ミステリー・サスペンス漫画

ミステリー・サスペンス漫画

漫画『アドルフに告ぐ』感想―ヒトラー出生の秘密にまつわる歴史サスペンス

手塚治虫さんの歴史サスペンス漫画「アドルフに告ぐ」感想。第二次世界大戦時の日本とドイツを舞台に、ヒトラー出生の秘密に翻弄される3人の男たちをスリリングに描く、「大人の手塚漫画」。
SF漫画

漫画『Thisコミュニケーション』感想―リセットで最強部隊を作れ!SFサスペンス

六内円栄さん漫画「Thisコミュニケーション」感想。荒廃した世界を舞台に、極端に合理的な思想を持つ軍人と超人的な能力を持つ少女たちの、命を賭けたコミュニケーションが展開される新感覚のSFサスペンス漫画です。
ドラマ・恋愛

漫画『マイナス 完全版』感想―美貌の女教師が事件を巻き起こす!サイコ・スリラー

幼少時のトラウマから、「嫌われたくない」という感情が異常に強い新任女教師。 その脅迫的な観念が、やがて校内に凄惨な事件を引き起こしていく―。 山崎紗也夏さんの漫画『マイナス』全5巻。とある描写により、掲載誌が回収されたこともある問題作。 な...
ミステリー・サスペンス漫画

「ゴルゴ13」191巻―ゴルゴの窮地と宇宙でのスナイプ

あ、ゴルゴが宇宙へ行ってる! という表紙が気になって久しぶりの購入。さいとう・たかを先生の「ゴルゴ13」。191巻です。 って、何気に「191巻」ってスゴイね! 通常は3話収録の多いゴルゴ13コミックですが、191巻は「1万キロの狙撃」と「...
ミステリー・サスペンス漫画

漫画『インハンド』感想―天才変人科学者の活躍を描くサイエンス・サスペンス

医療ミステリー・サスペンス漫画なら、朱戸アオ作品を抜きにしては語れない! 「Final Phase」「リウーを待ちながら」などで、リアルな医療サスペンスの世界を見せてくれる漫画家・朱戸アオさん。 その系譜に連なる漫画「インハンド」、2019...
ミステリー・サスペンス漫画

「熱帯デラシネ宝飾店」―孤高の姫と無法の街で輝く3つの宝石

嬉野君さん原作・夏目イサクさん作画の「熱帯デラシネ宝飾店」。無実の罪で追われる身となった女子高生が、アジアンなイリーガル・エリアで、イケメン達に囲まれて危険な冒険をする、というお話。 連載は新書館の隔月漫画雑誌「ウィングス」。単行本は2巻ま...
SF漫画

「サマータイムレンダ」2巻ー島を覆う恐怖、加速する謎とスリル

和歌山の離島で、住民たちとひっそり入れ替わっていく「影」。ループして時間を繰り返す主人公の前には、死んだはずの義妹が…。 田中靖規さん描くSF・サスペンス・ホラー・ミステリー「サマータイムレンダ」、待望の2巻です。
ドラマ・恋愛

漫画『リウーを待ちながら』感想―地方都市を襲うアウトブレイク!

地方都市を突如襲った、未曾有のアウトブレイク。そこで生きる人々、そして死にゆく人々が見るものは―? 朱戸アオさんの『リウーを待ちながら』全3巻。アウトブレイクの恐怖を現場で奔走する医師たちを中心に描く、緊迫の医療サスペンス漫画です。
ミステリー・サスペンス漫画

漫画『ホテル探偵DOLL』感想―ゴルゴ13と共演した女ホテル探偵

さいとう・たかを先生と言えば、やはり世界を股にかけるスナイパーを描く『ゴルゴ13』のイメージがあります。 そんなゴルゴと「共演したことのある女探偵」を描いたのがこちら。『ホテル探偵DOLL(ドール)』です。 パッツン前髪の魅力的なショートカ...
SF漫画

漫画『サマータイムレンダ』感想―離島を侵食する「影」の恐怖!SFサスペンス

「ひと夏の離島サスペンス」、という触れ込みの漫画「サマータイムレンダ」。 読んでみると、「SF+サスペンス+ホラー+ミステリー」に「青春+恋愛」をぶっこんだ、ワクワク・ドキドキの止まらない漫画だった…! 「サマータイムレンダ」の作者は田中靖...
ミステリー・サスペンス漫画

