漫画感想・レビュー

ドラマ・恋愛

漫画『兄の嫁と暮らしています。』感想―兄嫁と義妹をつなぐ心の絆

大切な人を失った義理の姉妹。明るく、楽しくも、どこか漂うせつなさ―。くずしろさんの描く漫画「兄の嫁と暮らしています。」。7月25日に待望のコミックス第3巻が発売されました。いつも楽しみにしている漫画の一つ。発売日に速攻読みましたが、満足の読...
ドラマ・恋愛

漫画『甘木唯子のツノと愛』感想―繊細な心情が込められたアーティスティックな短編集

少女の額に生えたツノ。その意味するものは何か―。ちょっと変わったタイトルの短編集、久野遥子(くの・ようこ)さんの漫画「甘木唯子のツノと愛」を読みました。自分にかざされる手のひらを見上げる少女。その額には角状の突起が…。
ドラマ・恋愛

漫画『アイアンバディ』感想―二足歩行ロボットに賭ける技術者の情熱!

リアルに描かれるロボット開発ベンチャーの最前線。二足歩行ロボット「ロビンソン」は、果たしてエベレストの頂上に立てるのか?全4巻で完結となった漫画「アイアンバディ」を読みました。二足歩行ロボットの開発やロボット・ベンチャーの在り方を描いた、リ...
その他

「まんがのソムリエ」―面白い漫画をマンガ好きに教えてもらう

面白い漫画といかに出会うか、というのが漫画好きの命題(?)なわけですが。おすすめ漫画を検索する? 良い考えです。Twitterで漫画情報を追う? それもいいですね。でも、漫画に詳しい漫画好きの人に教えてもらう、というのも一つの方法。というわ...
SF漫画

漫画『AIの遺電子』感想―人型AIと人間の共存世界をリアルに描くSF

人間とほぼ変わらない外見だが、頭脳はAIであるヒューマノイド。そんなヒューマノイドたちと人間が共存する近未来をドラマティックに描くSF漫画が、山田胡瓜さんのSF漫画「AIの遺電子」です。タイトルの「AI」は「エーアイ」ではなく「アイ」と読み...
SF漫画

漫画レビュー『七夕の国』小さな超能力に隠された秘密!岩明均の傑作SFホラー

役に立たない小さな超能力を持つ青年は、やがて自身のルーツにまつわる大きな渦に飲み込まれて…。岩明均さんの『七夕の国』全4巻。超能力を発端とする怪事件を、歴史ロマンを織り込みながら描いたSFホラー漫画です。1996~1999年にかけて、小学館...
ミステリー・サスペンス漫画

漫画『超嗅覚探偵NEZ』感想―超人的な嗅覚の前に秘密は存在しない

「超能力」と言えば、どんな能力を思い浮かべますか?例えば、思念で物体を動かしたりとか、未来を予知したりとか、人の心を読んだりとか…。では「一部の身体能力が異常に高い」のはどうでしょう。腕力・脚力が強い、視力や聴覚がいい、勘が鋭い…、何ていう...
その他

「マンガ好きのためのマンガ家インタビュー集」―漫画ファンなら読んでおきたい一冊

「また、天才に会ってしまった…」そんな帯が印象的な漫画読本がこちら、「マンガ好きのためのマンガ家インタビュー集」というド直球なタイトルの本。一迅社より2017年7月1日に刊行されました。表紙は「それでも町は廻っている」の石黒正数さん。赤い背...
SF漫画

漫画『アーサー・ピューティーは夜の魔女』感想―終末世界を旅する魔女の物語

安息の地を求めて夜の魔女は、今日も世紀末を漂う―。「ヘレンesp」に続いて木々津克久さんの漫画をご紹介。「アーサー・ピューティーは夜の魔女」という一風変わったタイトルです。カバーでは、赤毛の女性が路上で何やら追い詰められているようで…?なお...
オカルト・ホラー漫画

漫画『ヘレンesp』感想―不思議な力に導かれる盲目の少女

目が見えず、耳が聞こえず、喋れない。そんな三重苦を背負った少女が、愛犬とともに人知を超えた出来事に出会う物語。木々津克久(きぎつかつひさ)さんの漫画「ヘレンesp」を読みました。週刊少年チャンピオン誌にて、2007年から2010年まで不定期...
SF漫画

