。これは時短料理ではなく、ものによってはそれなりに手間暇のかかるもの。

しかしわかりやすいレシピとテクニックいらずの調理法で、放置することによって料理の旨味を引き出します。

また料理も魅力的ながら、谷口菜津子さんの漫画が本当におもしろい!ストーリー漫画も描かれているその手腕はさすが。

シンプルにコミックとして楽しめる、グルメ料理本です。

放っておくだけで、泣くほどおいしい料理ができる著者:谷口菜津子出版社:ダイヤモンド社発行日:2018-05-16

しょうゆさしの食いしん本

「盆の国」などを描かれているスケラッコさんのグルメ漫画「しょうゆさしの食いしん本」。

「しょうゆさし」とは、スケラッコさんの自画像から来ています。

スケラッコ「しょうゆさしの食いしん本」
[スケラッコ 著 芳文社「しょうゆさしの食いしん本」より引用]

京都在住のスケラッコさんが、日常で食べる食事。そしてそれにちょっとしたアイデアをプラスして、お腹を満たしていく。

そんな様子が、コミカルな漫画で綴られています。これはお腹すくわ…!出てくる料理も身近なものばかりで、ものすごく親近感があります。

同じ関西人としては、第4話「関西、だしのおうどん」に、ものすごく共感。あ、うどん食べたなってきた…。

しょうゆさしの食いしん本 (芳文社コミックス)著者:スケラッコ出版社:芳文社発行日:2018-03-16

謎のあの店

松本英子さんの「謎のあの店」。全3巻で完結済み。

よくありますよね。街を歩いていると、「あれは何の店なんだろう…?」という謎の店が。

「謎のあの店」では、作者の松本英子さんがそんな「心の片隅に残っている不思議なお店」に突撃取材。

「あの店」の真実を伝えてくれる、実録レポ漫画です。

松本英子「謎のあの店」
[松本英子 著 朝日新聞出版「謎のあの店」1巻より引用]

「あのケーキ屋」「あのレストラン」「あのガード下の居酒屋」「あの小料理屋」「あのラーメン屋」。

各話のタイトルを見ると、「ああ、自分の周りにもそんな店あるな」と思う方もいるでしょう。

そんな店の様子を、つぶさに伝えてくれる松本英子さん。時に本人目線で描かれるお店の様子は、ヴァーチャル感が半端ない。自分が体験しているかのように錯覚します。

厳密に言うと、「謎のあの店」で登場するのは飲食店だけではありません。が、登場するお店はどれも味わい深いものばかり。この臨場感をぜひ体験してみてください。

謎のあの店(1) (Nemuki+コミックス)著者:松本英子出版社:朝日新聞出版発行日:

おいしいロシア

シベリカ子さんのエッセイ・コミック「おいしいロシア」全1巻。

ロシア人男性と結婚したシベリカ子さん。夫に誘われて、1年間だけサンクトペテルブルクに住むことに。

最初は「おそロシア」と思っていましたが、ロシアの食文化を中心に、徐々に馴染んでくる。

そんな様子を、フルカラーで伝えてくれる漫画です。

シベリカ子「おいしいロシア」
[シベリカ子 著 イースト・プレス「おいしいロシア」より引用]

朴訥・ほんわかとしたイラストで紹介される、ロシア料理の数々。

「ボルシチ」「ビースストロガノフ」といった、日本人にも馴染み深い料理から、「ガルプツィ」「スメタナ」「ブリヌイ」などの耳慣れない料理まで。

そのどれもがおいしそうで、また実に興味深いもの。レシピ付きで、読んでいるうちにロシアの食文化が身近に感じられてくる、グルメ・エッセイ漫画です。

ところで紹介された料理の一つに、「毛皮を着たニシン」というものがあるのですが、これは果たしてどんな料理でしょうか?詳しくはぜひ本書で。

おいしいロシア (コミックエッセイの森)著者:シベリカ子出版社:イースト・プレス発行日:2016-09-16

まとめ

以上、ストーリー漫画からエッセイ・コミックまで、読むと作りたくなる食べたくなる!おすすめの料理・グルメ漫画でした。

お腹をすかせて読むと、さらに楽しめること請け合いです。

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