漫画『Op -オプ- 夜明至の色のない日々』感想―大人の色香漂う保険サスペンス

バツイチ・38歳・フリーの保険調査員。ある日持ち込まれた仕事は、銃の暴発事故の調査。と、未成年の保護? 保険にまつわる事件を描くミステリー・サスペンス、ヨネダコウさん描く「Op -オプ- 夜明至の色のない日々」1巻を読みました。 カバーの人...
コメディ漫画

漫画『玉キック』感想―女探偵+オカルトのちょいエロ・コメディ

美人だけどゲスい!女探偵が、謎のWebカメラを従えて難事件を見事解決?するオカルト・コメディ「玉キック」。待望の第1巻を読みました。 原作は「怪物王女」の光永康則さん、作画は「まじカライズ」のいのまるさん。連載は少年画報社「アワーズGH」で...
ミステリー・サスペンス漫画

漫画『血の轍』感想―恐ろしくも美しい!息子を溺愛する母の狂気

押見修造さんの「血の轍(ちのわだち)」、1巻のレビューです。 …なんやこれ。スゴイやないか。怖いやないか。 「血の轍」は小学館ビッグコミックスペリオール連載、息子を溺愛する母親の狂気を描くサスペンス漫画です。
オカルト・ホラー漫画

漫画『報いは報い、罰は罰』感想―山奥の洋館で起こる恐怖の惨劇

六年は長い 目も開けられなかった赤ん坊が 報いを求めるほどに (森泉岳土「報いは報い、罰は罰」上巻P39より) 森泉岳土(もりいずみ・たけひと)さんの待望の新刊、「報いは報い、罰は罰」上下巻を読みました。 2016年刊行の2冊「うと そうそ...
ミステリー・サスペンス漫画

漫画『ROUTE END』感想―連続猟奇殺人犯「エンド」を追うサイコ・サスペンス

連続殺人鬼「エンド」。犯行現場に、バラバラ遺体で作った「END」の文字を残すその目的は? 謎多き連続バラバラ殺人事件に巻き込まれた特殊清掃業の青年と、その犯人「エンド」を追う女性刑事を描いたサイコ・サスペンス、「ROUTE END(ルートエ...
ミステリー・サスペンス漫画

漫画『超嗅覚探偵NEZ』感想―超人的な嗅覚の前に秘密は存在しない

「超能力」と言えば、どんな能力を思い浮かべますか?例えば、思念で物体を動かしたりとか、未来を予知したりとか、人の心を読んだりとか…。 では「一部の身体能力が異常に高い」のはどうでしょう。腕力・脚力が強い、視力や聴覚がいい、勘が鋭い…、何てい...
ミステリー・サスペンス漫画

漫画『葬式探偵モズ』シリーズ感想―さらば愛しき葬式探偵

葬式にまつわる難事件をズバッと(?)解決する風変わりな探偵、「葬式探偵」もいよいよ見納め。 吉川景都さんのミステリー漫画「葬式探偵モズ」。2017年5月刊行(電子版は6月)の「モズ 葬式探偵の帰還」をもって、シリーズ完結となりました。 カバ...
ミステリー・サスペンス漫画

漫画『ゴルゴ13 ACT-X』184巻感想―これぞゴルゴ!な醍醐味満載の一冊

さいとう・たかを先生の代表作の一つ「ゴルゴ13」。久しぶりに単行本を読みました。 手に取ったのは第184巻の「ACT-X」。200巻も間近? 表紙のバックは香川県のサンポート高松地区。ゴルゴの舞台が日本だと何となく嬉しい。
ドラマ・恋愛

漫画『海月と私』感想―ほっこり旅館コメディ、からまさかの展開へ…!

いや、これは隠れた名作漫画だと思うのですよ。麻生みことさんの『海月と私』全4巻。 青空のもと、爽やかに仕事をする板さんと女性。二人は恋人ではなく、雇い主と従業員という関係。しかしそこには、ちょっとした秘密が…?
アクション・格闘技漫画

漫画『ザ・ファブル』感想―もし「伝説の殺し屋」が1年の休暇を取ったら?

仕事を休んで、一年間大阪で普通に暮らせ―。 そんな変わった命令を受けた伝説の殺し屋を描く「ザ・ファブル」。笑いと緊張が交差し、絶妙に同居した漫画です。 作者は南勝久さんで、連載は講談社ヤングマガジン。単行本22巻にて第一部が終了、ひとまずの...