漫画『深海蒐集人』感想―”過去”を引き揚げるダイバー!海洋SFロマン

漫画「深海蒐集人」、近未来の海に潜る華麗なダイバーを描いた海洋SFです。「蒐集」は「しゅうしゅう」と読みます。難しい字ですが「収集」と同義です。作者は「かまたきみこ」さん。かまたさんの漫画に触れるのは本作が初めて。朝日新聞出版より電子版全1...
ミステリー・サスペンス漫画

漫画『葬式探偵モズ』シリーズ感想―さらば愛しき葬式探偵

葬式にまつわる難事件をズバッと(?)解決する風変わりな探偵、「葬式探偵」もいよいよ見納め。吉川景都さんのミステリー漫画「葬式探偵モズ」。2017年5月刊行(電子版は6月)の「モズ 葬式探偵の帰還」をもって、シリーズ完結となりました。カバー左...
ゲーム・ギャンブル漫画

将棋漫画『王狩』感想―盤上を駆ける少年少女たちの戦い

2017年6月26日、プロ棋士・藤井聡太四段が前人未到の公式戦29連勝を成し遂げました。私も当日の様子を見ましたが、その落ち着きぶりはとても14歳には見えず。しかし記者会見のうつ伏せがちな様子から、藤井四段がまだ「少年」であることも感じまし...
ドラマ・恋愛

漫画『かの人や月』感想―7人と2匹の織りなすほっこりホームドラマ

テレビドラマ「あなたのことはそれほど」で、漫画を読まない層にも飛躍的に知名度の上がったいくえみ綾さん。ドラマがきっかけで「あなた~」を手に取られた方も多いと思いますが、そうなると他のいくえみ作品も読みたくなってくるのでは。それでは次の一作と...
ドラマ・恋愛

漫画『雪の峠・剣の舞』―これは戦でござる…!異色の時代劇2編

時代劇・歴史ものの良いところ。それはいつの時代に読んでも、色あせないおもしろさがあること。というわけで今回ご紹介するのは、岩明均さんの漫画単行本「雪の峠・剣の舞」。岩明均さんと言えば「寄生獣」「ヒストリエ」「七夕の国」と、数多くの長編漫画を...
ドラマ・恋愛

漫画『紅のメリーポピンズ』感想―スーパーナニーは今日も逃亡中!

エレガンスな育児テクニックで、子育ての難問・難事件を解決する謎のスーパーナニー。その正体は…?漫画家・高口里純さんの『紅(くれない)のメリーポピンズ』。単行本はジュールコミックスより刊行、全4巻完結済み。「ナニー」はベビーシッターとは区別さ...
ドラマ・恋愛

漫画『魔法のリノベ』感想―より良い住まいを目指して!リノベ+恋愛ストーリー

家族経営の工務店で社長がスカウトしてきたのは、凄腕の女性営業社員。しかし妻に逃げられ傷心中の長男にとって、その存在は微妙で…?星崎真紀さんの漫画『魔法のリノベ』。敏腕女性営業・真行寺小梅を中心に、住宅のリノベ(リノベーション)が生み出すドラ...
アクション・格闘技漫画

漫画『邪眼は月輪に飛ぶ』感想―藤田和日郎のノンストップ・アクション・ホラー

死をもたらす、悪魔の眼を持つ鳥。その前に人々は為す術もなく倒れ、滅亡へと近づく世界。そんな人類の脅威に立ち向かうは、仮面の老マタギ―。藤田和日郎さんと言えば「うしおととら」「からくりサーカス」など、少年誌での長期連載が多い漫画家さん。そんな...
SF漫画

漫画『スピリットサークル』感想―少年と少女を縛る輪廻の環

少年の命を狙う少女。その胸には遠い過去からの因縁が刻まれていた―。水上悟志さんのSF漫画「スピリットサークル」を読みました。2012年から2016年にかけて少年画報社「ヤングキングアワーズ」に連載。全6巻完結済みの漫画です。水上作品にふれる...
コメディ漫画

漫画『NKJK』―笑って泣ける!女子高生たちの友情物語

「JK」の意味は女子高生、なんてのもすっかり定着しましたが、「NK」って何?そこには涙なくして語れない、友情物語の秘密が…。というわけで今回ご紹介するのはこちら。吉沢緑時(よしざわ・りょくじ)さんの漫画「NKJK」。読みは素直に「エヌケイジ...